製造業向け管理職・管理者研修
現在の環境に応じたマネジメントのあり方を身につけ、部門をさらに活性化
これまでの業務改善・QC活動に加えて、安全で無駄がなく働きやすい環境を維持しつつも、データやデジタル技術を活用したIT・DX推進によって業務プロセスのさらなる改革や生産効率の向上を図らなければならないという転換期にあります。この環境変化に対応するために、これまで以上に現場の係長や課長職、工場長・ライン長などに期待される役割や責任が大きくなっています。現場の責任者の方が抱える以下のような課題をいかに解消していくかが、組織経営に大きな影響を与えると言っても過言ではありません。
インソースは過去5年間で6,054の製造業組織に研修を提供し、合計289,966人の業界に従事する方に多様な教育プログラムを受講いただいた実績がございます。貴組織の魅力が伝わる採用サイト制作や、各種アセスメントサービスなど、人材育成に関わるあらゆるソリューションを網羅しております。
インソースグループの製造業向け管理職・管理者人材育成のポイント
◆業務改善やQC活動を主導するマネジメント力
現状の生産量や品質を落とすことなく、ラインを追加したりさらに製造不良率を上げるための業務フロー見直しを企画するにあたっては、活動を実践する主任~中堅メンバー層の意見もじゅうぶんにヒアリングしておく必要があるでしょう。管理職層は部下から挙げられる意見や改善計画への懸念点を真摯に受け止め、必要であれば他部門や上席者である部門長・工場長への調整や交渉をします。現場のさまざまな問題点を自らが発見し、具体的な課題解決プロジェクトを立ち上げて展開する力が求められます。
◆若い世代の育成と離職防止
製造業に従事する管理者の方は、上司から「仕事は見て盗むもの」と指導されていたためにそれを踏襲してしまい、若い世代に対し丁寧な指導や上手なコミュニケーションが取れないというお悩みをお持ちのことが多いです。指導スキルやマインドがアップデートされていないことが原因で、指導を受ける若い世代が離職してしまうケースが少なくありません。インソースでは、イマドキ世代への指導やコミュニケーションの取り方を学び世代間ギャップを理解するもの、パワハラと指導の違いを学んでいただく教育プログラムを業界向けに多数実施しています。行動経済学をベースに工場内のルールを守らせる仕組みを作る研修なども開発しています。
◆女性活躍推進で組織の未来を築く
男性中心社会のイメージを払拭して、女性社員・スタッフをもっと採用したいとのご要望をよくうかがいますが、組織内部の現状として、女性の活躍機会を戦略的に設けられておらず、キャリアアップを描くことが難しい状況の是正がなされていないこともままあります。この場合は採用活動がうまくいったとしてもきっと早期離職してしまう可能性が高いです。まずは組織への不信感やキャリアへの不安を取り除く施策のほか、男性社員サイドへも相応の教育をしていく必要があります。組織の風土改革は管理職や上層部の力強い先導がなければ始まりません。
◆IT・DX推進による業務改善
製造ラインのセンサーから得られるデータやデジタル技術を活用することで、業務プロセスを抜本的に見直したり、数日後の気候予測データから適正な生産数を導き出すなど、生産効率向上に成功したという企業の話もうかがいます。このようなIT・DX推進を実現するには、IT専門部署に人材を配備するだけでは足りません。担当している部署・業務のどこに課題があり、どうすれば効率が上がるか、在庫管理が楽になるかなどがよく分かっている現場の管理職の参画が不可欠なのです。将来の事業環境を予測できる費用対効果の高いシステムの開発も、全社が一丸となって取り組むべきことです。
「今」を捉えたインソースの研修
インソースでは、時代の変化に寄り添い新たなニーズに応えるため、毎月新作研修を開発しております。外部環境の変化に対応すべく今必要なスキル、最近耳にする新しい分野など多数ご用意しておりますので、その中で本テーマにおける新作研修をご紹介します。
リスクアセスメント研修~製造現場におけるリスク防止策を考える(半日間)
研修開発者の思い・こだわり
現代の製造業界では、進化する作業環境の中でリスク管理が一層重要となっています。リスクアセスメントを適用することは、事故の予防にとどまりません。作業プロセスに内在するリスクを洞察し、それを手掛かりに、より安全かつ効率的な製造手法を考えることで生産性を高めることが可能です。日頃の危機管理への意識を高め、労働環境の質を向上させることを目指し、本研修を企画しました。
製造業向け管理職・管理者 おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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工場向け停滞しがちなQC活動を確実に推進するリーダー育成プラン
次期リーダーが当事者意識をもって、停滞しがちなQC活動を確実に進められるように、問題解決と推進力を強化する。またフォローアップ研修により、継続的な支援を行う
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生産現場で「ドラッカー理論を活かす」業務改善実現プラン
全6回、前半はドラッカーが提唱するマネジメントやリーダーシップの発揮を「製造現場」からフォーカス。後半は理論を自分事へと手繰り寄せる課題実践、ワークショップ
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女性社員のキャリア形成を目指す管理職・本人の改革プラン
女性社員の意識変革のための「キャリア形成、各自が苦手なスキル」強化と、管理職が女性のキャリア開発を推進する「キャリア支援、職場づくりスキル」強化を行う
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製造業向けDX推進による、現場の業務プロセス改革プラン
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役職者のプロジェクト推進に必要な5つのスキル強化プラン
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全社視点、全体最適を意識できる管理職を育成するプラン
製造業向け管理職・管理者 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
階層やニーズ別のプログラム
製造業向け管理職・管理者 ワークショップ
製造業向け管理職・管理者 動画教材・eラーニング
製造業向け管理職・管理者 通信教育
研修等とあわせておすすめのサービス
Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
製造業向け管理職・管理者 読み物・コラム
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昨今の管理職の悩み「年上の部下にはどう接したらいいのか」を考える
年齢や勤続年数にとらわれず、実力やこれまでの実績に応じた「実力主義」による人材登用を進める企業が増え、連動して「年上の部下」を持つことになった管理職の悩みも深くなったと言えるでしょう。
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「これってパワハラ?」 ~現場で悩みがちなハラスメントのグレーゾーン特集!
厚生労働省の6つの「パワハラの類型」にもとづき、「これってひょっとしてハラスメント?」というグレーゾーンなケースをご紹介します。「つい言ってしまいがちな一言」「部下への配慮のつもりの一言」がハラスメントになっているかもしれない、という具体例に触れていただくことで、 ハラスメントへの感度を高めるきっかけになれば幸いです。
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DX(デジタルトランスフォーメーション)を人材育成で実現する
DX(デジタルトランスフォーメーション)の注目度が高まっている今、本ページではDXの推進方法とDX人材を育成する方法を丁寧に解説いたします。また、株式会社インソースの事例や経営陣を含め、全社が取り組むべきDXの4つのステップをご紹介いたします。
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研修見聞録~部下とのコミュニケーション実践研修
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管理職研修を語る
製造業向け管理職・管理者研修をご検討のお客さまからのご質問
当組織の状況を踏まえたケーススタディは作れますか?
作成可能です。受講者が頭を悩ませがちなシーンや人事ご担当者さまが想定されている課題をご教示いただくことで、貴社オリジナルの「リアル」なケーススタディを作成できます。現場の実態に即したケースで演習を行うことで、普段困っていることやその解決策などについて受講者同士で考え、共有することができ、そのまま現場の実践につなげられるという、高い研修効果を発揮することが可能となります。
また、ケーススタディの作成にあたっては、受講される方々にあらかじめ事前課題アンケートを実施することを推奨いたします。受講者の悩みや課題を具体的にくみとり、ケーススタディやテキストの作成に反映することができるようになります。
製造業や工場での管理職経験がある講師に研修を登壇してもらうことは可能ですか?
製造業や工場での管理職経験がある講師がおります。ただし、お客さまのご要望によっては、業界出身ではないが製造業での登壇経験が豊富な講師、検討研修内容に詳しく、受講者から評価が高い講師もおありますので、柔軟にご検討をいただければ幸いです。
▶製造業(電気・機器)出身 講師一覧
▶製造業(素材・化学)出身 講師一覧
▶製造業(日用品)出身 講師一覧
講師は、研修を通じて受講者さまの動機づけをし、学んだ知識を実践できるよう導くため、受講者と講師の「相性」は非常に重要であると考えております。まず基本的にには、お客さまの業界や受講者さまの職種について理解の深い講師をご提案させていただきますが、そのほかにもご要望(一人ひとりに寄り添う姿勢で親しみを感じさせるタイプ、適切な距離を保ち厳しく指導するタイプ、冷静・ロジカルに話すタイプ、熱く語りかけるタイプなど)がございましたら、ぜひお聞かせください。
弊社では、「先生」としてではなく、ビジネスパーソンとして「現場」での豊富な経験をもとに、受講者の皆さまの内なる力を引き出すファシリテーターとして、ご支援をいただける「プロフェッショナル」な講師が多数在籍しております。いま、現場で苦労している受講者の皆さまと同じ目線に立ち、共感し、基本的な「型」のみならず、アドバイスや「ビジネスのコツ・勘所」なども合わせてお伝えできる、高い資質を持った講師ばかりですので、安心してご相談ください。
業務の関係でなかなか集合させることが難しいのですが、集合研修以外でおすすめの教育の手法はありますか?
一人ひとり個別に受講させても良い研修であれば、公開講座がおすすめです。短時間で効率的に教育したいという場合にはeラーニングや動画教材をおすすめしています。また、最近では自社で作成した動画教材や資料を格納し、配信するシステム(LMS)のご提供も増えています。
▶オンライン公開講座
▶動画百貨店 (動画教材・eラーニング一覧)
▶次世代型LMS「Leaf」
▶お客さま事例(LMS切り替え導入)
受講者を集められる時間帯や曜日がかなり限定されるのですが、短時間での実施や土曜祝日でも研修実施は可能ですか?
お客様のご要望に合わせて、開催する時間や曜日はご都合に合わせて開催可能です。1日研修での実施が難しい場合、内容をご相談させていただき、半日研修での実施も可能です。
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
職場環境の良しあしは管理職の取り組み方で大きく変わる。組織の未来を背負って立つ人材への教育とは