上司へのお礼メールをどう送る?シーン別3選!
2018.11.16
- ビジネス
- 特集
普段、友人や同僚たちには何気なく送っているお礼のメール。しかし、その相手が上司となると、頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか?今回は、上司へのビジネスメールにお礼の気持ちを込めるポイントと注意点を、シーン別でまとめてみました!
お礼のメールのポイントはここ!
上司へのお礼を送る際は、例え私事に関してだとしても、あくまでビジネスメールであることを意識しなければなりません。
まずはビジネスマナーをしっかりと守り、感謝の気持ちを伝えましょう。
ビジネスメールで感謝の気持ちを伝えるポイント、それはタイミングとスピードです!
どんなに正しい敬語が使われた立派なメールだとしても、あまりにも時間が経ってしまえば、マナー違反になります。
お食事会の後や贈り物をいただいたタイミングですぐに送れればベストですが、難しい場合は最低でも3日以内に送信することを心がけ、お礼が遅れてしまったお詫びをひと言付け加えましょう。
シーン1:社内食事会後のお礼メール
社内食事会など食事の場でのお礼は、できれば当日中に送りたいもの。事情があって送れない場合は、次に上司と顔を合わせる時までには必ず送るようにしましょう。
その際、食事会中に上司から言われて心に残った言葉など、自分の感情が伝わる文章を加えると、ぐっと印象が良くなります。 「本日はお忙しい中、お時間を割いていただき誠にありがとうございました」といった、忙しい身である上司に参加してもらったことへの感謝も忘れずに。
また、ご馳走になった場合は文面にお礼の言葉を含めるのは勿論のこと、その後直接会った際に再度お礼を述べましょう。
シーン2:いただいた贈り物へのお礼メール
結婚祝いや出産祝いなど、贈り物をいただいた時のお礼メールでは、感謝の言葉だけではなく、いただいた物に対する感想を加えると大変喜ばれます。
食品の場合は、味や香りなど感動した点を具体的に伝えましょう。家族の反応を書くのも手です。 食品以外の品物でしたら、実際に使用してみた感想、喜びを文面に盛り込みましょう。
また、ギフト券や商品券といった金券をいただいた場合は、現金をいただいたのと同じに考え、どういった用途に使う予定なのかを、お礼の言葉と一緒に伝えるといいですね。
シーン3:仕事の場でのお礼メール
ビジネスの場では上司のお世話になる場面が多々あります。指導を受けることを当たり前と思わず、しっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。
業務や仕事に対する姿勢にアドバイスをいただいた場合は、胸に響いた言葉を今後、自分のキャリアアップにどう繋げていくかを重視した文面になるよう心掛けます。
いただいたアドバイスに応えるのも、大切なビジネスマナーです。
出張に同行していただいた場合なども、無事に終えられたお礼と、上司から学んだことをいかにスキルアップへ繋げるか、その意気込みを表しましょう。
これだけは避けようNG例
・「取り急ぎお礼まで」はNG!
ビジネスメールでよく目にする言い回しですが、上司や目上の方に使うのは失礼とされています。そもそもお礼はしっかりと丁寧に伝えるべきですよね。
・敬語は正しく使う 「了解いたしました」ではなく「承知いたしました」など、上司にメールを送る際は正しい敬語を使うことを意識しましょう。間違った敬語は自身のイメージダウンに繋がってしまいます!
メールは顔が見えない分、文面だけで印象が変わってきます。
せっかく感謝の気持ちを込めたメールを送っても、相手を不快にさせてしまったら本末転倒ですよね。目上の方にメールを送るということを、十分に意識しましょう。
お礼のメールもビジネススキルのひとつ!
以上、上司にお礼のメールを送る際に気をつけたい点を、シーン別にご紹介しました。
ビジネスメールに感情を込めるのは、なかなか難しいことです。しかし、うまくこなすことが今後の人間関係にも繋がります。
マナーを守り、上手に感謝の気持ちを上司へ伝えましょう!
配信元:日本人材ニュース