2024年9月03日
厚生労働省が発表した2024年7月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月に比べ0.01ポイント増の1.24倍で、4か月ぶりに前月を上回りました。
新規求人倍率(季節調整値)は2.22倍で、前月比0.04ポイント減、正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.00倍で、前月と同水準でした。
有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.3%減、有効求職者(季節調整値)は前月比0.9%減となりました。
新規求人(原数値)は前年同月と比べ1.2%増加しました。
産業別にみると、学術研究,専門・技術サービス業(7.4%増)、情報通信業(6.6%増)、医療,福祉(5.1%増)など5業種で増加となりました。一方、教育・学習支援業で5.1%減少したほか、製造業(2.9%減)、建設業(1.4%減)など、物価高や円安による原材料費の高騰でコスト増となっている業界で求人を控える傾向が続いています。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)について、就業地別の最高は福井県の1.83倍、最低は大阪府の1.03倍、受理地別の最高は東京都の1.84倍、最低は神奈川県の0.93倍です。
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