2019年11月20日
2020年3月卒学生の10月1日現在の内定率は90.5%で、8月調査(88.2%)より2.3ポイント上昇しており、今年も9割を超えたことがディスコ(東京・文京、新留正朗社長)の調査で明らかとなった。就職活動終了者は全体の88.2%で、前年同期(87.5%)よりやや増加している。
10月1日現在の学生モニターの内定率は90.5%となった。属性別にみると、文系男子が87.2%(前年同期89.1%)、文系女子は93.6%(同93.3%)、理系男子は87.5%(同88.6%)、理系女子は97.9%(同91.2%)。
今期の内定率の推移についてディスコは「序盤から前年同期を上回る内定率をマークしてきた。8月も引き続き前年を上回り、企業の採用意欲が高い状態が続いていたが、後半になるにつれ就職以外の進路を模索する未内定学生の存在もあり、この10月時点で前年と同水準に落ち着いた。17年卒、18年卒の数字には届かなかった。」と指摘する。
内定取得学生のうち就職先を決めて就職活動を終了したのは95.3%。モニター全体を分母にとると、調査時点で就職先を決定して就職活動を終了した者の割合は86.2%だった。複数内定を保留しているなど未決定である者(2.0%)を合わせると活動終了者は88.2%となり、前年同期(87.5%)をやや上回った。
全員を対象に、従業員300人未満の中小企業への応募について聞くと、「中小企業にエントリーした」が62.8%(前年66.1%)、「中小企業の面接試験を受けた」が57.3%(同59.8%)となり、ともに減少傾向だった。
中小企業へのエントリー社数の平均は9.0社で、前年調査(10.2社)より1.2社減少。前々年(13.0社)からは4社減少した。総エントリーに占める中小企業の割合は約3割で大きな変化はないが、総エントリー社数の減少に伴い、中小企業へのエントリー社数も減少した。
面接受験社数は平均2.5社。面接社数も徐々に減少している。
調査は、2019年10月1日~9日、2020年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象にインターネットで実施し、1127人の回答を得た。(文系男子351人、文系女子329人、理系男子304人、理系女子143人)
配信元:日本人材ニュース
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