共感力研修
研修の特徴・目的
共感力とは、信頼関係を築き、仕事を円滑化する力
共感力はビジネスパーソンのたしなみ
スムーズに仕事を進めて高い成果を上げるために、多様なステークホルダー(利害関係者)といかに協働していくかが課題となります。しかしながら現場では、人材や働き方の多様化に伴い価値観のギャップに戸惑っている、メンバー同士で衝突している、関係性が希薄化しているなどの悩みもよく聞かれます。このような背景を踏まえ、ビジネススキルとしての共感力(エンパシー)が注目されています。共感力の高い人材は、価値観の異なる相手や利害が対立する相手であっても、心情を汲みながら建設的な議論を推し進めることができます。
自分の意思で共感「する」ことで仕事の可能性が広がる
多様性と一言で言っても、性別や年齢、心や体の特性、家庭環境や勤務形態、出身地や国籍など切り口は様々です。まずは相互理解から始め、違いを尊重しつつゴールをすり合わせることが大切ですが、現実では「尊重しがたい」と思ってしまう場面も多々あります。このような場面を乗り越えるためには、個人の経験と成長を待つだけでなく、能動的に共感「する」トレーニングが有効です。これらは社内外の調整や交渉、職場のダイバーシティ推進やエンゲージメント向上など、様々な職場課題のキーファクターでもあります。関係者との継続的な成長・発展を実現させるために、是非とも組織として底上げを図りたいスキルです。
共感力研修のポイント
メンバーの心理的安全性や帰属意識を高める
仕事で成功したときには「良かったね」、失敗したときには「大変だったね。何かできることはある?」といった会話がごく自然になされる職場が望ましいのは言うまでもありません。しかし、チームによってムラがある、多忙に追われてやりとりがぶっきらぼうな職場も多く見られます。弊社の研修はグループワークや事例検討を通じて他者視点を獲得し、具体的な声かけを検討することで、想像力や対応力を伸ばすことを目的とします。組織のチームビルディングや職場風土改善の効果が期待できます。
自他尊重のマインドを養い、伝える力を強化する
利害の一致しない相手へ依頼や説得を試みるとき、ほとんど妥協の余地のない中で、相手に受け入れてもらわなければならないこともあります。しかし、遠回しな言い方ではこちらの本意が伝わらない、配慮に欠けた言い方では相手に批判ととられ反感を買ってしまうといった事態になりかねません。言いたいことを自他尊重の姿勢で伝えるスキルを養うことで、相手を見下したり自分も卑屈になったりすることなく、フラットな立場で率直に向き合うことができるようになります。
思慮深いコミュニケーションを取るためには知識が必要
外部の相手は共通言語や前提知識が異なるため、それだけ配慮すべきことや説明すべきことも多くなります。業界知識や教養、ニュース・トレンドの知識が不足していると、課題認識が食い違う、知らず知らずのうちに相手を軽んじた言動をしてしまうことになりかねません。仕事のスケールが大きくなるほど様々な相手とパートナーシップを築く場面が増えるため、知識のアップデートが重要になります。
共感力研修 おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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共感力と論理力の両輪で世代間ギャップを克服するプラン
自分たちの世代の常識を押し通そうとする意識を変え、他の世代の考え方を理解し歩み寄ろうとする組織風土を醸成するとともに、各自が不得意とする部分を補うパッケージング
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各階層の「タテ・ヨコ・ナナメ」の関係性を強化するプラン
社員同士の関係が希薄化している組織向けに、各階層にタテ(上司・部下)・ヨコ(同僚)・ナナメ(他部署の先輩・後輩)の関係を強化する研修を実施し、結束力を高める
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自信を持って他者への折衝・交渉に臨む事前準備徹底プラン
アサーティブコミュニケーションによる率直で前向きな意見の伝え方を踏まえ、相手の機先を制した折衝・交渉を目指すプラン。交渉成立の確度を高める事前準備のコツも学ぶ
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全階層が各々に必要なコミュニケーション力を鍛えるプラン
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心理的安全性を高め、チームの健全な挑戦を促すプラン
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多様な人材が主体的に挑戦できる風土をつくるプラン
共感力研修 研修プログラム
旬のプログラム
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チームビルディング研修~お互いをリスペクトし、成功に導く
全メンバーが気持ちよく働き、シナジーを発揮するための「コミュニケーションのグランドルール」とは
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自分のトリセツワークショップ~チームと相互理解を深める
トリセツシートを使用し、深いレベルでの「自己開示」をすることで相互理解を深め、機能的なチームを作り出す
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逆フィードバックワークショップ~部下の本音から気づきを得る
ファシリテーターを介して部下が上司に本音を伝えることで、より良い職場作りを実現する
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関係性構築ワークショップ~先輩・後輩での相互理解を深める
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内定者研修~giraffeを通じて同期との相互理解を深める(半日間)
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【giraffe付き】関係性構築セミナー~自己開示から始める(1日間)
基本プログラム
階層やニーズ別のプログラム
共感力研修 ワークショップ
共感力研修 動画教材・eラーニング
共感力研修 おすすめサービス
共感力研修 Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
共感力研修 読み物・コラム
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今、求められる共感力「エンパシー」
立場の違う相手とベクトルを合わせていくためのスキルである「エンパシー(共感力)」について取り上げます。人材育成の課題の一つとして掲げる組織も増えている「エンパシー」について、改めて知っておきたい定義や、エンパシーを発揮するために具体的に何をすればよいのか、ケーススタディをもとにお伝えいたします。
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信頼関係を築くには、仕組みと共感がポイント
「信頼できる人」というと、あなたはどのような人を思い浮かべますか。あるいはこれまでの人生で、どんな時に「この人のことを信用できる!」と感じましたか。私が今でも忘れられないのは、人生で初めての上司だったⅠさんという方です。どんなに辛い時でも、Iさんの言葉を胸に社会人生活を送ってきました。
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人格の陶冶シリーズを語る
テキスト作成部門として開発に携わった大畑と安西が、人格の陶冶シリーズが生まれた背景や特色についてたっぷりと語ります!
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人事・労務キーワード集「カタルシス」とは
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ステレオタイプ脅威に負けないために
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アサーティブコミュニケーション研修を語る
研修のプロがお答え共感力研修 全力Q&A
お客さまから「{{trainingName}}」に多く寄せられるご質問を抜粋して掲載しております。
質問をクリックすることで、回答が表示されます。
研修のプロがお答え共感力研修 全力Q&A
お客さまから「共感力研修」に多く寄せられるご質問を掲載しております。
リモート勤務者が増えたこともあり、普段職場で顔を合わせないメンバー同士が共感し、チームの一体感を醸成する機会が少なくなっています。チームワークを向上させるにはどうしたらいいでしょうか。
リモート勤務者にも無理のない範囲で一度出社してもらい、メンバー全員でゲームやワークショップに参加いただくのはいかがでしょうか。チームビルディングのためのゲームに取り組むうち、顔を合わせない方々同士の見えない心理的な壁が崩れていく様子を見ているのは、講師や弊社営業担当としても、なんとも言い難い喜びややりがいを感じられる一場面です。
育休を取っていた部下が復職するのですが、管理職の自分に育児の経験がなく、部下に共感できるか自信がありません。解決策となる研修はありますか?
はい、ございます。
部下の育児参加に理解のある管理職、「イクボス」としての考え方や行動の仕方を学ぶ研修がおすすめです。イクボスが最初に直面する課題として多くご相談を寄せられる育児中の部下とのコミュニケーションや周囲のメンバーとの関わり方を、ケーススタディを交えながら習得します。コミュニケーションだけでなく、適正な業務配分や采配の取り方など、受講者さまのお悩みに応じてカスタマイズも可能です。性差の固定観念に縛られないイクボス研修なども開発しております。
ともに働くメンバー一人ひとりの価値観に共感を寄せるため、「自組織で働くうえでどんなやりがいを求めているか」などを知ることができるツールはありますか?
はい、ございます。
オンラインで設問に回答いただくことで一人ひとりの特性や個性を見える化するアセスメントツール、giraffe(ジラフ)がおすすめです。
giraffeとは、自社内の社員の特性を可視化するための、インソース社がオリジナルに開発したアセスメントツールです。また、組織全体としてどんな特性の傾向が強いのか、また足りない要素は何なのかを把握できます。心理的安全性の組織分析にも活用いただけます。
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
「思いやり」はビジネススキル。立場の異なる相手と協力体制を敷き、高い成果を上げる