2020年11月04日
マイナビ(東京・千代田、中川信行社長)が実施した「中途採用実態調査」によると、現在の正社員の過不足感は、「余剰感を感じる」が25.3%、「不足している」が48.5%となり、人手不足感は続いている。ただし、緊急事態宣言の前後で不足感を比較すると、「公的機関」を除く、ほぼすべての業種で人手不足感が沈静化した。
緊急事態宣言の前後で「不足している」が10ポイント以上下落している業種は、「メーカー」(11.2ポイント)、「IT・通信・インターネット」(10.7ポイント)だった。「運輸・交通・物流・倉庫」も9.3ポイントと下落幅が大きい。一方、「医療・福祉・介護」は1.8ポイントと下落幅が小さく、不足感は高めの水準を維持している。
緊急事態宣言前後の人手不足感を地域別にみると、東北(1.9ポイント)、四国(0.0ポイント)では「不足している」の減少はわずかだが、中国(15.5ポイント)、「九州」(11.2ポイント)では特に下落幅が大きい。
新型コロナウイルスの影響により、中途採用の実施計画は「増やす」が7.4%、「減らす」が14.8%となった。ただし、今後の中途採用意向は、「積極的になる」が23.3%、「以前と変わらない」が39.1%となり、6割超が採用意欲は高まる、もしくは継続、としている。
業種別にみると、中途採用実施計画を「増やす」が「減らす」を上回っているのは、「医療・福祉・介護」、「マスコミ・広告・デザイン」、「公的機関」だった。メーカーは「減らす」が16.5ポイント上回っている。
地域別にみると、北海道で「増やす」が超過。首都圏も比較的、「増やす」-「減らす」の差が小さかった。
調査は、2020年8月7日~11日、2020年1~7月に中途採用業務を担当し、募集活動をしており、採用費用の管理・運用に携わっている人事担当者を対象にインターネットで実施し、1910件の有効回答を得た。
配信元:日本人材ニュース
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