【お知らせ】
最新データ(2023年度新入社員を対象に実施した新入社員研修及びアセスメント回答結果)に基づく、2023年度新入社員の傾向につきましては、
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年間約49万名のビジネスパーソンに研修を実施する株式会社インソース(本社:東京都荒川区、代表取締役執行役員社長:舟橋孝之、証券コード:6200、以下「当社」)はこの度、約3万名に行った2021年度新入社員研修の結果を分析した2021年度新入社員の傾向についてお知らせいたします。
2021年度新入社員研修のうち、講師派遣型研修の実施先数は4月1日~16日の16日間で、中止の多かった昨年と比べ、昨年対比1.7倍となりました。 また、昨年度の新入社員研修は、新型コロナウイルスの影響で多くの研修がオンラインでの実施やeラーニングに置き換わりましたが、本年度は、4月1日~16日の16日間で、集合型(対面)研修の実施が6割と多数を占めました。
研修登壇した講師からのコメントを分析した結果、2021年の新入社員は全体として、以下のような傾向が見受けられました。2020年と比較すると、学生時代からオンラインツールに触れる時間が長く、操作や機能に詳しい方が非常に多い印象です。ただ、社会人としての意識や考える力の欠如、失敗を恐れる消極性などは昨年に引き続いての課題となっています。
・オンライン慣れしているが、オンライン研修を学校の授業の延長として捉えているため、緊張感に欠ける
・知識、スキルに関する吸収力は高いが、深く考え抜く粘り強さに欠ける
・グループワークの際には、失敗を恐れて答えを求める傾向にある。自分で深く考える意欲は乏しく、相手に迎合してしまうことも多い
<良い点>
<課題点>
知識を吸収する意欲は高い一方で、教えてもらうことを待つ傾向があります。そのため、新入社員には不明な点があれば自分から積極的にOJT担当者や先輩社員に情報を取りに行くように伝えることが有効です。加えて、ただ正解や相手の意見を求めるのではなく、自分で考える必要性もぜひご指導ください。
また、新入社員のうちは失敗して学ぶことも重要なので、様々なことに積極的にチャンレンジするよう伝えるとともに、安心してチャレンジできる心理的安全性の高い職場環境づくりが必要です。
そして、現場での指導に合わせて、今後の研修では特にマインドや考える力を強化することが求められます。他にも、実務スキルや、コンプライアンスなどルールを徹底させる内容をeラーニングと組み合わせて計画することが重要です。
インソースでは、この結果を踏まえ新入社員のスキルアップのための様々な研修をご用意しております。
新人に受けさせたい 配属後研修の選び方
また、人手不足や長時間労働の是正の中、新人・若手の早期戦力化が求められています。そのためには、効果的なOJT(現場指導)が欠かせません。当社ではこれに対応した様々なサービスもご用意しております。
Leaf(リーフ)は研修管理システムです。新入社員のメールアドレスと研修情報を登録すると、研修連絡やアンケートが簡単に行えます。