2018年4月11日
ハローワークを通じた障がい者の就職件数が8年連続で過去最高を更新したことが、厚生労働省がまとめた2016年度の障がい者の職業紹介状況で分かった。
障がい者の新規求職申込件数は、前年度比2.5%増の19万1853件となった。就職率も同0.4ポイント増の48.6%となり7年連続で上昇した。
障がい種別に就職件数を見ると、身体障がい者2万6940件(前年度比3.8%減)、知的障がい者2万342件(同1.9%増)、精神障がい者4万1367件(同7.7%増)、その他の障がい者4580件(同19.5%増)となっている。
身体障がい者は3年連続で減少。精神障がい者は高い伸び率だが、前年までの2ケタの伸び率と比べると鈍化している。
産業別にみると、医療,福祉(3万5386件)、製造業(1万2268件)、卸売業,小売業(1万1547件)の就職件数が多かった。
職業別の就職件数では、「運輸・清掃・包装等の職業」(3万2499件)の割合が大きく、「事務的職業」(1万8738件)、「生産工程の職業」(1万2366件)、「サービスの職業」(1万1242件)が続いている。
配信元:日本人材ニュース
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