上司が“唸る”営業メールの書き方~訪問後の御礼(御礼+資料送付)

(5)訪問後の御礼(御礼+資料送信)

■シチュエーション

・訪問の御礼と同時に、参考資料や見積書を送付する

■作成のポイント

訪問時に話題になったこと等、訪問した後のメールだからこそ書ける内容を記載します。また、送付する資料の内容も、箇条書きを用いて記載します。
最後の一文では、次の訪問につなげるために、今一度お伺いして直接資料のご説明をさせていただきたい旨を記載するのもよいでしょう。

件名:訪問の御礼と参考資料の送付

××株式会社
情報システム部
高橋 太郎様

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
株式会社○○の鈴木でございます。

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき
誠にありがとうございます。
△△について、詳しくお話をおうかがいすることができ
私自身、貴社について理解を深めることができました。

ご紹介いたしました「ABCシステム」の資料を
下記の通り、2点添付しております。
①「ABCシステム」ご案内資料
②「ABCシステム」お見積書

ご査収くださいますようお願い申し上げます。
ご不明な点等ございましたら何なりとお申し付けくださいませ。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

※署名省略

<新人営業担当者向け豆知識>

△△について・・・部分の記述の例

・貴社が現在、取り組んでいらっしゃるアクションプランについて
・顧客管理システムをご検討なさる背景について
・貴社のご事情について

実際に交わした会話の中から、具体的なキーワードをいれるともっと良い文面になります。


商談時に担当者さまだけでなく、その上司の方や同じチームの方など、複数の方にお目にかかった場合には、メール本文の宛名は役職順に連名で記載します。メール送付の際は全員のアドレスを宛先(TO)に入れて送ります。

【メール本文宛名】

(先方の担当者さまとその上司の方が同席の場合)
××株式会社 
情報システム部 
部長 瀬戸 一郎 様 
係長 大川 次郎 様 
   高橋 太郎 様 

(複数部署の方が同席の場合)
××株式会社 
情報システム部 
   部長 瀬戸 一郎 様、係長 大川 次郎様、高橋 太郎 様 
システム企画部 小川 花子様 

【参考】
一番偉い方だけ、担当者だけ、とせずに
本文中に宛名を書いた方は 全員 Toにメールアドレスを入力しましょう。

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