メーカー技術者向け研修
技術力だけでは売れない時代
とある大手製造業の人事担当の方から「いくら良い技術があっても、売れるかどうかは別の話だ・・・」というお話を伺いました。確かに、「日本には良いモノをつくっていればお客さまは自然と集まる」という技術信仰は存在します。一方で、その「良いモノ」の定義は年々変化しています。例えば、2020年のコロナ禍では、非接触や殺菌・消毒に関連する製品が急速に注目を浴び、顧客ニーズが分かりやすく変化しました。
近年では、顧客ニーズそのものを誘導するWEBマーケティング手法が注目を集めており、SNSやメールマガジンなどを通じてメーカーがエンドユーザー個々人にアプローチし、ECサイト上での購入が主流となっています。これにより、従来のオーソドックスなモノをバランスよく製造していても、なかなか消費者や利用者に選ばれづらい状況が生じています。
こういった環境変化を踏まえ、インソースでは製造技術者を抱える企業の組織課題は、競争力を左右する現場リーダー層の育成、顧客ニーズを先取りするプロダクトアウト型の商品企画、環境変化に合わせた商品開発と生産のスピードを向上させるチーム力の3点に集約されると考えます。グローバル化やチームワーク向上のためのヒューマンスキルを底上げするプログラムなど、数多くの研修を開発してきました。
インソースグループのメーカー技術者向け人材育成のポイント
◆組織に対しての強い当事者意識の醸成
一人の技術者として個別のスキルアップを図ることはもちろん、自社の運営・経営に対してどこまで技術者として当事者意識を持つことができるかが重要です。またこのようなマインドは、マネジャーになってから突然自覚するものではないため、若年層のうちから心構えの教育を定期的に行っていくことが不可欠です。
◆売れる製品の企画・アイディアを創出する商品開発力の習得
取引先の指示通りの製品だけではなく、消費者が次の時代に求める製品を先手を打って考え、アイディアを出す力が技術者レベルで求められています。そのため、良い発想を出せるコツや視点と、実現可能な企画立案のポイントを学ぶ研修へのお問い合わせを多くいただいています。組織内外に蓄積した様々なデータを用いた統計を活用して、商品企画につなげたいとお考えの企業さまも増えているようです。
◆組織・チームを機能させるためのヒューマンスキル
マネジャー層・リーダー層はチームをまとめあげるための指導スキル、シニア層は技術伝承していくための伝える力、中堅層は上下のパイプ役としてのコミュニケーション、若手はきく力をそれぞれ強化するなど、階層に応じてヒューマンスキルを高めていくことが肝要です。
メーカー技術者向け おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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6カ月で管理職の意識とマネジメント力を強化するプラン
6カ月で、管理職としての意識を醸成し、マネジメントに必要な部下指導スキル、業務改善スキル、リスクマネジメント、数字力を一つずつ強化する
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現状を疑い現場目線の発想で新規事業開発に挑戦するプラン
若手社員が現状の制約に縛られずにアイデアを創出できるようになるプラン。「もっと〇〇だったらいいのに」と普段感じることを新規事業として企画し、組織の活性化を目指す
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停滞しがちなQC活動を確実に推進するリーダー育成プラン
次期リーダーが当事者意識をもって、停滞しがちなQC活動を確実に進められるように、問題解決と推進力を強化する。またフォローアップ研修により、継続的な支援を行う
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DX推進による、現場の業務プロセス改革プラン
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離職防止のために部下指導力を向上させるプラン
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グローバル企業向け中堅以上のリーダーシップ底上げプラン
メーカー技術者向け 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
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新入社員向け工場で安全に働くための仕事の進め方研修
工場で働く上で知っておくべき知識・ルールを身につける
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新入社員向けビジネス基礎研修~基本ルール・所作(2日間)
社会人として相応しいマインドを醸成し、ビジネスマナーと仕事の進め方の基本を習得する!
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中堅社員研修~管理職を補佐し、部の成果を出す!
リーダーとして、フォロワーとして、業務の推進者として、組織の中核を担う人材に必要なスキルを習得する
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プレイングマネージャー研修~時間・チーム・リスクをマネジメント
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段取り研修~管理職としての基本的マネジメントスキルを理解する
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管理職研修~高い視点でチームを捉え、任せ方と育成を学ぶ
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労務管理研修
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ベテラン世代の活かし方研修~年上の部下への関わり方を学ぶ
階層やニーズ別のプログラム
メーカー技術者向け ワークショップ
メーカー技術者向け 動画教材・eラーニング
メーカー技術者向け 通信教育
研修等とあわせておすすめのサービス
Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
メーカー技術者向け 読み物・コラム
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改めて「生産性向上」を考える
働くことの大変さと、生活とのバランスのとり方は、いつの時代の人間にとっても変わらぬ課題であるでしょう。加えて近年の日本では少子高齢化が進み、人口減少によって働く人それぞれの負担が大きくなって
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「これってパワハラ?」 ~現場で悩みがちなグレーゾーン
厚生労働省の6つの「パワハラの類型」にもとづき、「これってひょっとしてハラスメント?」というグレーゾーンなケースをご紹介します。「つい言ってしまいがちな一言」「部下への配慮のつもりの一言」がハラスメントになっているかもしれない、という具体例に触れていただくことで、 ハラスメントへの感度を高めるきっかけになれば幸いです。
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業務効率化と生産性向上の方法
業務における「省くべきムダ」と「省いてはいけないこと」を見極める方法をお伝えします。業務を効率化は「ムダを省くこと」を考えがちですが、「成果をあげる」「仕事の質をあげる」という意識が生産性向上を実現するためには欠かせません。最善策を求めて改善していくことが重要です。
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ビジネスデータの分析研修を語る
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人的資本経営~真に組織に必要な人材の育成と獲得
メーカー技術者向け研修をご検討のお客さまからのご質問
製造業の技術者向けでは、どのような研修を実施することが多いでしょうか?
管理職向けから一般職まで様々な研修を実施しております。特に管理職向けや現場リーダー向けでは部下の関わり方や、指導方法、面談方法についての課題を解決する研修実施が豊富です。
▶コーチング研修~部下の主体性を引き出すスキルを習得する
▶管理職研修~部下のキャリア開発支援を実践する(1日間)
当組織の状況を踏まえたケーススタディは作れますか?
作成可能です。受講者が頭を悩ませがちなシーンや人事ご担当者さまが想定されている課題をご教示いただき、貴社オリジナルのリアルなケーススタディを作成できます。現場の実態に即したケースで演習を行うことで、普段困っていることやその解決策などについて受講者同士で考えて共有でき、そのまま現場の実践につなげられます。
製造業界出身の講師に研修を登壇してもらうことは可能ですか?
可能でございます。
▶製造業(電気・機器)出身 講師一覧
▶製造業(素材・化学)出身 講師一覧
講師は、研修を通じて受講者さまの動機づけをし、学んだ知識を実践できるよう導くため、受講者と講師の「相性」は非常に重要であると考えております。まず基本的にには、お客さまの業界や受講者さまの職種について理解の深い講師をご提案いたしますが、そのほかにもご要望(一人ひとりに寄り添う姿勢で親しみを感じさせるタイプ、適切な距離を保ち厳しく指導するタイプ、冷静・ロジカルに話すタイプ、熱く語りかけるタイプなど)がございましたら、ぜひお聞かせください。弊社では、先生としてではなく、ビジネスパーソンとして現場での豊富な経験をもとに、受講者の皆さまの内なる力を引き出すプロフェッショナルな講師が多数在籍しております。
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
顧客ニーズを満たす技術者を生む、戦略的な人材育成。現場から革命を起こす