研修を語る

新任管理職研修 を語る

2024/10/24更新

新任管理職研修 を語る

初めて管理職になられた方に
必要最低限な知識や考え方を
身につけていただく研修

管理職になるまでは意識していなかったり、知らなかったりした、
管理職としての仕事の進め方や考え方が、実はたくさんあるはずです。
それを管理職として改めて再認識し、最低限必要な知識や考え方を身につけ、
「組織」と「業務」と「人」のマネジメントについて学んでいただく研修です。
研修の副題通り、「明日から自信を持ってマネジメントを始め」ていただけます。


【ニーズ】
改めて「管理職とは?」について整理し、管理職としてのマネジメントのやり方を学ぶ必要がある

管理職に向けての研修は、"改めて集合研修でやった方が良い"という流れがあります。 組織側が「(管理職なら)これくらいは知っておいて欲しい」と考えることを、実際、管理職になるまでに、きちんと学ぶ機会はあまりありません。ですので、管理職になられた、あるいはなる直前のタイミングで、"マネジメントとは何たるか"ということを、座学も含めて、改めて学ぶ必要があります。

また、「この研修で、そういうことを初めて知りました。新鮮です。」というよりは、これまでの経験の中で「自分の上司や先輩たちがこうしてきたことには、こういうところに意味があったのか。」といった、根拠を見つけたりする、整理整頓のための研修でもあります。つまり、きちんと「管理職とは?」について整理していただきます。

一方、「管理職にこうあって欲しい」という組織の意向は、なかなか組織内部では言いづらいものですから、"外部研修の力をうまく使って"といった需要もあります。
外部研修に頼む、という点だけをとらえると、組織内部で研修を行った場合は、管理職の方のキャラクターだったり、思いだったりが強く出てしまって、客観的な立場での管理職として必要なスキルや知識、考え方がうまく伝わらないことがあります。つまり、"○○さん流"みたいなことになってしまうので、あえて外注する場合もあります。


【効果】
受講した方が明日以降、自信を持ってマネジメントができるようになる

管理職になると、急にやるべき仕事が増えます。自分にとって未知のことでもやらないといけません。そこで自分なりの考えがある方だったら良いかもしれませんが、そうでないケースが最近多いように見受けられます。


「管理職をやって」と言われたから「分かりました」とは答えたものの、「本当に自分に管理職が務まるのかどうか不安」という方や、「管理職とは実際には何をしたら良いのだろう」というような不安を持っている方も多いと思います。新任管理職が最低限知っておくべき事をまとめた本研修を通して、それらの不安を解消し、自信を持ってマネジメントができるようになっていただけます。また、研修の終わりに3ヶ月間の行動計画を作り、新任管理職のスタートダッシュを確実なものとします。


【特徴】
「人のマネジメント」の割合が非常に多い


本研修のカリキュラムは、「人のマネジメント」の割合が非常に多いです。2日間を通して、その半分は「人」に関することです。やはり管理職にとって、"人の管理"が重要な業務になります。通常であれば部下がいる立場なので、"どのように部下をマネジメントしていくのか"というところが皆さん、気になるのではないでしょうか。


研修では、労働基準法に基づいた労務管理やOJT、人事評価も取り上げていますが、管理職は「自分の部署の人たちに、いかにベストパフォーマンスを出してもらうか」ということを意識しないといけないので、その辺のお話をするための前提知識となることを確認するプログラムが多いです。自部署の人それぞれが、自分ができることや、やりたいことができ、持っている力をうまく発揮できるような体制作りが、管理職の仕事のなかでも大変な業務だと思います。


また、インソースの研修で扱っている「評価」は、「評価することが目的ではなく、あくまで人材育成の観点からの評価」です。ですので、評価に関しては、初めてマネジメントする皆さんにも分かりやすいかと思います。なかには、「自分はそんな評価をするに値しない」と言う方もいらっしゃいます。それは分かりますが、「評価」も管理職の役割のひとつです。その人に対して○×をつけるのではなく、その人が出した成果とその人のパフォーマンスに対して、「ここは目指した目標に達していないです」「ここは目指したパフォーマンスを超えています」という判断をします。その部下自身の「人」としての評価ではないのですが、その辺りがはっきりとは分かりづらいのかもしれません。あくまで、"その人がどういう行動を取ったか"に対してしか、評価はできません。プロセスももちろん見ますが、"お客さまに気に入られているから"といった曖昧な表現では、なかなか評価はできません。


後は、評価された側から、色々と意見を言われたりした場合、打ち返せるだけの事実や出来事の積み重ねをどれだけ持っているかどうか、だと思います。「あなたは、こういう場面でこういうことを言って、こういう行動を取ったよね? だから、評価がこうなんですよ」と。研修の時間には限りがあるので、このような話を全部できるわけではないですが、でも、そうした評価の話も最低限度、必要な部分は入っていますし、ケーススタディも「面談」という形のケースを取り上げています。その辺りも特徴のひとつですね。



【重点ポイント】
「人の管理」について重点的に取り組む


重点的に取り組むのは、やはり「人の管理」についてです。組織目標を実現するにも、業務を改善するにも、人間関係がうまくいっていないと、なにもできないからです。自部署のメンバーとの関係性、メンバー同士の関係性、メンバーと自分の関係性、そのような様々な人間関係において、ちゃんとポイントがつかめているかどうかが大切になってきます。



【研修の流れ】
座学→ワーク→座学→ワークの流れで行う


まず最初に、管理職の役割や行動基準を確認します。管理職として、"組織から求められる役割"や"部下や後輩から期待されること"とは何か、ということを考え、実際に管理職としての役割とマネジメントの内容について押さえます。それらを通して「管理職としての在り方」を自覚していただき、具体的な「組織」「業務」「人」のマネジメントについて学んでいきます。ここでは前述の通り、特に「人」のマネジメントに重点を置いています。



【演習】
自部署に置き換えたワークで、より実践的に知識やスキルを習得

マネジメントやリスク管理などの各項目を講義で学んだ後、それぞれ演習として、自部署に置き換えたワーク等に取り組んでいただきます。それにより、より実践的に管理職に必要な知識やスキルを身につけていただけます。最後に実践ケーススタディとして、「評価」のケーススタディを行います。評価する際によくあるケースを取り上げ、3人1組で、上司、部下、観察者の役に分かれて実施します。観察者は、「今の上司役の人が部下役の人に言った言葉は、果たして有効なコメントだったのか」「上司役の表情はどうだったか」など、第三者の目線で見る人です。この3つの役をローテーションで行います。また、研修のまとめとして、明日からの行動計画を立てていただきます。


【ひと言】


この研修は2日間ですが、もちろん研修期間が長ければ長いほど、やりたいこともやれるし、メッセージも多く伝えられます。ただ、現場を離れられない方がほとんどでしょうし、あまり長すぎてもいけません。ですので、管理職として必要最低限のことだけを詰め込んだ、ちょうど良い2日間の研修にしています。



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