2022年6月03日
2023年卒学生の4月末時点での内々定率は前年比6.4ポイント増となる47.3%だったことが、マイナビ(東京・千代田、土屋芳明社長)の実施した「マイナビ 2023年卒大学生 活動実態調査(4月)」で明らかとなった。
2023年卒業予定の大学生・大学院生の4月末時点での内々定率は47.3%(前年比6.4ポイント増)、平均内々定保有社数は1.9社(前年比0.2社増)となった。近況についてマイナビでは「企業の採用意欲の高さなどに伴い、3月に引き続き高い水準を維持している」と指摘する。
【内々定率の経年比較(4月末)】
23年卒 47.3%
22年卒 40.9%
21年卒 35.2%
20年卒 39.3%
「現在最も注力していること」は、「面接」がもっとも多く58.7%、次いで「エントリーシート提出」(15.8%)、「エントリー(プレエントリー含む)」(6.4%)などとなった。
「現在最も注力していること」を前月と比較すると、3月では「エントリーシート提出」という回答が39.4%で最多であったのに対し、4月は「面接」が最多となっており、マイナビでは「3月から4月にかけて選考が進んでいる様子がうかがえる」としている。
【4月・現在最も注力していること】
面接 58.7%
エントリーシート提出 15.8%
エントリー(プレエントリー含む) 6.4%
個別企業セミナーに参加 6.2%
筆記試験、適性検査 5.1%
なにもしていない 3.8%
合同企業説明会に参加 3.0%
その他 1.0%
「就職活動で大学の成績が評価されたと感じるか」という質問に対し、「はい」と答えた学生は17.7%で、もっとも多かったのは「いいえ」の46%だった。
「学生の学業成績を企業が採用活動に用いるとしたら、どのように感じるか」という質問に対しては、全体で「大いに利用してほしい」が31.6%、「どちらかというと利用してほしい」が36.3%で、合わせると67.9%の学生が学業成績を採用活動に利用することに好意的だった。文理別に見ても、同様の傾向が見られた。
就職する企業にあったら嬉しい福利厚生について聞くと、最も多かったのは「休暇制度(特別休暇、リフレッシュ休暇、介護・看護休暇など)」で81.0%だった。休暇などのワークライフバランスの充実や自身の生活の負担を一部軽減してくれるような、生活に密接する制度が上位に並んだ。
一方、「レクリエーション(社員旅行、懇親会、部活動、レジャー施設等の利用補助など)」(25.6%)や「保養所」(12.4%)など、従来の福利厚生のイメージとして定番の項目は比較的に低い数値となった。
【就職する企業にあったら嬉しい福利厚生 トップ5】
1位 休暇制度(特別休暇、リフレッシュ休暇、介護・看護休暇など) 81.0%
2位 諸手当(住宅手当、子ども手当、食事手当など) 78.7%
3位 退職金制度 58.0%
4位 各種補助(通勤費、通信費など) 57.9%
5位 自己啓発(資格取得の補助など) 51.7%
調査は、2022年4月24日~30日、2023年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生を対象にWebで実施し、5483人の有効回答を得た。(文系男子1108人、理系男子865人、文系女子2450人、理系女子1060人)
配信元:日本人材ニュース
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