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ナラティブ・コミュニケーション研修~物語を通して相手の課題を引き出し行動を促す(1日間)

ナラティブ・コミュニケーション研修~物語を通して相手の課題を引き出し行動を促す(1日間)

主観的に語らせることによって、相手の思い込みを発見し、そこから問題解決の糸口を探る方法を考える

研修No.B CMN520-0000-4863

対象者

  • 若手層
  • 中堅層
  • リーダー層
  • 管理職

・メンバー(特に部下・後輩)から相談を受ける機会が多い方
・ロジカルなコミュニケーションだけでは意思疎通に限界を感じている方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 自身の考えを押しつけることなく、主体的な望ましい姿の実現を促したい
  • 思い込みによって自身を縛っている部下やメンバーのスキルアップを支援したい
  • 対話の重要性は分かるが、具体的にどうすればよいかわからない

研修内容・特徴outline・feature

「本来望ましい姿」と、「現実の姿」の間にはギャップ、つまり問題があるものです。ナラティブ・アプローチとは、相手が抱える悩みや不満などを「主観を尊重した物語(ナラティブ)」として語ってもらい、対話によって問題の原因を自覚し肚落ちさせることで、主体的に解決へ向かわせ「目指す姿」を実現するための支援活動です。

人材の多様化が進む今、それぞれの価値観を理解し、個に合わせて対応することが求められているため、注目を集めているコミュニケーション手法です。理屈や正論だけではうまく動いてもらえないとお悩みのリーダーのみなさんに、相手の気持ちに寄り添いながら行動変容を促す手法を身につけていただけます。

※本研修は22年10月より研修名を変更いたしました。
旧研修名:「ナラティブ・コミュニケーション研修~物語を通して相手の課題を引き出し行動を促す」

研修のゴールgoal

  • ①相手の行動変容を促すナラティブ・アプローチの5つのステップを理解する
  • ②ロールプレイングによる反復練習で相手目線の傾聴力・質問力を体得する
  • ③相手の話を多面的に捉え、本質思考で「あるべき姿」が実現していない原因特定のための思考力を養う
  • ④相手の納得を引き出し、相手を動かすための語る力を身につける

研修プログラム例program

内容
手法
  • 1.物語と対話による問題解決 ~ナラティブ・アプローチ
    【ワーク】「社会人になって間もない頃にやってしまった失敗談」について、2通りのパターンでメンバーと話し、業務連絡と語りの違いを体感してみる
    (1)ナラティブ・アプローチとは ~語りを通して問題解決を支援する
    (2)ナラティブ・アプローチにおける5つのステップ
講義
ワーク
  • 2.ステップ① 相手が語る主観の物語を聴く
    (1)まず、相手が「支配されている」世界を知る
    (2)最初は傾聴に徹することが大事
    (3)大前提として求められる「心理的安全性」
    (4)なぜ主観的な物語を重視するのか
     ①誰もが「主観的な事実」に支配されている
     ②問題発見に必要な2つの視点 ~実在論的視点と構築主義的視点
    【ワーク】話し手役と聞き手役に分かれて、「職場で私が苦手とするタイプの人」について傾聴の練習を行う
講義
ワーク
  • 3.ステップ② 解決すべき問題をあぶり出す ~外在化
    (1)人と問題を分離し、客観視する
    (2)問題に名前を付けて捉え直す
    (3)問題の外在化に役立つ様々なスキル
     ①フレーミング効果を疑う
     ②リフレーミング ~問題を身近なものにあてはめて捉え直す
    【ワーク】仕事の悩みや問題をひとつ書き出し、名前を付けて外在化する
講義
ワーク
  • 4.ステップ③ 質問により、内省を促す
    (1)相談者自身に問題の実態について考えさせる
     ①内省(リフレクション)の目的
     ②「指摘」ではなく「質問」
     ③求められるクリティカル・シンキング
     ④時間をかけても諦めさせない
    (2)詰問口調を避けながら「本当に?」を問う
    【ワーク】3章で書き出した問題について、内省を促す質問の練習を行う
講義
ワーク
  • 5.ステップ④ 思い込みとは異なる「例外」を見つける
    (1)例外の発見による「支配」からの解放
     ①ユニークアウトカム(特異な成果)
     ②価値観を相対化し、視野を広げる
     ③「ユニークアウトカム」はポジティブに伝える
    (2)例外を発見するためのポイント
     ①語られていない物語に注目する
     ②論理の誤謬を見つける
     ③アンコンシャス・バイアスに着目する
    【ワーク】4章の内省を促す質問を通して見つけ出された「ユニークアウトカム」をメンバーと共有する
講義
  • 6.ステップ⑤ 相手を主人公に据えて、物語を再構築する
    (1)オルタナティブ・ストーリー ~物語の再構築
    (2)再構築を支援する
    (3)自身の期待を伝えて背中を押す
     ①自己効力感にアプローチする
     ②最後はコミットメント(約束)を結ぶ
講義
  • 7.ロールプレイング
    【ワーク】ナラティブ・アプローチの手順を使って、自身の部下指導に関する悩みを対話と物語の力で解決する
ワーク
  • 8.まとめ
ワーク

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全力Q&A{{list[0]['category']}}関連の全力Q&A

よくあるご質問について、研修のプロとして熱く丁寧に回答します。

カスタマイズ事例~ケーススタディCASE STUDY

本研修のカスタイマイズ事例として、作成したケーススタディを業界別にご紹介します。

{{theme}}研修のケーススタディ一覧

開発者コメントcomment

通常、ビジネスの現場では簡潔でムダのないコミュニケーションが求められ、個人の主観は重要度の高くない情報としてそぎ落とされてしまいがちです。

ナラティブ・アプローチは、従来のロジカル偏重の問題解決を批判し、問題を抱える個人の主観を尊重し寄り添うことで、論理的にも感情的にも当事者が「納得できる」問題解決を行うことを目的とします。

普段慣れている「生産性重視」のコミュニケーションから、スピードを何段階も落として根気強く対話に向き合うことが求められますが、通り一遍のやりとりだけではうまく相手を動かせない問題に対して有効です。

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