近年、業務委託や支援など民間企業との接点が増加する中、民間企業の状況把握を慎重かつ正確に行うことが重要になってきています。また、地方分権が進み、自治体の財政状況を住民に説明する責任も問われています。このとき、自治体が企業会計と自治体会計の違いを把握していることによって、説得力に差がでてくることは明白です。
本研修ではまず、企業の財務諸表(損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書)の見方・分析方法を理解します。そのうえで、自治体と企業の会計の違いを考えて比較表を作成し、その「違い」を実感しながら理解していただきます。また、決算書からある企業の財務状況を読み取るワークを行い、現場でも同じ見方を応用できるようになっていただきます。
企業の財務諸表の見方・分析方法を理解したうえで、自治体と民間企業の会計の違いを把握する