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行政向けコミュニケーション研修~調整・交渉・折衝力を鍛え、人を動かす(1日間)

行政向けコミュニケーション研修~調整・交渉・折衝力を鍛え、人を動かす(1日間)

組織内外の連携を強化し、仕事の品質を守りながらスムーズに進行する

研修No.B NEG170-0000-5718

対象者

  • 若手層
  • 中堅層
  • リーダー層

・複数の利害関係者と業務を進める立場にある公務員の方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 複数の部署にまたがる業務や渉外業務を円滑に進められるようになってほしい
  • 進め方が行き当たりばったりで、関係者に対する配慮が足りない
  • 特定の職員へのしわ寄せや品質の低下など、全体最適になっていない

研修内容・特徴outline・feature

公務員は組織内外の多様な関係者と進める業務が多く、調整・交渉が日常的に行われます。さまざまな制約の中で折衝しなければならない場合もあり、経験の少ない若手・中堅職員は苦労することが多いものです。ただ、これらの能力は事前準備で補える要素が多々あり、個人の資質や経験に頼らず鍛えることが可能です。

本研修は調整・交渉・折衝を1つの流れとして捉え、各工程の勘所や注意点を学びながら、事例検討とロールプレイングで対応力の幅を広げます。初めての調整業務でも合理的に取り組めるように、また困難な場面での交渉・折衝も自ら舵を取れるようになるプログラムです。

研修のゴールgoal

  • ①調整力:事前準備を行い、多様な関係者に遅滞なく働きかけることができる
  • ②交渉力:意見が対立している相手とWin-Winの解決策を模索し、合意形成に辿り着ける
  • ③折衝力:利害の一致しない相手を理と情で説得し、物事を妥結させることができる

研修プログラム例program

内容
手法
  • 1.公務員の使命と求められるコミュニケーション力
    【ワーク】公務員がよく遭遇する調整・交渉・折衝のシーンを挙げる
    (1)公務員としてのコミュニケーションに欠かせない3つの要件
    ①公益に尽くす姿勢~公務員の使命に立ち返る
    ②多様性を受容する心構え~ダイバーシティの範を示す
    ③協働を通じた価値創造力~官民共創を通じたイノベーション
    【ワーク】自身のプロジェクトマネジメント力を確認する
    (2)調整・交渉・折衝の違いを知る
    ①調整力~利害関係者の合意を得る ②交渉力~Win-Winの成果を導き出す
    ③折衝力~利害の不一致に折り合いをつける
    (3)優れた役人は調整上手
    ①調整の巧拙が後工程に響く ②力量不足は愛嬌で補う
    ③「カリスマ」不足は人柄で補う
講義
ワーク
  • 2.調整力~利害関係者の合意を得る
    (1)調整の原則は相手目線
    ①寝耳に水を避ける ②相手の面子を慮る ③「お役所仕事」で人は動かない
    (2)調整者に求められる振る舞い
    ①感謝と敬意を示す ②自分が一番汗をかく ③私情を捨てる
    ④成果にこだわる ⑤相手に花を持たせる
    (3)利害関係者を整理する
    ①ヌケモレなく洗い出す ②重要人物を確認する ③調整の順序を考える
    ④連絡網を作成する ⑤指揮系統を明確化する
    (4)全体共有と個別対応を使い分ける
    ①根回しの重要性 ②経緯と結果の記録を残す ③情報連携の仕組みをつくる 
    【ワーク】次の事例を読み、どのように立ち回ればよいかを考える
    <事例>全庁横断プロジェクトをはじめて担当することになった
講義
ワーク
  • 3.交渉力~Win-Winの成果を導き出す
    (1)利益相反への対応パターン
    ①協力 ②回避 ③妥協 ④収容 ⑤競争
    (2)交渉は手札の数で決まる~論点の洗い出しと整理
    (3)説得の引き出しを増やす
    ①功利的説得 ②規範的説得 ③情緒的説得
    (4)交渉を有利に進めるための工夫
    ①場所 ②人数 ③自己開示 ④人脈の活用
    【ワーク】次の事例を読み、どのように交渉すればよいかを考える
    <事例>残業削減プロジェクトに非協力的な部署があり進まない
講義
ワーク
  • 4.折衝力~利害の一致しない相手と折り合いをつける
    (1)折衝は相互尊重の姿勢で取り組む~アサーティブコミュニケーション
    (2)説得のシナリオを考える~DESC法
    (3)論理的整合性を精査する
    (4)熱量の多寡が成否を分かつ
    ①Iメッセージに言い換える ②Weメッセージも効果的
    ③困難な場面こそ一人称で語る
    【ワーク】次の事例を読み、どのように説得すればよいかを考える
    <事例>ベテラン職員がDX推進に反対していて進まない
講義
ワーク
  • 5.総合演習
    【ワーク①】次の事例を読み、どのように対応すればよいかを考える
    <事例>異動したばかりの部署で予算要求を取りまとめることになった
    【ワーク②】ワーク①を踏まえ、役割カードを使ってロールプレイングをする
ワーク
  • 6.まとめ
ワーク

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全力Q&A{{list[0]['category']}}関連の全力Q&A

よくあるご質問について、研修のプロとして熱く丁寧に回答します。

カスタマイズ事例~ケーススタディCASE STUDY

本研修のカスタイマイズ事例として、作成したケーススタディを業界別にご紹介します。

{{theme}}研修のケーススタディ一覧

開発者コメントcomment

予算管理が厳格で影響範囲が広い行政機関では、人員やスケジュールを調整し、利害が一致しない相手と辛抱強く交渉・折衝しなければなりません。行政機関で大きな成果や革新的な取り組みを実現しているリーダーには、こうしたスキルに卓越している共通点があります。若手・中堅層の能力向上は、次世代リーダーの育成や組織力の強化に直結します。本研修の実務で直面しうる状況を想定した事例検討を通じて、関係者との適切なコミュニケーションの取り方を判断できるようになります。

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