5月のトレンドワード
健康経営
社員の健康管理を、"経営視点"で考え実践する「健康経営」。中~長期的な組織力・労働力・生産性の向上を目的としており、多くの名だたる大企業も具体的に取り組んでいます。
過重労働の解消や保健指導なども大切ですが、現場の社員が高い生産性で長く働くためには、精神面の健康、すなわち「メンタルヘルスケア」が欠かせません。
具体的な施策としては、ストレスチェックによる状況把握や、EAP(従業員支援プログラム)などがよくあります。しかし、今あるストレスを緩和するだけなく、制度導入や社員のスキルアップによって職場を改善し、ストレスを「予防」することも必要です 。
例を挙げると、メンター制度を導入して「なんでも相談できる環境」を作ったり、管理職のコミュニケーションスキルを向上させて部下のモチベーションを高めたり、といった施策が考えられます。特に、若手のストレス予防は従業員エンゲージメントの向上、離職リスク低減にも繋がりやすく、経営面にも大きなメリットが期待できます。
ついついCSRやリスク回避に目がいきがちな健康経営ですが、戦略的なストレス予防施策も併せてご検討ください。
Pick UP
- 良い人間関係を築くテクニックを身につける
- 現場と連携して相談しやすい環境を整備する
- 「心身ともに健康」に働ける組織づくりを学ぶ
- 細かな集団分析とフォローで職場を改善する
- 「質の高い睡眠でパフォーマンスを高める