(経験者向け)OJT指導者研修~育成方法を振り返り、フィードバック力を高める

部下育成

(経験者向け)OJT指導者研修~育成方法を振り返り、フィードバック力を高める

部下・後輩との信頼関係を築き、適切なフィードバックでOJTの効果を高める

No. 2550410 9902013

対象者

  • 若手層
  • 中堅層
  • リーダー層
  • 管理職層
  • OJT担当者として一定期間、後輩指導をされた方
  • 後輩指導をしてきたが、改めて課題を整理したい方
  • 指導スキルをさらに高めたいと考えている方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 自身のこれまでの育成計画・指導の仕方を客観的に振り返りたい
  • このままの指導の仕方で良いかどうか分からない
  • 指導スキルをさらに高めていきたい

研修内容・特徴outline・feature

OJT担当者として、これまでの指導の振り返りと、後輩との関係構築・フィードバックスキルの向上に焦点を当てたフォローアップ研修です。

本研修では、これまでの育成計画・指導、後輩の成長や課題を振り返っていただき、残りのOJT期間での指導をより充実させるため、改善点を明確にしてもらいます。さらに、後輩の自信を高める質問の仕方、後輩を動機づけるための効果的なほめ方、フィードバックに必要な要素を習得し、より高い指導スキルを身につけていただきます。

到達目標goal

  • ①育成計画・指導方法を「KPT法」で客観的に振り返る
  • ②後輩の成長した点・課題を把握する
  • ③後輩のモチベーションを維持・向上させるためのコミュニケーションの取り方を習得する
  • ④後輩を動機づけるための効果的なほめ方を学ぶ
  • ⑤後輩の成長を促進させるためのフィードバックスキルを身につける

研修プログラムprogram

  内容 手法
  • 1.自身の育成計画・指導を振り返る ~これまでの指導を客観的に把握する
    ■「KPT法」で育成計画・指導を振り返る
    【ワーク】「KPT法」を使って、これまでの育成計画・指導を振り返る
    【ワーク】計画や指導における課題点を挙げ、解決策を考えてグループで共有する
講義
ワーク
  • 2.指導した後輩を振り返る ~成長した点・課題を理解する
    (1)指導した後輩のタイプを把握する
    ①達成欲求タイプ ②権力欲求タイプ ③親和欲求タイプ ④回避欲求タイプ
    (2)後輩の特徴を踏まえた指導方法
    【ワーク】後輩のタイプ別診断と有効な指導方法
    (3)後輩の成長した点・課題を把握し、整理する
    【ワーク①】自分が担当した後輩について、2点に留意しながら振り返る
    後輩の成長した点・課題を具体的行動とともに書き出す
    【ワーク②】成長した点をどのようにほめ、課題を具体的にどのように説明するかをまとめる
講義
ワーク
  • 3.後輩との関係構築 ~後輩のモチベーションを維持・向上させる
    (1)コミュニケーションを取りやすい環境作り
    【ワーク】後輩が相談しやすい環境を作るために工夫していることを共有する
    (2)後輩の自己効力感を高める問いかけ
    ①後輩を動機づけるための質問話法 ~肯定質問
    【ワーク】つい言ってしまいがちな否定質問を肯定的な表現に言い換える
    ②基本的な質問話法① ~オープン・クローズド質問
    ③基本的な質問話法② ~未来質問・過去質問
    (3)対話により後輩のやる気を引き出す
    【ワーク】後輩のほめる点をできるだけ多く洗い出し、ほめる順序を考える
講義
ワーク
  • 4.後輩に対するフィードバック ~効果的なフィードバックで成長を促進する
    【ワーク】後輩にフィードバックする時に工夫していること・悩んでいることを共有する
    (1)後輩の話や質問の回答に対してフィードバックする
    (2)わからないことに対して無理矢理答えを出さない
    (3)フィードバックに必要な要素は「Can」「Keep」「Change」「Try」
    【Can】後輩がよくできた点は何か
    【Keep】今後も続けた方が良い点は何か
    【Change】今後改善した方がよい点は何か
    【Try】成長のために、今後挑戦すべき点は何か
    【ワーク】「Can」「Keep」「Change」「Try」の枠組みで後輩へのフィードバックの内容を考える
講義
ワーク
  • 5.実践!ケーススタディ ~自身の指導力を強化する
    「後輩役」「指導者役」「観察者」の3名に分かれてロールプレイングを実施する
    【ケース1】後輩との意思疎通がうまく図れておらず、溝ができてしまっている場合
    ~よかれと思って行動していることが後輩に理解されず、溝ができている状況を打破する
    【ケース2】何度指導をしても同じミスを繰り返す場合
    ~他部署からもクレームがあり、次の面談で課題として注意しようとしている
    【ケース3】後輩が仕事の段取りに課題がある場合
    ~複数の仕事をこなすのが苦手で、締切ギリギリになってしまう後輩の改善策を共に考える
講義
ワーク
  • 6.まとめ
    【ワーク】本日の研修を踏まえ、今後後輩を指導する際に何に気をつけたいかを発表する
ワーク

5823

企画者コメントcomment

OJT担当者として指導を始めた当初は、新人や後輩の成長を実感しやすいため、モチベーション高く指導を行うことができます。しかし、後輩が成長していくに従い、始めた当初と同じ指導方法や進め方ではなかなか効果が出ず、モチベーションが低下したり、コミュニケーションの頻度が減少するといった課題があります。

本研修は、その課題を解決することを目的としたOJT担当者向けのステップアップ研修として開発をいたしました。これまでの育成計画・指導方法を客観的に振り返ったうえで、後輩のモチベーションを維持・向上させるためのコミュニケーションスキルと、成長促進のためのフィードバックスキルを学んでいただきます。新人・後輩の持続的な成長を促すためには、指導担当者自身の成長も欠かせません。指導スキルの向上にご活用ください。

スケジュール・お申込み
(オンライン/セミナールーム開催)schedule・application

オンライン開催

セミナールーム開催

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

受講できそうな日時がない… 日程を増やしてほしい… 
そんな時には「研修リクエスト」

研修リクエストサービス

「研修リクエスト」とは、お客さまのご希望の日程、内容、会場で、1名さまから インソースの公開講座を追加設定するサービスです。 サービスの詳細や、リクエスト方法はこちらをご確認ください。

※受講者数1名以上の場合から、リクエストを受け付けております

※ご連絡いただいてから研修実施まで、通常2か月程度かかります(2か月以内での急ぎの実施も、ご相談可能です)

受講者の評価evaluation

研修評価

内容:大変理解できた・理解できた

100.0%

講師:大変良かった・良かった

96.8%

※2023年10月~2024年9月

実施、実施対象
2025年4月     4名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • ニューロロジカルレベル、確認・期待までやるなどフィードバックのやり方が有益だった。また、ロールプレイングのワークもあったので実践的に学ぶことができた。
  • 後輩を幸せにするために、否定形を使用しないこと、労いの言葉を意識すること、アイデンティティを積極的に褒めること、指導する際に感情は入れないことを意識したいと思います。
  • 今までOJT指導を行うにあたって、相手を褒めて伸ばすということを意識していましたが、やはり相手を幸せにすることは大事であると学びました。
  • 相手の価値観を尊重し、相手の立場になって考えることを心がけます。実践形式でわかりやすく、自分なりの指導方法を考えることができました。

実施、実施対象
2025年3月     6名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 指導とは相手にこちらの要望を伝えるためだけではなく、相手の今の成長や課題を考えながらすることだと認識を改めた。双方のためになる話し合いのような意味もあることを留意して業務に活かしていく。
  • 指導や適確な指示を、適切な言葉で、という苦手分野を改善できそうなヒントがいくつもありました。日々の業務で、苦手意識をもたず、知識を活かして円滑な職場運営につなげます。
  • 後輩や部下への指導をする立場に無いですが、一緒に仕事をしてくれる協力会社の方に応用して活かしていきます。相手の本音や言いたいことを引き出すということが、実際の現場でもワークでも難しい、課題と感じたので、そこを重点的に取り組んでいきます。

読み物・コラムcolumn

【研究レポート】OJT教育のやり方~効果的な進め方や指導方法とは

2025年4月17日更新

「OJT」とは、年代や階層に関係なく、現場で行われる業務指導のことを指します。本ページでは、OJT教育について、具体的なOJTの4つのステップを軸に、トレーナーから人事担当の方にまで役立つ内容をご紹介しています。OJTの基本だけでなく、その効果を高める方法についてもお伝えします。

【研究レポート】モチベーション向上・管理のポイント~部下のやる気アップの理論

2024年7月11日更新

本ページでは、部下・後輩のモチベーションアップ方法についてお伝えします。年間4,000名以上が受講する意欲・モチベーション向上研修の実績から導き出した、ビジネスの現場で役立つ具体的な手法を解説します。フィードバック、ほめ方、各種質問話法などを掲載しています。

OJT指導者研修を語る

2024年5月21日更新

インソースの「OJT指導者研修」の効果、特徴、演習(ロールプレイング)内容等について、研修制作者が語るページです。インソースの「OJT指導者研修」は、座学、ケーススタディを通じ、「部下の指導方法」を具体的に習得する研修です。

「これって業務ですよね?」OJT研修の現場でよく出る、指導者のお悩みあるある大特集!

2023年5月30日更新

研修会社インソースがOJT研修を実施する中で、実際に受講者の方からうかがったお悩みと、研修内で議論された意見などをご紹介します。OJT指導者の方だけでなく、その監督者の方や人事ご担当者さまも「OJT現場のあるある」を知っていただき、今後の教育にお役立てください。

適切なフィードバックの行い方~助言と対話を活用し、相手の成長の一助となる

2024年7月18日更新

本ページでは、「フィードバック」について紹介しています。フィードバックのうち「ダイレクト・フィードバック」を取り上げ、相手に「行動をどう改善したらいいか(またはそのままでいいのか)」を明確に伝える手法や相手が受け容れやすい伝え方などをお伝えします。

新入社員研修を成功に導く10カ条 OJT研修を考える

2024年7月18日更新

昔は、「俺の背中を見ろ!」「俺について来い」といった教え方で、ある程度の成果をあげることができました。しかし、現在の若者はそれほど単純でなく、また「教えてもらうのが当たり前」の環境の中で育ったため、その方法は馴染みません。「俺の背中を見ろ!」でついて来られて、何も言わなくても先輩の技術をしっかりと"盗める"人間は、あえて研修をやるまでもない優秀な人材です(そのような人材は社内に1割もいないでしょう)。新入社員研修ではあれもこれも教えたいという風になりがちですが、必要なことを全部行うのは到底無理です。あまり無茶な目標を設定すると、新人たちのやる気がなくなってしまいます。かといって、甘やかすのもよくありません。新入社員研修全体のレベルは、"少しがんばればできる"ぐらいに設定しておくのが適切です。

お問合せ・ご質問

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本研修の評価
内容をよく理解・理解
100.0
講師がとても良い・良い
96.8

※2023年10月~2024年9月

年間実績公開講座の年間実績
受講者数※1
147,500
開催数※1
14,529
講座数※2
4,706
WEBinsource
ご利用社数※2
25,701

※1 2024年4月~2025年3月

※2 2025年3月末時点

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