2018年7月06日
2017年の労働災害による1年間の死亡者数は978人で、前年と比べ5.4%増と3年ぶりに増加したことが厚生労働省のとりまとめで明らかになった。
2017年の労働災害による死亡者数は978人で、前年から50人増となり、2年連続で過去最少を記録していた前年から一転、3年ぶりに増加した。
死亡者数が多い業種は、建設業323人(前年比29人増)、製造業160人(同17人減)、陸上貨物運送事業137人(同38人増)となっている。
死亡者数が多い事故の型別は、高所からの「墜落・転落」が258人、「交通事故(道路)」が202人、機械などによる「はさまれ・巻き込まれ」が140人となっている。
労働災害による死傷者数は(死亡・休業4日以上)は12万460人で、前年と比べ2550人増となり、2年連続で増加した。
死傷者数が多い業種は、製造業2万6674人(前年比220人増)、建設業1万5129人(同71人増)、陸上貨物運送事業1万4706人(同729人増)、小売業1万3881人(同437人増)となっている。
死傷者数が多い事故の型別は、つまずきなどによる「転倒」が2万8310人、高所からの「墜落・転落」が2万374人、腰痛などの「動作の反動・無理な動作」が1万6177人となっている。
配信元:日本人材ニュース
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