「仕事のQCDRS」って、なに?
新人向けビジネス基礎
QCDRSを意識して計画を立てる
仕事を受けたらいきなり手をつけるのではなく、計画を作成した後、取り掛かります。仕事の計画を立てるにあたって、判断基準となるのが、QCDRSです。
この5つの要素のベストバランスを考えることが社会人には求められます。
Q(Quality:サービス品質)
自分の基準ではなく、相手が満足する水準。どこに目線を設定するか
C(Cost:コスト)
同じ品質ならば、より低コストであるべき。一方、品質向上、納期短縮などのために「かけるべきコスト」もある。時間もコスト。
D(Delivery:納期)
一度決まった納期は絶対厳守。どんな仕事も納期から逆算してスケジュールを立てる必要がある。どれだけの時間をかけるか。
R(Risk:リスク)
仕事においては、事前にリスクを把握し、対応を検討する。リスクを避けるのか、あえて受け入れるのか。
S:(Service/Sales:サービス/セールス)
お客さまに対する付加価値の提供だけではなく、すべての人に対する「配慮」のことを指す。情報発信や共有、より相手が喜ぶ工夫なども、職場においては重要。
【仕事の基本+αコラム】QCDRS他の「S」 ご紹介
・Safety(安全)
社会人の仕事においては、常に安全を認識し、自分だけではなく、お客さま、上司・同僚など、利害関係者全体の安全を確保することが求められます。
本テキストでは、上司からコピーを依頼された時のQCDRSを考えるワークがあり、学んだことが実業務でどのように使えるのかイメージしやすくなっています。