2019年12月26日
2019年の大卒初任給は21万200円で、前年比1.7%増となったことが厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」で分かった。
2019年の初任給を学歴別(男女計)にみると、大学院修士課程を修了した人は23万8900円(前年比0.1%増)、大学卒は21万200円(同1.7%増)、高専・短大卒は18万3900円(同1.4%増)、高校卒16万7400円(同1.4%増)となった。
男女計では全ての学歴で前年を上回っている。
大学卒の初任給を男女別にみると、男性が21万2800円(前年比1.3%増)、女性が20万6900円(同2.1%増)となった。
大学卒の初任給を企業規模別にみると、常用労働者1000人以上の大企業では21万3100円(前年比1.2%増)、100~999人の中企業では20万8600円(同2.2%増)、10~99人の小企業では20万3900円(同2.0%増)となった。
大学卒の初任給を産業別にみると、「学術研究、専門・技術サービス業」が最も高く22万7200円(前年比1.2%増)、次いで「情報通信業」21万8100円(同1.1%増)、「建設業」21万6700円(同1.0%増)が続いた。
【産業別 大学卒の初任給】
学術研究、専門・技術サービス業 22万7200円(前年比1.2%増)
情報通信業 21万8100円(同1.1%増)
建設業 21万6700円(同1.0%増)
卸売業・小売業 21万1000円(同2.7%増)
教育・学習支援業 20万9400円(同1.7%増)
金融業・保険業 20万7300円(同1.3%増)
医療・福祉 20万6900円(同2.7%増)
製造業 20万6600円(同0.7%増)
サービス業(他に分類されないもの) 20万5300円(同1.6%増)
運輸業・郵便業 20万1500円(同1.5%増)
宿泊業・飲食サービス業 20万800円(同1.4%増)
大学卒の初任給を男女別でみても、男女ともに「学術研究、専門・技術サービス業」が最も高く、男性は22万9000円(前年比1.0%増)、女性は22万700円(同1.4%増)だった。
大学卒の初任給が最も低い産業は、男性が「運輸業・郵便業」(20万3400円)、女性が「宿泊業・飲食サービス業」(19万9000円)となっている。
調査は、2019年7月に、2019年6月末日現在の状況について10人以上の常用労働者を雇用する民間の事業所のうち新規学卒者を採用し、初任給が確定している1万4942事業所を対象に集計した。
配信元:日本人材ニュース
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