2割超のビジネスパーソンが在宅勤務をきっかけに英語学習を希望

2020年5月25日

2割超のビジネスパーソンが在宅勤務をきっかけに英語学習を希望

 日本でTOEICプログラムを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会が実施した「新型コロナウィルス感染拡大にともなう在宅勤務(テレワーク)中の英語学習に関する調査」によると、在宅勤務をきっかけに英語学習を始めたいと思っている人は2割超となっていることが明らかとなった。

 在宅勤務をきっかけに「英語学習を始めたいと思っている」と回答した人が7.4%、「どちらかといえば英語学習を始めたいと思っている」と回答した人が16.0%となり、合計23.4%の人が在宅勤務をきっかけに英語学習を始めたいと思っていることが分かった。

 在宅勤務前から英語学習をしている人は19.2%、在宅勤務をきっかけに英語学習を始めた人は4.2%だった。

 在宅勤務をきっかけに、英語学習を始めた人と、英語学習を始めようと思っている・どちらかといえば思っている人に、その理由を聞いたところ、「自分のスキルアップのため」(60.1%)が最も多く、次いで「自分に使える時間が増えたため」(47.8%)、「自己投資のため」(42.8%)となった。

 在宅勤務実施前から英語学習をしていた人に在宅勤務実施後の英語学習時間の変化を聞いたところ、29.2%が「増えた」、32.3%が「少し増えた」と回答し、半数以上の61.5%が「英語学習の時間が増えた」と回答した。

 現在英語学習をしている人のうち、自宅での英語学習に「満足」している人は15.4%、「どちらかといえば満足」している人は50.4%と、半数以上の人が自宅での英語学習に満足していた。「不満」は5.1%、「どちらかといえば不満」は29.1%だった。

 自宅での英語学習に「満足」もしくは「どちらかといえば満足」と回答した人にその理由を聞いたところ、最も多い回答が「勉強時間を多く確保できるから」(64.9%)で、次いで「集中して勉強することができるから」(50.6%)」「自分のペースで進めることができるから」(39.0%)となった。

 自宅での英語学習に「不満」もしくは「どちらかといえば不満」と回答した人にその理由を聞いたところ、最も多い回答が「モチベーションが続かないから」(42.5%)で、次いで「最適な勉強方法がわからないから」(40.0%)、「集中力が続かないから」(37.5%)となった。

 調査は、設問作成時に緊急事態宣言が発出されていた東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都府県在住者を対象に4月17日~21日に実施。対象者は、2020年2月以降に在宅勤務(テレワーク)となった20~50代のビジネスパーソン男女500人。

配信元:日本人材ニュース

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