2024年4月15日
外国人の採用について尋ねたところ、企業の16.7%が外国人労働者の採用拡大を見込んでいることが、帝国データバンクの「外国人労働者の雇用・採用に対する企業の動向調査」で明らかとなった。(文:日本人材ニュース編集部)
外国人の雇用・採用について聞くと、現在「雇用している」とした企業は23.7%だった。一方、59.2%が「雇用していない」結果となり、6割近くにのぼっている。
今後の採用について聞くと、現在外国人を雇用しており、かつさらに採用を拡大する企業は4.5%と僅かにとどまった。現在は雇用していないが今後新たに採用する割合は12.2%で、合計16.7%が外国人労働者の採用を拡大する意向があることが分かった。
業種別では「飲食店」が44.0%でトップとなり、次いで「旅館・ホテル」(35.8%)、「人材派遣・紹介」(33.8%)が続いた。
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外国人労働者を雇用する際の課題について聞くと、「スキルや語学などの教育」(55.1%)と「コミュニケーション」(55.0%)が突出して高い結果となった。
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多様な人材の雇用・採用についても聞いた。管理職登用の動向が注目されている「女性」を雇用している企業は77.9%と多くを占め、今後採用を拡大する方針の企業も19.4%と他より高い。
定年制の見直しに動く企業も多くみられるなか「シニア」の採用拡大に関しては、10.9%だった。
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調査は、2024年2月15日~29日、全国の2万7443社を対象に実施し、1万1267社の有効回答を得た。
配信元:日本人材ニュース
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