(9)年末ごあいさつのメール
シチュエーション
・お客さまに「年末あいさつ」のメールを送る
※まだ、受注実績がないお客さまを想定しています。実績のあるお客さまの場合には、訪問するかお電話を差し上げるようにしましょう。
どうしてもメールになってしまう場合には、
「セミナーにご来社を賜り」→「○○をご利用いただき」など
「来年こそ」→「来年も引き続き」
に、内容を変更します。
作成のポイント
・「セミナーにご来社いただき」「お問合せをいただき」「○○のご提案機会をいただき」など、具体的なお客さまとのかかわりを記載すると、『テンプレートの文章をそのまま使ったのだろう』と思われない、オリジナリティが出ます。
・お目にかかってのごあいさつではないことについて、お詫びのひとことを入れましょう。
・サービス業など、年末年始も通常営業している企業も多数あります。文章中に「これから年末年始休暇に入られると存じますが」など、お客さまも休むというニュアンスの文章を入れるときには、本当にお客さまもお休みかどうかを考えるようにしましょう。
・自社の年末年始営業日もメール下部に記載しておきましょう。
××株式会社
情報システム部
高橋 太郎様
日頃は誠にお世話になっております。
株式会社○○の鈴木でございます。
本年は、セミナーにご来社を賜り、誠にありがとうございます。
本来は直接、お目にかかって年末のごあいさつを
申し上げるべきところでございますが、何卒ご容赦くださいませ。
来年こそ、貴社のお役に立てますよう、鋭意務めさせていただきます。
予報によると比較的暖かい新年だそうですが
それでもやはり、北風の冷たい日が続いております。
どうぞお身体をご自愛くださいませ。
年末の弊社営業は、12月**日まで、年始は、1月*日からでございます。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
※署名省略
<新人営業担当者向け豆知識>
自社の年内の最終営業日の前日にお送りするか、もしわかれば、先方の最終営業日の前日までにお送りできるとよいでしょう。
余裕をもってお送りするほうがミスを防ぐことができ、安心です。