行政の経営にイノベーションを起こすために、民間企業の経営手法を知り、その視点を基にワークシートを使って経営改善計画を立てていただく研修です。

行政の経営を健全に維持するためには、上層部を含めた全体へのコスト意識や危機感を持っていただくことがスタートです。民間企業と官公庁・自治体では異なるところがたくさんありますが、現代の行政運営においては、民間企業のコスト意識を見習うなど、民間企業から吸収すべきポイントがたくさんあります。

民間企業が持つ経営戦略の本質を理解し、行政の経営に活かすために、「何が必要なのか」というヒントを知るきっかけとしていただきます。

研修の進め方

最初に、自治体と民間企業の共通点と相違点を確認して民間企業から見た行政サービスを分析し、その特徴を明らかにします。

次に、自治体経営の新たな視点を獲得するために、「財務諸表の見方」や「収益性、効率性追求と顧客志向」、「コンプライアンス」、「PDCAによる管理計画」など、民間経営の手法を習得していただきます。

挿入されるワークでは、研修の流れの中で設定する時間を十分に確保できる場合、討議を繰り返してご自身の自治体経営に置き換え、より深く考えていただきます。本ワークの充実が、本研修による理解度の向上につながります。