■政策作成に必要な検討材料が豊富に出てくる
本研修は、対立する意見の議論から始まります。それによって、政策作成に必要な検討材料が豊富に出てきます。「政策の改善のため」という目的で議論を促進するので、一般のディベートにありがちな「勝敗にこだわるあまり感情的・攻撃的になる」ということはありません。
■自分の立場と意見を明確にする重要性を学ぶ
議論を始める前に、自分の立場と意見、理由をワークシートに記入します。
「テーマ(=課題)が誰にとって賛成/反対となるものか。その理由は。」を明確にしてから議論を始めることで、より建設的・論理的な話し合いがなされます。理由が最初に考えられていることから、話に説得力があります。また、テーマを絞ることで、話が拡散せず、 How、Whyで掘り下げることができます。
■「議論は課題解決/合意形成のため」であることを理解する
今回のディベートは、「作成中の政策を改善するため」と位置づけられています。賛成/反対にかかわらず、意見を述べる側も当事者意識を持ち、課題解決のために一緒に考える姿勢が企画をより良いものにするということを学びます。
「政策の改善のため」という目的で議論することを通し、政策作成に必要な検討材料を生み出す