2024年12月13日
厚生労働省が発表した2024年10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.25倍で、0.01ポイント増となった前月に引き続き2カ月連続の上昇となりました。
新規求人倍率(季節調整値)は2.24倍で、前月比0.02ポイント増、正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.02倍で、前月比0.01ポイント増となりました。
有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.2%増、有効求職者(季節調整値)は前月比0.7%減となりました。
新規求人(原数値)は前年同月と比べ1.2%増加しました。
産業別にみると、学術研究,専門・技術サービス業で8.9%、医療,福祉で3.4%増加となっています。また、先月大幅に減少していた生活関連サービス業,娯楽業で2.4%減と減少幅が小さくなったほか、物価高や円安の影響で新規求人を控えていた建設業や製造業でも1%未満の減少率にとどまるなど、人手確保に向けた動きが見られます。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)について、就業地別の最高は福井県の1.94倍、最低は北海道と大阪府の1.06倍、受理地別の最高は東京都と福井の1.77倍、最低は神奈川県の0.91倍です。
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