本研修のねらいは以下の2点です。
1.自部署のリスクを正確に把握できる
2.リスクに対し適切な対応策を講じることができる
■「リスク管理」とは
「リスク管理」とは、リスクの発生を未然に防止し、発生したリスクにすばやく対応するなど、リスクを自らコントロールする仕組みや体制をつくることです。そのためには、標準的なリスク対応の手順(プロセス)を確立するとともに、典型的なリスクマネジメントの枠組み(フレームワーク)を理解することが必要す。
■リスクを洗い出す
研修では、まず、「リスク管理」のポイントを解説した後、事前課題(事前アンケート)を踏まえながら、受講生に起こりうるリスクを洗い出します。さらに、そのリスクを未然に防止する方法や、発生したリスクに組織的に対応する方法を「リスク対策ワークシート」に書き込みながら具体化します。
■リスクの解決策を明確化する
次いで、研修では、発生の可能性や、影響の大きさ(対応にかかるコストの大きさ)を基準として、日常業務の中で起こるリスクを優先度の高い順にリストアッ プし、その解決策を「トラブル・リスク連関図」の作成を通じて明確化します。
自部署のリスクを正確に把握し、リスクに対して適切な対応策が講じられるようになる