Ｚ世代育成関連研修 | 現場で使える研修ならインソース

特によく見られる５つの特徴・志向性

①ワークライフバランスを重視
生活を犠牲にしてでも仕事を優先するような働き方はもはや過去のものであり、仕事もプライベートもバランスよく充実させるワークライフバランスが社会の常識と認識しているのがＺ世代です。

②強いスペシャリスト志向
かつては、多くの人がゼネラリストを志向し、出世を目指して仕事の幅を広げていこうとしたものですが、Ｚ世代はスペシャリスト志向が強く、その道の専門家としてスキルを磨いていくことを希望する傾向が強いです。

③オープンであることを好む
大半の情報がネットで探索すれば明らかにできる時代に育ってきたＺ世代にとって、自分にとって大事なことが「不透明」なまま進められることは耐え難いものとなります。そのため、評価や処遇、異動や配属といった人事関連の進め方については、オープンであることを強く希望します。

④成果主義であることを好む
出世にはあまりこだわりを見せないＺ世代ですが、自身の成果に対しては正当に評価されることを強く望んでおり、「成果主義」に対しては好意的な見方をしています。 Ｚ世代に特徴的な要素でもある、合理性や効率性を好む、という側面が反映されたものとも考えられます。

⑤ウェットなコミュニケーションは好まない
Ｚ世代は、会社での飲み会やイベントへの参加をあまり好みません。特に、自分のプライベートな時間を仕事の付き合いで割かれることを嫌う傾向にあります。しかし、必ずしも上司や先輩とのコミュニケーション自体を避けたがっているわけではなく、１対１面談に代表されるような、上司・部下間の腹を割っての話は、上司側以上に前向きに取り組む姿勢を示すことが多いといわれています。

Ｚ世代の効果的な育成方法

研修を通してＺ世代の若手がどのような時代に育ち、どのような価値観や考え方を持っているのかを知ることで、今後の部下指導や職場での関係性をより良好なものにしていただくことを目的としています。 Ｚ世代部下の育った時代背景から、価値観や考え方を理解し、効果的な指導方法を身につけます。

Ｚ世代が主体性を発揮し、ＤＸをはじめとして新たなことに挑戦していく

どの組織においてもＤＸ推進が急務です。そこで、ゆとり世代と同じくデジタルネイティブであるＺ世代が、今後ＤＸ推進の主たる担い手となるべく、主体性を発揮して活躍していくことが求められます。これは、いわゆる理系人材に限ったことではなく、業務内容を熟知する社内の人材であれば誰でもＤＸ推進者としての役割を果たすことが可能です。なぜなら、まずは業務を知らなければ、どこに課題があり、どうすれば効率化できるのかを導き出せないからです。インソースではＤＸに主体的に挑戦するマインドの醸成、ＤＸ推進に必要なスキルを身につけるプログラムを数多く開発しています。

多様な価値観をもつ人材が活躍する組織・チームをつくる

Ｚ世代に限った話ではなく、昨今ではメンバー一人ひとりの価値観がますます多様化してきています。そのため、それぞれがお互いの事情や要望を理解したうえで、「お互いさま」と助け合いながら、チームとして最大の成果を実現することが重要です。このような状況においては、リーダーは成果の最大化に向け、メンバーをひとまとめではなく、個々人としてみる意識をもつことが欠かせません。また、メンバーにもお互いの価値観はそもそも異なることを改めて理解し、よりよいチームづくりに向けどのように歩み寄っていくべきか、その考え方や工夫の仕方を習得させることが肝要です。

上記のような課題には、お互いの仕事観や働くうえでチームメンバーに知っておいてほしいことなどを共有するワークショップや、管理職向けには個々人の適性やスキルに合わせた業務采配の方法を学ぶ研修が好ましいでしょう。

心理的安全性の高い、働きやすい職場環境づくり

一人ひとりが主体的に行動し、成果をあげるためには、心理的安全性が担保されていることが重要です。心理的安全性とは、「メンバー一人ひとりがチームに対して気兼ねなく発言できる、自然体でいられる環境・雰囲気」のことを指します。部下とのコミュニケーションの仕方を工夫することで、心理的安全性を高める方法を習得できる研修なども開発しています。