仕事でストレスを溜めないための7つの方法!!
2019.07.31
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デキるビジネスパーソンはストレスに強いもの。ちょっとしたことでは動じない強い心が仕事を完遂する原動力になる。こう書くと性格の問題だと思う人も多いだろう。しかし、ストレスは、仕事のやり方を変えることで実は対処可能だ。この記事では、ストレスに強い人の特徴について解説する。
良い意味で諦めが早い
仕事でもプライベートでも自分がどんなに努力してもコントロールできないことがある。
例えば、人の性格はその一例だ。あなたが営業部員だとしよう。営業先の担当者にあなたの人格や売りたい商品をプレゼンすることはできる。営業部員としては、早く結果を出してほしいものだ。
しかし、営業先の担当者が優柔不断な性格であれば、結論は先延ばしになる可能性が高い。この担当者に対し、「早く決めてくれ」と言うことはできるが、本質的な性格は変わらないため、迫ったところで無駄なのだ。
ここで「あの人はダメだ」とストレスを抱えてしまうのは無駄なこと。変わらない、変えられないことにこだわってはいけない。ストレスに強い人は、このような状況に直面すると、「時期がくればどうにでもなる」と頭を切り替え対処する。無駄なストレスを感じないこともストレスに対する有効なテクニックと言えよう。
仕事を一人で抱え込まない
業務が複雑化している昨今、一人で完遂できる仕事は少ない。チームワーキングを以て行う仕事のほうが多いと言えよう。
ストレスに強い人は、自分のキャパシティを超えそうな事案に対峙したとき、周りにヘルプの声を上げ、協力を仰ぐ。
仕事の重圧に押しつぶされることを事前に避けるよう努力している。裏返せば、どれくらいのストレスなら耐えられるか自分なりに把握しているとも言える。
「仕事は一人でやるものではない」。そういう認識を持ちながら業務に当たれば感じるストレスはずいぶん軽減できるものだ。
プラス思考である
ストレスに強い人は、難しい事案に直面しても「なんとかなるさ」とプラス思考で対処する。
プラス思考になれば、どんな事案であっても必ず善後策が見つかるものだ。一方、マイナス思考が見に付いていると「どうしよう、どうしよう」と慌てふためき、考えることさえ難しくなる。
とはいえ、マイナス思考の人にプラス思考を強制するのは酷なもの。自分がマイナス思考の持ち主だと思ったなら「俺ならできる!」と実際に声に出してみよう。単純な方法ではあるが、自分を奮い立たせるためには、有効な手段だ。きっと難しい事案にも対処する勇気が出てくるはずだ。
自己評価が高い
ストレスに強い人は、自分に自信を持っている。過度な自信は、考え物だが、自信がなさすぎるのは問題だ。
自信があれば、仕事に対し、悠然と対処できる。反対に、自信がなければ、仕事に迫力がなく、発言力も小さくなりがちだ。
自信を形作るのは、性格だけでなく、日々の努力だったりもする。ストレスに強い人は、勉強熱心でもある。日頃勉強しているという自負が自信を形作っているのだ。
自信が「俺ならできる!」という気概を生み、難しい仕事に取り組む勇気を与えてくれる。ここまで来れば、小さな仕事でストレスを感じることさえなくなるはずだ。
タイムマネジメントが上手
ストレスを感じる原因はさまざまであるが、「時間がない」というのも一因であろう。「時間がない」と焦りが生まれ、ストレスを感じ、仕事が手につかなくなるものだ。
ストレスに強い人は、たとえ「時間がない」という状況に直面しても、作業工程を見積り、ひとつずつ対処していく。案外、最終工程までしっかりと見通すことができれば、安心できるものだ。
例えば、3日後までにプレゼン資料を作成するよう命じられたとしよう。ストレスに強い人は、作成に要する時間を見積り、1日前には提出している。締め切りギリギリに提出すると、上司などから「あの資料はどうなっている?」などと聞かれ、ストレスを感じることを知っているのだ。
1日前に提出しておけば、修正にも容易に応じることができる。締め切りギリギリになって提出しがちな人は、見習いたいものだ。
没頭できる趣味を持っている
ストレスに強い人は、仕事とプライベートをうまく切り離している。抱えたストレスは、趣味によって解消し、仕事に持ち込まないよう努力している。
筆者の私見ではあるが、ストレスに強い人は、アウトドア系の趣味を持っていることが多い。アウトドア系の代表格と言えば、ランニングだろう。自分の好きな時間に好きなだけ走れるという気軽さが受けている。
もちろん、インドア系の趣味が悪いというわけではない。お笑いライブや音楽ライブに時折足を運び、思いっきり笑ったり、騒いだりするのもいいだろう。
ストレスに強い人は、ストレス発散に長けている人とも言える。ぜひ何かしら没頭できる趣味を見つけてほしい。
ストレスは仕事のやり方を変えることで軽減できる
以上挙げたように、ストレスに強い人は、仕事のやり方を日々工夫している人でもある。強いストレスに直面しないようコントロールしているだけでなく、自分のストレス容量を知っているとも言えよう。
ストレスを感じがちな人は、仕事のやり方を見直してみよう。そうすることで、ストレスへの考え方自体を変えることができるかもしれない。ストレスは、決して悪者ではなく、業務改善のきっかけにもなり得るものだ。
配信元:日本人材ニュース
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