官公庁・自治体向け 業務改善・問題発見・課題解決研修
研修の特徴・目的
自治体・官公庁における業務改善に関する組織課題
多くの自治体では高齢化による労働力不足などによって税収が減少している一方、住民の介護や医療を支援する福祉サービス、感染症対策をはじめとした保健衛生業務、社会インフラの維持向上など、求められるニーズは年々増加・多様化しています。
限られた人員と予算で最大の公共サービスを提供するためには、日々業務改善を重ねていくよりほかありません。何らかの問題が生じたときに対処療法的な解決で止めおくのではなく、より良い組織運営のために、PDCAサイクルを回して継続的に取り組むことが大切です。また、人的資本を増やすことが難しい状況は今後も変わらないことを考えると、やはりデジタル化・IT化の検討と実導入は避けて通れません。
思うように仕事がはかどらず、公益に貢献できていないと焦燥感に苛まれる職員は少なくないようです。弊社では職員さま個々人の範囲内で実践できる小さな業務改善の工夫をお伝えする研修から、部署の垣根を超えた問題解決プロジェクトを推進するためのプログラム、AIツールを業務に取り入れるコンサルテーションなど、行政運営を円滑にするサービスを数多く取り揃えております。
自治体・官公庁における業務改善・問題解決・課題設定に関する研修の特徴とポイント
一時的な工夫から持続的な業務改善へ
職員一人一人が主体的に業務フローを見直してムリ・ムダ・ムラを減らすことからでも、業務改善は始められるものです。とはいえ先に述べたように、場当たり的な対処では本質的な改善にはつながりません。また従来のやり方に固執しすぎていると、社会の急な変化に即応できないこともあります。使える職員の労働力や時間などのコスト、適切な業務フローかを意識して対象業務を繰り返し見直し続けることが極めて重要です。特にリーダー、管理職層の立場にある方であれば、自組織の業務改善活動を継続して推進し、定着させる呼びかけを止めてはいけません。
業務改善は問題の洗い出しからスタートして、テーマの選定・現状分析と原因追及を経て目標を設定し、対策の立案と実行するという順番で進めます。弊社では対策を立てる前の現状分析と原因追及の時間を省略せずにしっかりととることを推奨しています。まずは業務改善の基本の考え方を学んだあとに、書類やデータを探す時間を劇的に減らす整理力を養うプログラム、会議時間短縮のためのノウハウを習得するもの、早く確実なナレッジマネジメントのためのマニュアル作成など組織に不足している改善力を補う研修の実施がおすすめです。
何を問題とするか、改善すべき課題をどのように定めるか
いち職員にかかる業務負担の増加・公共サービスの不備など現場で起きる困りごとは、もとの業務手順が長年の間に現状と合わなくなったことに原因があるのかもしれません。組織目標の達成を目指して、現状を良い方向へ変えていく具体的なアクションを起こす必要があるでしょう。
利用者から見て現状はどうか、財務状況からすると?他の自治体では?などの複数の視点で既存業務をとらえ直し、問題点を抽出します。明らかにした問題点を重要度と緊急度で優先順位をつけ、改善活動を実行します。このとき、実行可能な解決策を導き出すにあたっては、仮説思考やクリティカルシンキングを用いてアイデアを発散・収束させる力が求められます。これらは住民ニーズに応える政策立案の場面でも活用できます。
業務改善・問題解決をITの力で叶える
AIなどをつかったDX推進によってサービスや事務処理の簡略化・スピード化が実現すると、住民の利便性は向上し、職員の負担も減ります。
しかし漠然と便利さを求めるだけでは、確実な業務改善にはつながりません。IT化できる業務を的確に洗い出し、その実施フローを見つめます。そもそも削減できるプロセスはないか、その部分が自動化できそうかなどを明確に仕分けして、費用対効果が最も高いものを選定していきます。自組織ならではの業務特性を知る職員の皆さまがデジタル化に対する理解を深められるように導きます。DX化やIT化によって職員に余裕ができれば、外部団体などとの協働時間を捻出でき、複雑化・多様化する住民ニーズに即したきめ細かなサービス提供が可能になります。
「今」を捉えたインソースの研修
インソースでは、時代の変化に寄り添って新しいニーズに応える新作研修を、毎月開発しております。外部環境の変化に対応するべく今必要なスキル、最近耳にする新しい分野、新たにチャレンジしたい教育分野など、多数ご用意しております。
行政向け伴走型政策形成研修(4日間)
研修開発者の思い・こだわり
政策形成の知識をただ得るだけでなく、実践できるレベルにまでスキルを底上げしたいとのご要望を受け、開発しました。作成した企画書に対して講師がフィードバックをするため、具体的にどこを改善すればよいのかを受講者自身が認識でき、理解が深まります。これから政策形成に携わる職員の方はもちろん、既に取り組んでいる方も気づきを得られるプログラムです。
官公庁・自治体向け 業務改善・問題発見・課題解決研修 おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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管理職が事務ミス防止の仕組みを考えるプラン
管理職が自部門の事務ミスを見直し、事業拡大や人員増加しても、事務ミスを防ぐ仕組みづくりについて学ぶ
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事業にインパクトのある問題を、最後まで解決しきるプラン
全3回の集合研修で、組織経営に大きく影響を及ぼす・将来その可能性がある問題をピックアップし、部署やチームを巻き込みながら確実に解決にまで至らせるノウハウを得る
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コスト意識を高め自分ができる改善に取り組む階層別プラン
誰もが費用削減をはじめとした利益拡大施策に参画する必要性があることを理解し、自身の仕事への向き合い方を変えることを目指す。階層別に2つの研修のうち1つを選択する
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全階層の業務改善スキルを強化するプラン
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会議の効率化と参加意識向上を両立するスキルアッププラン
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属人化解消に向け、業務を整理するスキルを習得するプラン
官公庁・自治体向け 業務改善・問題発見・課題解決研修 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
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官公庁・自治体向け問題解決研修
問題発見→原因追及→解決策の提示の3つのステップで日常業務に潜む問題点を解決する手法を学ぶ
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問題解決研修~ビジネス上の問題を解決する
問題解決は、職場の業務改善、業績向上を達成するための第一歩!問題を根本的な解決へと導く
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問題解決研修~問題発見・分析力強化編
問題発見に必要な視点と考え方と、「なぜ」を突き詰め、解決策を見出す力を身につける
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課題設定力研修~主体的な問題解決のための手法とマインド
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オーナーシップ研修~問題解決力を強化し、当事者意識を高める(2日間)
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業務改善研修~標準編
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業務フロー作成研修~業務の見える化で効率アップ
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自治体・官公庁向け業務改善研修 市民の声を改善につなげる(半日間)
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業務改善研修~人員不足を乗り越える編(半日間)
階層やニーズ別のプログラム
問題解決や業務改善を進めるスキル
- プロジェクト推進研修~関係者を巻き込み業務改善を実現に導く
- 人を動かすコミュニケーション研修~キーパーソンへ働きかける編
- 調整力発揮研修~ステークホルダーマネジメント編
- 仕事の実行力研修~業務推進力を身につける
- 調整力発揮研修~合意形成のノウハウを効率よく身につける(半日間)
- 業務改善研修~否定派に対処しつつ強かに改善を実践する
- 行政向け意思決定力強化研修~行動経済学応用編
- 情報力強化研修~情報を分析し、課題を解決する編
- 管理職のためのリーダーシップ研修~高い問題意識と人を動かす強かな考え方
- 【プロマネ養成シリーズ】プロジェクト推進力養成研修
- コミュニケーション研修~エトス・パトス・ロゴス強化編
DX化で業務改善や問題解決をしたい
- 官公庁・自治体向けDX推進企画研修
- 官公庁・自治体向けデジタル業務改善研修
- ChatGPTのはじめ方研修~触って学び業務を効率化(半日間)
- ChatGPT×Excel研修~初級者がAIの力で使いこなす
- 中上級者向けMicrosoft Office研修~Excelマクロ・VBA
- 長文作成のためのWord研修~変更に強い仕様書・報告書・マニュアル
- 初級者向けMicrosoft Office研修~Word・Excel・PowerPoint(1.5日間)
- パソコン苦手な方限定!はじめてのExcel入門研修
- ビジネスデータの分析研修~Excelで行う多変量解析抜粋編
- Python学院~Excelのデータ転記からプログラミングを始める(2日間)
- AI開発入門研修~Pythonによる機械学習を体験する編(2日間)
官公庁・自治体向け 業務改善・問題発見・課題解決研修 ワークショップ
官公庁・自治体向け 業務改善・問題発見・課題解決研修 動画教材・eラーニング
官公庁・自治体向け 業務改善・問題発見・課題解決研修 おすすめサービス
官公庁・自治体向け 業務改善・問題発見・課題解決研修 Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
官公庁・自治体向け 業務改善・問題発見・課題解決研修 読み物・コラム
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DX人材育成のポイント
昨今、デジタルトランスフォーメーション(以下DX)が組織経営に欠かせないものとして重要性を増しています。DXとはITとデータを活用した破壊的イノベーションのことを意味しています。AIが様々な分野で導入されつつある現代において、DXの重要性はさらに高まり続けるでしょう。それに比例するようにDXを実現できる人材(以下DX人材)が今以上に必要となります。しかし、多くの組織がDX人材の確保に課題を抱えています。その背景として、ITやデータは「専門職」が担うものという誤解や、DX人材には特別な素養が必要と考える企業が多いことがあげられます。人手不足の中、ITやデータを専門にしている人材の採用は難しいのが実情ではないでしょうか。
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課題選びが問題解決のカギを握る
「経営は問題解決の連続である」とは、多くの経営者の方々が口にしてきた言葉ですが、まさに、経営トップから現場スタッフまで、仕事に関わるあらゆる人にとって、「問題解決」とは、避けることの許されない重いテーマといえるでしょう。さて、この「問題」の定義については、「目指す姿」と「現状」の間にある「ギャップ」として定義されることが多いと思います。
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課題・問題解決のアプローチ法~原因追究とビジョンメイキング
課題解決の2つのアプローチ法「原因追究型」と「ビジョンメイキング型」とは何かについての解説と、「課題解決力向上」におすすめしたい弊社のおすすめ研修一覧のページです。提案書のダウンロードもできます。
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デジタル人材育成~DXと企業の成長を加速させる
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思考力の使い方~クリティカル・ラテラル・ロジカルシンキング
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業務改善研修を語る
研修のプロがお答え官公庁・自治体向け 業務改善・問題発見・課題解決研修 全力Q&A
お客さまから「{{trainingName}}」に多く寄せられるご質問を抜粋して掲載しております。
質問をクリックすることで、回答が表示されます。
研修のプロがお答え官公庁・自治体向け 業務改善・問題発見・課題解決研修 全力Q&A
お客さまから「官公庁・自治体向け 業務改善・問題発見・課題解決研修」に多く寄せられるご質問を掲載しております。
官公庁・自治体向け業務改善・問題発見・課題解決研修は、民間向けとはどう違うのですか?
「こうあるべき、こうありたいという姿」と「現状に生じる差」を埋めるための視点の持ち方や考え方、手法を学ぶという本質は同じです。異なる点は、実際に改善活動を進めていくうえでのポイントについて、官公庁・自治体の事情を理解したうえでの解説や、官公庁・自治体での具体的事例のご紹介ができる点です。 単発の研修でなく、数カ月~半年程度かけて、数回の研修を行いながら実際に職場で業務改善活動を進めてくださった自治体のお客さまも複数いらっしゃいます。
研修で業務改善計画を立てるだけでなく、実践した後の振り返りやフォローなどを支援してもらうことは可能ですか?
はい、可能です。
振り返りをねらいとしたフォローアップ研修の実施や、業務改善計画書の添削など各種コンサルティングサービスをご利用いただけます。
コンサルティングサービス
複数の自治体など、合同で研修を行うことは可能ですか?
はい、可能です。
複数のお客さまが合同で開催する研修に、弊社講師を派遣して実施した実績がございます。
なお、研修の構成や運営面での注意点など、通常の研修とは異なる枠組みで進める部分が多々あるため、事前に弊社営業担当者に詳細をご相談ください。
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
人も予算も時間もない!だから改革に取り組めない? 成果を最大化する最初の1歩は「業務改善」