ENERGY vol.01(2020年春号)掲載
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個々のメンバーの性格や状態に合わせて働きかけを変える柔軟性が求められる
現代の会社組織では、一人ひとりの仕事観や雇用形態、勤務形態が多種多様に渡っているため、管理職やリーダーが適切に対応することが難しくなっています。かくいう私自身、メンバーの性格やスキル・経験・モチベーションを見極めて、ベストパフォーマンスを引き出すにはどうしたら良いかと沢山失敗もしながら試行錯誤してきました。ですので、お問合せをくださるお客さまの心情にはとても共感できます。お客さまの負担を減らして、ビジネスを少しでも前進させるお手伝いが出来れば嬉しいですね。
最近では、「異なる人々や視点を受け入れ、組織に生かす」というダイバーシティ&インクルージョンの考え方が広まってきていますが、マネジメントや部下指導・育成に関わる上では、「個々の把握」、「適切な業務分担」、「密な対話と改善」が仕事の成果に大きく影響します。
「人を見て法を説け」と言われるように、個々のメンバーの性格やその時の状態に合わせて働きかけを変えるといった柔軟性がより求められる時代になってきています。
管理職やリーダーに求められる要素が以前より増えていることもあり、今後、管理職研修やリーダー研修を企画する際には、マインド面の働きかけに留まらず、知識・スキルのインプットも充実させていく必要があるのではないでしょうか。
本コラム掲載号の記事一覧
2020 SPRING
Vol.01 「個」を見る
Vol.1は、「個」を見る人材育成がテーマです。イマドキ世代の育て方に悩みをもつ組織が多くあります。全員一律ではなく、個人の特性を見極めた教育により、能力を引き出し、生産性を高めることができます。また、適正に合わせたIT教育により、組織内部の人材でDXを実現することも可能です。
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2024 SUMMER
Vol.14 使えるアセスメント
vol.14は「アセスメント」がテーマです。 人的資本経営の注目により「人」の価値を引き出すことが重視されるようになりました。 客観的に評価・分析することができるアセスメントを活用することで多様な人材が活躍できる人事戦略に役立てることができます。 本誌では、採用、管理職育成など様々な場面でのアセスメント活用方法についてご紹介しております。