最近、「健康経営」や「マインドフルネス」など健康やメンタルについての関心が高まっていますが、本日ご案内する「ウェルビーイング」もそのキーワードの1つとなります。
「ウェルビーイング(well-being)」とは、「身体的、精神的、そして社会的に良好ですべてが満たされた状態」という意味です。
「幸せな人は創造性が3倍高い、生産性が1.3倍高い、寿命が7~10年長くしかも健康」と言われているように、健康の問題は個人だけでなく、企業・組織のイノベーション、業務効率化とも関係します。企業・組織は、そこで働く人材ができるだけウェルビーイングな状態で仕事をできる環境づくりが求められています。
2021年のダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)で、クラウス・シュワブ氏が「第2次世界大戦後から続くシステムは環境破壊を起こし、持続性に乏しく、もはや時代遅れだ。人々の幸福を中心とした経済に考え直すべきだ」という発言をしたように、現在、経済中心の社会システムから、幸福を基点にした社会づくりへの変革(グレート・リセット)が求められています。
2022年の国連の世界幸福度ランキングで、日本は146の国・地域の中で54位でした。1位は5年連続でフィンランド、2位デンマーク、3位アイスランドなど北欧諸国が上位に来ています。
弊社インソースの本社がある東京都荒川区では、区民総幸福度(GAH)という幸福実感を測るための指標を設定し、その数値を分析しながら、住民の方の幸福実感を向上させる施策を行っています※。現在、複数の自治体でこのような独自の幸福実感の指標を設け、政策に反映する取り組みが行われていますが、企業・組織の取り組みと合わせて、こうした地域行政の取り組みを積み重ねて、日本全体の幸福度がどんどん上がっていくことが望まれます。
■ウェルビーイング人材の強み
身体的、精神的、そして社会的に良好ですべてが満たされ、幸福を感じているウェルビーイングな人材には、下記のような強みがあります。
(1)安定的に仕事で高いパフォーマンスが発揮できる
(2)熱意、こだわりを持って仕事を行うことで仕事の質が向上する
(3)落ち着いた環境の中で創造性や革新性(イノベーション)高く仕事ができる
(4)チームにウェルビーイングな人材が増えると、有機的に組織が機能し、生産性が高い職場となる
以下、ウェルビーイングの3つの構成要素である、「身体的充実」「精神的充実」「社会的充実」に沿って、ウェルビーイング実現のために必要なことを確認していきたいと思います。
※参考:荒川区「荒川区民総幸福度(GAH)に関する区民アンケート調査」(最終アクセス:2022/12/07) https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a001/kouhou/kouchou/gahanke-to.html
身体的に満たされた状態については、最近「健康寿命」という言葉をよく聞くようになりました。健康寿命とは、心身ともに自立し、健康的に生活できる期間のことです。この健康寿命を高めたり、健康を維持するために、自分一人でも手軽に行える活動の代表格が「運動」でしょう。
コロナ禍の影響もあり、自宅などの屋内でスポーツや運動をすることが増えたという人も多いようですが、令和2年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」※の結果を見ると、下記のような結果になっています。
・運動不足を「感じる」(「大いに感じる」+「ある程度感じる」)とする割合は79.6%
・運動不足を「感じない」(「あまり感じない」+「ほとんど(全く)感じない」)とする割合は18.9%
男女別に見ると、運動不足を「感じる」とする割合は女性が男性より6.1ポイント高くなっており、年代別に見ると、30代~50代で運動不足を「感じる」とする割合が高くなっています。
忙しい生活の中では、特に時間を取って運動をすることが億劫と感じてしまう方も多いと思いますが、実は、日常生活の中で、スポーツなど積極的に体を動かしてエネルギーを消費する活動のほかに、掃除や洗濯などの家事や通勤で歩く、子どもの世話をするなど、知らず知らずのうちに体を動かしている身体活動もあります。これらを数値化したものが「METs(メッツ)」です。
※参考:スポーツ庁「令和2年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」について」(最終アクセス:2022/11/29) https://www.mext.go.jp/sports/content/20200507-spt_kensport01-000007034_1.pdf
■「METs(メッツ)」は身体活動の強度を表す単位
運動強度の単位で、安静時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示したものです。「METs」とは運動や身体活動の強度の単位です。安静時(静かに座っている状態)を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を表しています。
歩く・軽い筋トレをする・掃除機をかける・洗車する・子どもと遊ぶなどは3メッツ程度、やや速歩・ゴルフ(ラウンド)・通勤で自転車に乗る・階段をゆっくり上るなどは4メッツ程度、ゆっくりとしたジョギングなどは6メッツ、エアロビクスなどは7メッツ、ランニング・クロールで泳ぐ・重い荷物を運搬するなどは8メッツ程度といったように、様々な活動の強度が示されています。
「METs」で考える運動の目標値としては、厚生労働省で、上記のように、目標値が示されています。
私も運動不足でメタボ気味ですので、上記を目標として運動する必要がありますが、「忙しいので来週から始めよう」、「きりのよい月初めから始めよう」などと考えていると、あっという間に始めるきっかけをなくしてしまいますので、「思い立ったら吉日」とすぐに明日から始める思い切りの良さと行動力が大切となってきます。そして、始めることができたら、徐々に運動を習慣化していきましょう。
※参考:厚生労働省 eヘルスネット「メッツ/METs(めっつ)」(最終アクセス:2022/11/29)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-004.html
※参考:国立健康・栄養研究所 「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」(最終アクセス:2022/11/29)
https://www.nibiohn.go.jp/files/2011mets.pdf
※参考:「健康づくりのための身体活動基準2013」及び「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」について(最終アクセス:2022/11/29)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple.html
精神的充実について、ポジティブ心理学では、ウェルビーイングを生み出す5つの要素(「PERMA」:パーマ) が提示されています。
ポジティブ心理学の祖のマーティン・セリグマン氏は、「PERMA」とは、「ポジティブな感情(Positive Emotion)」、「没頭、集中」(Engagement)、「人との関係」(Relationship)、「生きる意味」(Meaning)、「達成」(Accomplishment)の5つのことであるとしています。
①「ポジティブな感情(Positive Emotion)」
うれしい、面白い、楽しい、感動した、感謝の気持ちなど前向きでプラスの感情をもつこと。
②「没頭、集中」(Engagement)
仕事にこだわりとやりがいをもって、没頭したり、高度に集中する状態です。やり過ぎるとバーンアウト(燃え尽き症候群)になってしまう可能性はありますが、このような何かに没頭できるという状態は満たされたものといえます。
③「人との関係」(Relationship)
人間は孤独では満たされた状態になりません。電車やバスで席を譲るなど人に親切にすると自分も優しい気持ちになれるように、人との関わりも充実感と大きく関係しています。
④「生きる意味」(Meaning)
職場で自らの役割を果たし目標達成に貢献することから、社会貢献に至るまで人間は自分の行うことについて意味・意義を見出したり、大きな目的をもつと充実した形で人生を送ることができます。
⑤「達成」(Accomplishment)
人は、何かを達成することで、達成感や充実感を得ることができたり、また、その達成のプロセスで一生懸命努力していることに対しても充実感を感じます。
参考:マーティン・セリグマン著、宇野カオリ訳『ポジティブ心理学の挑戦~"幸福"から持続的幸福"へ』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2014年、34~41p
このウェルビーイングの5つの要素をすべて同時に満たすことは難しいですが、1つでも、またできるだけ多く、要素を満たせるよう意識して、仕事をしたり、日々の生活を送ることが大切となります。
特に、職場での仕事に限って言えば、以前にも取り上げた「ワーク・エンゲイジメント」を高める工夫がウェルビーイングの5つの要素を生み出すヒントとなります。
※ワーク・エンゲイジメントについてご興味のある方は下記の記事を是非ご覧ください。
【コラム】ワーク・エンゲイジメントで活き活きと働く!~仕事と個人の資源が仕事のストレスを減らす
■ウェルビーイングを職場で生み出す工夫
職場で外部(上司、先輩など)から与えられる刺激は、目標の達成や、個人の成長、活動を活性化するための動因となります。また、本人に認められた裁量性や周りからの支援があること、組織で正当な評価やキャリア開発の機会があることなども、本人がエンゲージ(活性化したり、仕事に集中する)したり、ウェルビーイングを生み出すために重要となります。
そのためには、自己効力感(自分がチーム・組織の中で貢献できていると実感して、自信があり、やる気に満ち溢れている状態)やレジリエンス(ポジティブに、かつ自分の成長につながるように物事を考えられるしなやかさ)といったマインドを育てる必要がありますが、これらは、若いうちから豊富に備わっているのではなく、仕事の成功体験を積み重ねることによって強化されるものです。まだ達成感や成功体験を積ませるためには、周囲の支援、サポートが欠かせません。 このように、部下・後輩のワーク・エンゲイジメントを高めるためには、上司・先輩などからの支援や働きかけが不可欠となります。
【精神的充実のための働きかけ方】
相手を精神的に充実させるために、上司・先輩が部下・後輩に効果的に働きかける方法について、いくつか事例を挙げます。
(1)仕事の成果を認める
自分の成果が他の人からポジティブに評価されることで、モチベーションが向上し、「また次チャレンジしよう」という前向きな気持ちになることができます。どれだけ成長できたか実感できるよう、できれば月に一度のペースでフィードバックするのがベストですが、難しければ半年に一度の評価面談の場で、部下の仕事ぶりを確認し、ポジティブな意見を伝えましょう。
(2)相手の成長を促すコーチング
相手が仕事でつまずいていたり、悩んだりしている時、「そんなこともできないのか」と上から目線で奮起を促すより、同じ目標を実現させる仲間として、相手を勇気づけるような声かけを行いましょう。これからどのように成長したいか、相手の未来に焦点を当てて話を聞くようにすると、相手は前向きな気持ちになることができます。
(3)個人に裁量を与える
組織の中で自ら意思決定できる範囲が広がると、より主体性を持って働くことができるようになります。相手の可能性を信じ、挑戦しようとするメンバーを支援し任せることで、相手の働きがいが高まるだけでなく、個人の潜在能力を引き出すことにもつながります。
(4)キャリア開発の機会を与える
相手の現状(強み・やりたいことなど)と、組織からの期待を踏まえて、長期的な目標を設定する機会をつくります。ただ漠然と働くのではなく、目標を意識して働くことで身につけたい能力が明確になります。また、目標に向けて行動を起こし、達成したという経験が、 成長実感を生み出し、モチベーションを高めます。
社会的充実については、職場で安心して自分の力を発揮できる環境をつくる「心理的安全性」、また心理的安全性を生み出すための管理職のメンバーへの働きかけである「インクルーシブ・リーダーシップ」、またプライベートでは、経済的にも安心して生活ができること、趣味など私生活を楽しんで過ごせること、また地域や社会に関わり貢献することなどが生活に充実感をもたらします。
ここでは、そのうち、「心理的安全性とインクルーシブ・リーダーシップ」、「経済的な充実」の2つを取り上げていきます。
■心理的安全性を生み出すインクルーシブ・リーダーシップ
リーダーシップの類型として、圧倒的なパフォーマンスで部下を引っ張る牽引型や、深い洞察力によって高い視座から部下を動かすビジョン型などがよく知られています。インクルーシブ・リーダーシップは、それらのリーダーシップと違い、メンバーにとってはグッと身近で、親しみやすさを感じさせながらも、同時に頼りになる存在としてメンバーに認めてもらえるような働きかけです。具体的には、以下の3つの特徴があります。
【インクルーシブ・リーダーシップの3つの特徴】
①開放性:親しみやすく、ざっくばらん
・多様なメンバーに対して分け隔てなくオープンに接する
・既存の考え方にとらわれず、新しいアイデアを柔軟に受け入れる
・メンバーの貢献に対して、感謝の言葉を常に口にする
②近接性:メンバーとの距離が近い
・いつもチームにいて、メンバーが困っているときはすぐに相談に乗る
・メンバーと頻繁にコミュニケーションを取り、良好な関係を維持できる
・誰にでも気軽に仕事を任せ、その様子を見ながら適切にフォローする
③有用性:メンバーの「役に立つ」
・メンバーの悩みを実際に解決してくれる
(PCから印刷できないなどちょっとした困りごとから、職務上のトラブルまで全般)
・専門的な質問にも的確なアドバイスをくれる
これら3つの特徴は、間違いや非難を恐れずに本音を言える心理的安全性の高い職場づくりにつながります。メンバーは、このようなリーダーシップを発揮するリーダーがそばにいることで、安心して自己開示ができるようになり、他のメンバーとの相互理解が進みます。
職場にウェルビーイング人材を増やすためには、管理職が上記のようなインクルーシブ・リーダーシップを発揮することが必要となります。
■経済的な充実も大切
話は変わりますが、「衣食足りて礼節を知る」ということわざがあるように、生きるために最低限必要なものが揃っていないとヒトは人間的な生活を送ることができません。経済的に充実しているということも持続的に自分の生活を充実するためには必須のこととなります。
夫婦2人が老後を充実した状態で過ごすためには2,000万円の貯金が必要ということが言われていますが、例えば40代の方には、お金の問題として、一般的に下記のような問題があります。
・子供が大学に進むなどして、教育・養育資金が膨らむ
・自身の老後資金の準備をスタートさせる
・親の高齢化に伴い、介護費用が必要になる
・住宅ローンの返済がある
・経済的に最も大変な時期に突入する
40代以降は若い時よりもさらに生活にお金がかかります。しかし、そのお金は、冷静に長期的な視点で人生を考えないと算出できません。現時点で十分な収入があっても、戦略がなければ、お金はあっという間に消費されてしまいます。長期的な視点で支出を予測し、戦略を練ることが求められます。
20代、30代の方は将来のことを考えるきっかけとして、40代以降の方は具体的なマネープランを考える機会として、興味があれば、下記の研修をご検討ください。
*【公開講座】20代向けキャリアデザイン研修~Must・Can・Willでキャリアを考える
*【公開講座】30代向けキャリアデザイン研修~主体的かつ戦略的にキャリアを考える
*【公開講座】40代向けキャリアデザイン研修~ワーク・ライフ・マネーバランスを考える
*【公開講座】50代向けキャリアデザイン研修~人生100年時代のマネーとキャリアを考える
※マネープランについてご興味のある方は下記の記事を是非ご覧ください。
【コラム】キャリアデザインを多面的視点で描く~マネーとワーク・ライフのキャリア
幸せと一口に言っても、人によって価値観も違えば定義も異なります。「幸せ」をはかる指標としては、地位財と非地位財というものがあります。
「地位財」とは、周囲との比較により、満足を得るものであり、収入、地位、物的豊かさなどがそれに当たります。また、「非地位財」とは、他人との相対比較とは関係がなく幸せが得られるもので、健康、自主性、社会への帰属意識、自由、愛情、良質な環境などがそれに当たります。非地位財は幸福の持続性が高く、地位財は幸福の持続性が低いと言われています。
現在、経済中心の社会システムから、幸福を基点にした社会づくりへの変革(グレート・リセット)が求められていることを述べましたが、自ら充実するためには、他人から与えられるものではなく、非地位財のように、誰に比較することもなく、自分自身でその何かを追い求めなければなりません。
社会のサステナビリティを実現するために、SDGs、カーボンニュートラル、DEIなど様々な取り決めがあるように、個人が自分自身のサステナブルな幸福を実現するためにはウェルビーイングがその重要な指標の1つとなります。
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