2018年2月16日
総務省が発表した労働力調査(速報)によると、2017年12月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント増となる2.8%だった。
男女別の完全失業率は、男性が2.8%で前月比0.1ポイント減。女性は2.7%で前月比0.2ポイント増となった。
完全失業者数は174万人(前年同月比19万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は18万人(同2万人減)、「勤め先や事業の都合」は30万人(同2万人減)、「自己都合」は75万人(同10万人減)だった。
就業者数は6542万人(前年同月比52万人増)で、60カ月連続の増加となった。就業者数のうち雇用者数は5863万人(同43万人増)。
正規雇用は3441万人(同50万人増)、非正規雇用は2081万人(同9万人増)となった。
非正規雇用の内訳は、パート1006万人(同5万人減)、アルバイト438万人(同20万人減)、派遣社員130万人(同3万人増)、契約社員301万人(同17万人増)、嘱託128万人(同12万人増)、その他80万人(同3万人増)。
就業者数の前年同月比を産業別に見ると、学術研究・専門・技術サービス業(21万人増)、医療・福祉(20万人増)、教育・学習支援業(18万人増)などが増加し、卸売業・小売業(18万人減)、建設業(8万人減)、運輸業・郵便業(8万人減)などが減少した。
配信元:日本人材ニュース
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