(半日研修)リスクマネジメント研修~人権デューデリジェンス導入に向けた基本知識を学ぶ

リスク管理・コンプライアンス

(半日研修)リスクマネジメント研修~人権デューデリジェンス導入に向けた基本知識を学ぶ

企業に求められる人権リスク対応の重要性を理解し、人権デューデリジェンスの導入に向けた基本知識を学ぶ

No. 1400001 9914016

対象者

  • 中堅層
  • リーダー層
  • 管理職層
  • SDGs推進を担当している方
  • コンプライアンス推進を担当している方
  • 事業におけるリスク管理をミッションとする方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 最近よく耳にする「人権デューデリジェンス」について知りたい
  • 海外事業を行うにあたって気をつけるべき人権問題について学びたい
  • SDGsの達成に向けた人権に関する取り組みをどう進めるべきか悩んでいる

研修内容・特徴outline・feature

企業活動における人権尊重に対する社会的な関心の高まりや、欧米を中心に進む「ビジネスと人権」関連法の制定を受け、「人権デューデリジェンス」に対する企業の関心がますます高まっています。持続可能な社会の実現に向けた取り組みであるSDGsにおいても、「人権」は重要なキーワードであり、これからの企業運営において不可欠な要素です。この研修では、ビジネスと人権における基本知識を学んでいただくとともに、人権デューデリジェンスを具体的に導入する手順についてもお伝えします。

到達目標goal

  • ①企業にとって「人権の尊重」が重要な課題であることを認識する
  • ②人権デューデリジェンスについて理解する
  • ③人権デューデリジェンスの導入に向けた具体的な取り組み方が分かる

研修プログラムprogram

  内容 手法
  • 1.「人権」が企業にもたらすリスクとは
    【ワーク】最近のニュースから、人権にかかわるトラブルを共有する
    (1)ビジネスにおける「人権問題」とは
    (2)事例で見る「ビジネスと人権」の現在
    【事例1】コンゴのコバルト採掘における過酷な労働環境下での労働者酷使の発覚
    【事例2】大手食品メーカー系列企業での技能実習生の強制帰国の問題化
    【事例3】日本のアパレル企業による新疆綿の使用と米国での輸入差し止め
    【事例4】就職支援サイトにおける同意のない就活生の予想内定辞退率の情報提供
    (3)人権問題が企業に与える4つのリスク
     ①訴訟などのリーガルリスク
     ②投資引き上げなどのファイナンシャルリスク
     ③不買運動などのレピュテーションリスク
     ④ボイコットなどのオペレーションリスク
講義
ワーク
  • 2.近年の世界と日本での人権関連の動き
    (1)ビジネスと人権に関する年表
     ①2011年: 国連による「ビジネスと人権に関する指導原則」の制定
     ②2015年: SDGs(持続可能な開発目標)の採択
     ③2020年: 日本における「国別行動計画」の策定
     ④2021年: 改訂コーポレートガバナンスコードに人権条項の追加
    (2)欧米で進む法制化と日本の現状
講義
  • 3.人権デューデリジェンスの導入に向けて
    (1)人権デューデリジェンスとは何か
     ①人権デューデリジェンスの意味
     ②サプライチェーン上での人権侵害リスクの把握がポイント
     ③日本企業の人権デューデリジェンスの実施状況
    (2)人権デューデリジェンスにおける施策
     ①人権への影響評価 ②教育・研修の実施 ③社内環境/制度の整備
     ④サプライチェーンの管理 ⑤モニタリングの実施 ⑥外部への情報公開
    (3)「行動計画」の横断的事項を参考に対策を考える
     ①労働(ディーセント・ワークの促進等) ②子どもの権利の保護・促進
     ③新しい技術の発展に伴う人権 ④消費者の権利・役割
     ⑤法の下の平等(障害者、女性、性的指向、性自認等)
     ⑥外国人材の受入れ・共生
    (4)先進企業から学ぶ
     大手ビールメーカーの事例
    【ワーク】事例を読んで自社において参考となる要素を議論する
講義
ワーク
  • 4.人権デューデリジェンスの実施計画の策定
    (1)スコープの決定
    (2)リスクの特定・評価
    (3)対策の検討、計画の策定
    (4)対策・計画の実施
    (5)モニタリング・評価
    【ワーク】自社の人権デューデリジェンスの「スコープの決定」「リスクの特定・評価」「対策の検討、計画の策定」を考える
講義
ワーク
  • 5. まとめ
ワーク

7203

企画者コメントcomment

SDGsに対する関心の高まりもあって、ここ数年、社会の人権に対する意識は急速に深まってきています。そして、2020年の「ビジネスと人権に関する行動計画」の策定と、2021年のコーポレートガバナンスコードの改訂を機に、企業の人権対応に向けた動きが急にあわただしくなってきました。遅かれ早かれどの企業にも対応が求められるテーマであり、これを機会に先んじて取り組んでいただくことをお勧めします。

スケジュール・お申込み
(オンライン/セミナールーム開催)schedule・application

オンライン開催

セミナールーム開催

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

受講できそうな日時がない… 日程を増やしてほしい… 
そんな時には「研修リクエスト」

研修リクエストサービス

「研修リクエスト」とは、お客さまのご希望の日程、内容、会場で、1名さまから インソースの公開講座を追加設定するサービスです。 サービスの詳細や、リクエスト方法はこちらをご確認ください。

※受講者数1名以上の場合から、リクエストを受け付けております

※ご連絡いただいてから研修実施まで、通常2か月程度かかります(2か月以内での急ぎの実施も、ご相談可能です)

受講者の評価evaluation

実施、実施対象
2023年7月     4名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 「人権デューデリジェンスは、緊急度はないが重要な取り組み」、「課題の抽出は一人で考えることではない。」という言葉が印象的でした。先んじて取り組みを行い、企業価値を高める努力をしていきたいと思います。
  • アウトプットすることが重要だということが改めて理解できました。全体を整理して適切にアウトプットできるようにしたいです。

実施、実施対象
2022年3月     4名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 人権問題が発生した場合には迅速かつ誠意ある対応ができるよう、初動対応のマニュアルを作成します。また、人権デューデリジェンスに関する海外法規や潮流を先んじて入手するよう心掛けます。
  • 人権問題のリスクがないか、多角的な視点で洗い出します。他社が公開している情報も参考にして、人権デューデリジェンスを標準化するための基準を整備します。

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開催数※1
13,557
講座数※2
4,487
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25,017

※1 2024年1月~2024年12月

※2 2024年12月末時点

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