2018年3月23日
人材派遣の実稼動者数の前年同期比がすべての地域で100%を上回ったことが、日本人材派遣協会の労働者派遣事業統計調査で分かった。
2017年1~3月期の派遣社員の実稼動者数(月平均)は前年同期比107.5%の34万1296人で、15四半期連続で前年同期を上回る水準となった。
派遣社員の実稼動者数の前年同月比を地域別に見ると、北海道(108.7%)、東北(105.9%)、南関東(106.3%)、北関東・甲信(111.7%)、北陸(105.8%)、東海(111.0%)、近畿(109.8%)、中国(106.7%)、四国(103.3%)、九州(106.2%)だった。
業務別に見ると、情報処理システム開発(152.9%)、機器操作(102.3%)、財務(94.1%)、貿易(151.8%)、一般事務(97.2%)、営業(106.2%)、販売(93.5%)、製造(120.5%)、軽作業(60.7%)だった。
紹介予定派遣の実稼働者数(月平均)は前年同期比92.9%の5225人で、7四半期連続の減少となった。
日雇派遣労働者数(月平均)は前年同期比108.9%の8万7915人で、5四半期連続の増加となった。
調査は、労働者派遣事業を行う全国の498事業所を対象に実施した。
配信元:日本人材ニュース
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