2024年3月29日
派遣社員の実稼動者数(月平均)が前年同期比103.3%となっていることが、日本人材派遣協会の労働者派遣事業統計調査で分かった。(文:日本人材ニュース編集部)
2023年10~12月期の派遣社員の実稼動者数(月平均)は前年同期比103.3%の41万9871人で、前四半期平均より1万1028人増となった。
派遣社員の実稼動者数の前年同期比を地域別に見ると、東北(97.8%)、北関東・甲信(98.8%)、中国(97.4%)、四国(90.5%)、九州(98.4%)で対前年同期比100%を下回った。
前年同期比100%を上回ったのは、北海道(100.8%)、南関東(104.8%)、北陸(100.4%)、東海(106.5%)、近畿(103.6%)だった。
業務別に見ると、情報処理システム開発(114.3%)、機器操作(97.1%)、財務(111.6%)、貿易(102.7%)、一般事務(102.2%)、営業(95.5%)、販売(104.7%)、製造(104.5%)、軽作業(107.5%)だった。
紹介予定派遣の実稼働者数(四半期平均)は前年同期比84.1%の3042人だった。
短期派遣(30日以内)の実労働者数(四半期平均)は前年同期比75.6%の8万5067人。
調査は、労働者派遣事業を行う全国の515事業所を対象に実施した。
配信元:日本人材ニュース
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