2019年12月18日
厚生労働省が10月27日に実施した「過重労働解消相談ダイヤル」に269件の相談があった。相談内容で最も多かったのは「長時間労働」で、3割を超えた。
無料電話相談「過重労働解消相談ダイヤル」には、合計で269件の相談が寄せられた。
相談内容は、「長時間労働・過重労働」に関するものが90件(33.4%)と一番多く、次いで「賃金不払残業」69件(25.6%)、「休日・休暇」31件(11.5%)、「パワーハラスメント」29件(10.7%)が続いた。
相談者は、労働者本人が180件(66.9%)、労働者の家族が53件(19.7%)、その他が20件(7.4%)。
事業場の業種は、「商業」が最も多く32件(11.8%)、次いで「保健衛生業」32件(11.8%)、「製造業」28件(10.4%)となった。
これらの相談のうち、労働基準関係法令上、問題があると認められる事案については、相談者の希望を確認した上で労働基準監督署に情報提供を行い、監督指導を実施するなど、対応を行う予定だ。
配信元:日本人材ニュース
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