2023年5月24日
2024年卒学生の大手企業志向は48.9%で2年連続で半数を割り、中堅・中小志向とほぼ同割合となっていることが、マイナビ(東京・千代田、土屋芳明社長)が実施した「マイナビ 2024年卒大学生就職意識調査」で明らかとなった。
2024年3月卒学生の大手企業志向は48.9%で、前年比0.4ポイント増となった。大手企業志向は21年卒調査で過去最高値(55.1%)となってから2年連続で減少していた。前年から微増に転じたものの、2年連続で半数を割った。「中堅・中小志向」は前年比0.7ポイント減の47.1%だった。
|
企業を選択する場合にどのような企業がよいか(あてはまると思う項目を2つまで選択)を聞いたところ、「安定している」が48.8%(前年比4.9ポイント増)で5年連続で最多となった。
「自分のやりたい仕事(職種)ができる」が(30.5%/前年比2.3ポイント減)、「給料の良い」(21.4%/前年2.3ポイント増)が続き、この3項目が前年同様トップ3となった。「安定している」は3年連続、「給料の良い」は2年連続の増加となり、安定志向や待遇面への関心の高さが表れた結果となった。
行きたくない会社(あてはまる項目を2つ選択)を聞いたところ、「ノルマのきつそうな会社」が前年に続き最多で38.2%(対前年0.8ポイント増)となった。
2番目に回答が多かったのは「転勤の多い会社」で29.6%(対前年3.0ポイント増)。2008年卒から2023年卒まで「暗い雰囲気の会社」と「ノルマがきつそうな会社」が上位2項目を占めていたが、「転勤の多い会社」が「暗い雰囲気の会社」を抜き、入れ替わる結果となった。
|
現時点で最も志望度の高い業種を聞いたところ、最も人気が高いのは前年に引き続き「食品」だった。
最も増加割合が大きいのは「ホテル・旅行」で、前年比0.8ポイント増の2.9%となった。「鉄道・航空」も前年比0.7ポイント増となるなど、コロナ禍で影響を受けた観光関連、航空関連の志望率の上昇が目立った。
調査は、2022年12月1日~2023年3月26日、2024年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生(調査開始時点)を対象にWEB入力フォームで実施し、4万1197人の有効回答を得た。
配信元:日本人材ニュース
下記情報を無料でGET!!
無料セミナー、新作研修、他社事例、公開講座割引、資料プレゼント、研修運営のコツ
※配信予定は、予告なく配信月や研修テーマを変更する場合がございます。ご了承ください。
配信をご希望の方は、個人情報保護の取り扱いをご覧ください。
無料セミナー、新作研修、他社事例、公開講座割引、資料プレゼント、研修運営のコツ
登録は左記QRコードから!
※配信予定は、予告なく配信月や研修テーマを変更する場合がございます。ご了承ください。
配信をご希望の方は、個人情報保護の取り扱いをご覧ください。
人事のお役立ちニュース