現在、地方行政改革のもとで、自治体が地域社会の発展に果たす役割が拡大するとともに、国と地方の役割分担も進み、自治体に自己決定・自己責任が強く求められるようになってきています。それに伴い、自治体の管理職・リーダーの役割もこれまで以上に重要度が増しています。
研修では、管理職・リーダーが、「業務遂行・管理」、「対外折衝」、「教育・指導者」の3つの役割を果たすために何が必要かについて、考えていただくとともに、グループワークを通じて多様な意見を出し、その共有を図ります。
また、立場を変えて、自分の「部下・後輩」、「上司」が、管理職・リーダーとしての自分に求めている仕事についても、グループワークを通じて考え、自分がやるべきことを多面的な形で具体化します。
研修の最後には、グループワークで、現在、自治体において、「変革が必要な部分」と、「従来から求められている役割」を洗い出し、求められる「管理職・リーダー像」を明確化します。
特色
1.カリキュラムについて
管理職の立場での自身の自覚と責任感を認識することができます。
2.成果物、ツール・チェックシートについて
「判断基準シート」作成:管理職として意志決定していくには、組織の旧来の判断基準だけではなく、新しい判断基準を自ら作っていく必要があります。
3.研修の進め方
この研修は演習が中心で構成されています。自身で考え「気づき」を得ることにより、組織として、組織・自部署における管理職の「あるべき姿・役割」が明確になります。
4.講師について
指導する講師も現場で活躍している現役のビジネスマンであるため、講師自身のエピソードや事例をもとに研修を進めます。
管理職・リーダー層が業務遂行・管理、対外折衝、教育・指導者の3つの役割に必要な事を考える