グローバル企業向け研修
グローバル企業を取り巻く環境や、人材育成の傾向
全世界的にグローバル化が進み、日本でもその動きは容易に感じることができます。
とはいえ、そのグローバル化を進めている組織内では、日本法人の海外進出ステージにおける国際化に関する課題、その次のステージでは現地スタッフによる現地法人の自立が進まないというお悩み、そしてグローバル化の最終ステージである「出身地によらない多様なメンバーによる適材適所における事業展開」になかなか到達できないといった問題があります。
それぞれの組織がこれら3つのグローバル化のステージのどこにいて、どのような状態を目指すべきかを明確にすることが、早く効果的にグローバル人材を育成することに繋がります。
弊社のグローバル企業向け研修は、海外赴任者向けのプログラムだけでなく、日本法人に配属となった外国人社員向けの育成研修、その外国人社員を受け入れる方向けのラインナップも充実しています。組織のグローバル化を重要な経営戦略のひとつとして位置づけている皆さまを、インソースが全力でご支援いたします。
インソースグループのグローバル企業向け人材育成のポイント
◆若手のうちからグローバルマインドを身につける
海外拠点を多くもつ企業では、その規模を問わず、「グローバルマインドの習得」が必須です。現地の生活情報や職場についての情報入手は、海外赴任が実際に決まってからでもいくらでもできますが、このマインドの醸成は一朝一夕にできるものではありません。
これまでの自分にとっての常識や当たり前、固定概念をいったんすべて手放し、異なる考え方・価値観や行動を、まずはフラットな気持ちで受け止めることが大切です。さらに、興味をもって積極的に接するオープンマインドと、周りとうまく調和していく柔軟性を持つことができるとグローバルに活躍できるビジネスパーソンの素地ができます。
また、日本人に対してグローバルマインド醸成を行うのみならず、現地の外国人責任者を日本に呼び寄せ、日本流のマネジメント手法やリーダーシップに触れる機会を設ける日系グループ企業も増えています。
◆日本での役職より上の立場での赴任に備え、経営者視点を養う
多くのグローバル企業のクライアントさまでうかがうのが「日本で体験したことのない役職・立ち位置で赴任することが多いため、現地入りした後にローカルスタッフから求められる役割をうまく果たすことができない赴任者が多い」というお悩みです。
日系企業の外国法人組織で、いわゆる作業的な仕事・つつがない組織運用だけを担っていた現地スタッフを、自ら主体的に考え行動し組織をマネジメントできるよう変革していけるかどうかは、ひとえに赴任者の腕にかかっています。
赴任者には、事前に現地での役割を疑似体験させるところまでは難しくとも、海外で活躍するためにはどのような考え方や行動が求められるのか、時間をかけて丁寧に伝えることが必要です。ローカルスタッフとのコミュニケーションギャップの是正の仕方、本国と現地事情の板挟みになった際の解決方法など赴任経験者とのディスカッションの時間を設けることも有効でしょう。赴任経験者にメンターとして相談に応じさせたり、アドバイスをさせたりする取り組みも有益です。
◆外国人社員の早期戦力化
日本人特有の仕事の進め方、ビジネス上の決まりごとに違和感を覚える外国人スタッフは少なくありません。いち早く日本の組織に馴染んで活躍できるよう、日本独自のビジネスマナーや日本の文化についての理解を深めていただくプログラムがおすすめです。また、外国人社員を職場に受け入れるうえで必要な知識やマインドを養い、外国人社員が働きやすい環境づくりに役立てていただく日本人向け研修もございます。
日本語がまだ使い慣れないという受講者さまのために、英語で学ぶ研修実施にも対応いたします。
グローバル企業向け おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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グローバル企業向け中堅以上のリーダーシップ底上げプラン
グローバルで活躍できる人材となることを目標に、必要なリーダーシップスキルを定義する。そして、1年間で3階層に対してそれぞれ5~10回程度の徹底的な教育を実施する
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ニューノーマル時代の多様な「人」と「働き方」推進プラン
ニューノーマル時代における企業の継続的な成長には、多様な「人」と「働き方」に適応することが強く求められている。この推進に必要な、意識の順応やスキルの強化を行う
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全階層が各々に必要なコミュニケーション力を鍛えるプラン
新人~管理職の4階層に、役割に応じた意識とスキルの強化を図るコミュニケーション研修をそれぞれに実施する。これにより、全社でのトラブルの低減や生産性向上を目指す
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双方向でライブ感があるオンライン研修の導入プラン
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「人を育成する」風土醸成に向け教育体系を構築するプラン
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将来のグローバル人材を輩出する組織づくりプラン
グローバル企業向け 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
階層やニーズ別のプログラム
グローバル企業向け ワークショップ
グローバル企業向け 動画教材・eラーニング
グローバル企業向け 通信教育
研修等とあわせておすすめのサービス
Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
グローバル企業向け 読み物・コラム
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人事労務キーワード「コンフリクトマネジメント」とは?
「コンフリクトマネジメント」を人事・労務の観点から解説します。コンフリクトマネジメントとは、対立(=コンフリクト)する状況を「組織の成長を促す機会」と捉え、問題解決と共に戦略的に活用する組織強化の手法です。内在するコンフリクトを議論のテーブルに載せることで、膠着した組織の活性化につながると注目を集めています。
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グローバル人材育成を語る
インソースの「グローバル人材育成」の効果、特徴、演習(ロールプレイング)内容等について、研修制作者が語るページです。インソースの「グローバル人材育成」は、海外で本当に求められているスキルを徹底的に鍛える人材育成サービスです。
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グローバルな人材になる上で欠かせない4つの能力とは?
グローバル展開を目指す企業が増えている今日の日本では、国内のみならず地球規模で物事を考えることができるグローバルな人材が必要とされています。そこで今回は、世界に通用するグローバルな人材を育てる上で欠かせない4つの能力についてご紹介していきます。
グローバル企業向け研修をご検討のお客さまからのご質問
当組織の状況を踏まえたケーススタディは作れますか?
作成可能です。受講者が頭を悩ませがちなシーンや人事ご担当者さまが想定されている課題をご教示いただくことで、貴社オリジナルの「リアル」なケーススタディを作成できます。現場の実態に即したケースで演習を行うことで、普段困っていることやその解決策などについて受講者同士で考え、共有することができ、そのまま現場の実践につなげられるという、高い研修効果を発揮することが可能となります。
また、ケーススタディの作成にあたっては、受講される方々にあらかじめ事前課題アンケートを実施することを推奨いたします。受講者の悩みや課題を具体的にくみとり、ケーススタディやテキストの作成に反映することができるようになります。
海外赴任経験のある講師に研修を登壇してもらい、経験を大いに語ってもらいたいです。可能ですか?
はい、可能です。
▶海外赴任経験ありの講師一覧
講師は、研修を通じて受講者さまの動機づけをし、学んだ知識を実践できるよう導くため、受講者と講師の「相性」は非常に重要です。まず基本的には、お客さまの業界や受講者さまの職種について理解の深い講師をご提案させていただきますが、そのほかにもご要望(一人ひとりに寄り添う姿勢で親しみを感じさせるタイプ、適切な距離を保ち厳しく指導するタイプ、冷静・ロジカルに話すタイプなど)がございましたら、ぜひお聞かせください。「先生」としてではなく、ビジネスパーソンとして「現場」での豊富な経験をもとに、受講者の皆さまの内なる力を引き出すファシリテーターとして、支援する「プロフェッショナル」な講師が多数在籍しております。いま、現場で苦労している受講者の皆さまと同じ目線に立ち、共感し、アドバイスや「ビジネスのコツ・勘所」なども合わせてお伝えできる、高い資質を持った講師ばかりですので、安心してご相談ください。
受講者を集められる時間帯や曜日がかなり限定されます。夜間や土曜祝日でも研修実施は可能ですか?また、業務の関係でなかなか集合させることが難しい場合、集合研修以外でおすすめの教育の手法はありますか?
一人ひとり個別に受講させてもよい研修であれば、異業種交流型の「公開講座」にご参加いただくのがおすすめです。短時間で効率的に教育したいという場合にはeラーニングをおすすめしています。
▶公開講座ラインナップ
▶動画百貨店 動画教材・eラーニング一覧
なお、海外赴任者等もオンラインで参加いただいて研修を受講いただいたこともございます。研修時の移動負担もなく、インソースのオンライン研修は業界内でも高品質な評価を受けているためストレスなく受講可能です(受講者側の通信環境による不調についてはお客様にてご対応いただいております)。
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
外国人向け教育と受け入れ教育を共に実施し、多様な人材がグローバルに活躍できる組織をつくる