2020年7月20日
大手企業の2020年夏季賞与妥結額は前年比6%減となる92万5947円となったことが経団連の集計で明らかとなった。
東証一部上場、従業員500人以上の大手86社の集計によると、2020年夏季賞与・一時金の妥結額平均は92万5947円で、前年比6.0%減少した。製造業平均は90万960円(前年比5.14%減)、非製造業平均は107万9915円(同9.88%減)だった。
業種別にみると、妥結額が最も高ったのは「建設」で151万2446円(前年比3.09%減)。次いで、「自動車」98万760円(同4.14%減)、「電機」89万6423円(同3.59%減)などが続いた。
業種別に増減率をみると、前年と比べ増加したのは「紙・パルプ」(70万177円)で7.57%増、「セメント」(72万6105円)で0.27%増の2業種のみだった。
前年比の減少率がもっとも高かったのは、「鉄鋼」(56万9679円)で25.01%減となった。
【業種別 夏季賞与・一時金妥協額】
建設 151万2446円(前年比3.09%減)
自動車 98万760円(同4.14%減)
電機 89万6423円(同3.59%減)
化学 89万6237円(同6.36%減)
造船 88万7649円(同3.20%減)
繊維 79万4190円(同3.16%減)
非鉄・金属 73万7506円(同5.25%減)
セメント 72万6105円(同0.27%増)
紙・パルプ 70万177円(同7.57%増)
鉄鋼 56万9679円(同25.01%減)
※「建設」は従業員平均(一部組合員平均含む)。
※集計社数が2社に満たない場合など数字を伏せた業種があるが、平均には含まれる。
配信元:日本人材ニュース
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