社会福祉法人向け研修
人手不足が一番の課題。多様な人材と協力しながらサービスを継続していく
利用者等のニーズはますます複雑化し、よりパーソナルな対応が求められるようになっていることも手伝って、人手不足を解消することが一番の課題とおっしゃる組織がほとんどです。人手が十分に確保できない中でも業務を継続していくためには組織全体で日々業務を見直し、標準化・効率化を進めていくことが大切です。単に業務を滞りなく遂行するだけではなく、利用者とそのご家族の満足度向上につながる応対も求められます。加えて、センシティブな個人情報を取り扱う頻度が多いため、コンプライアンス遵守についても定期的に教育機会を設けることが望まれます。
インソースでは、これまで530組織の福祉事業に携わるお客さまとお取引があり、直近過去5年間で約4万7千人を超える受講者の方に人材育成研修や関連サービスを提供してまいりました。組織の課題に合わせてカスタマイズした研修実施が可能となるため、次の日の業務からすぐに学びを実践いただけます。
インソースグループの社会福祉法人向け人材育成のポイント
◆良いクレーム対応で介護対象者の満足度は上がる
様々な福祉ニーズに応え、ユーザーの満足度を向上させるには、相手の立場で物事を考える意識づけが肝要です。真のニーズを把握するための高いコミュニケーションスキルと、クレームを発生させないあるいはその影響を最小化する力も同様に習得します。改めて接遇のありかたを振り返るとともに、状況に応じた対応を学んで信頼獲得や回復につなげましょう。 時に、利用者やご家族から心無い言葉が投げかけられることがあるかもしれません。そういった場合もストレスをうまく受け流し発散する心のマネジメント術を身につけたり、職員間で励まし合い、協力し合える組織づくりができていれば、乗り越えられる壁も増えます。
◆業務の効率化を進め、仕事の生産性を上げる
先述のとおり、どの社会福祉法人さまにおいても最も大きな課題として挙げられるのが慢性的な人手不足です。通常業務に追われ、採用した職員をしっかり育成していく時間が取れず、そのために早期退職者が後を絶たないという負のループから抜け出せないという組織も少なくありません。現状の業務に優先順位をつけ、例えば思い切って廃止するルーティン作業がないか、処理をAIなどに任せられるものはないか、オペレーションミスによる手戻りをいかにして無くすかなど、生産性向上のヒントを得る教育プログラムをおすすめします。
◆職員同士の多様性を認め合い、チームワークを向上させる
不足する人材を補うために、外国人・シニアの方、短時間勤務の方を採用する取組みが定着してきました。管理者には、雇用形態や経験値・育った環境なども異なるメンバーがシフト制で勤務しているという実態を踏まえたマネジメントが求められます。組織運営においては、職員同士がダイバーシティの考え方を理解し、初心者にも分かりやすい業務フローの構築と周知、そして何より誰もが「チームワークを向上させ、困っているメンバーを一人にしない」という一貫した思いをもつことが重要です。関係者同士のスムーズな意思疎通とフォローが図られることで、先に述べた業務効率化にもつながります。
社会福祉法人向け おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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4つの立場から「人材定着」の問題を解消するプラン
入社メンバーの真の実力を見極め、自組織になじんでもらう準備と中長期的な伴走支援のあり方を理解する。対象者別に各1回・計4回の研修実施ののち、代理面談を導入
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ハラスメント防止への基礎知識と意識を醸成するプラン
一般社員と管理職が、それぞれの立場で正しいハラスメント防止への知識を習得するために、階層別に分かれて教育を実施する
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全社員を3階層に分けた組織クレーム対応力の強化プラン
3カ月で組織のクレーム対応スキルを徹底的に底上げする。そのために、一次対応を行う新人、顧客対応の中核を担う中堅、二次対応を行う管理者に分け、階層別に研修を行う
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ストレスに負けない心とコミュニケーション力を養うプラン
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6カ月で、全社員のエンゲージメントを高める研修プラン
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6カ月で全社員がメンタルヘルス対策を1から学ぶプラン
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現場でのダイバーシティ&インクルージョン実現プラン
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人と社会を大事に、長く愛される組織に生まれ変わるプラン
社会福祉法人向け 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
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ビジネスマナー研修~接遇・CS習得編
CS(顧客満足)意識の向上と、お客さまから好感を得られるワンランク上の接遇スキルを習得する
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福祉・介護業界管理責任者向けハードクレーム対応研修
ハードクレームの基本知識と対応方法を学び、組織として強固な仕組みづくりを行う
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福祉・介護業界向けメンタルヘルス研修(半日間)
ストレスに対処する方法を習得し、コミュニケーションを通して職場の活性化を図る
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ダイバーシティ推進研修~基本知識を習得し、当事者意識を醸成する(半日間)
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クレーム対応研修~苦情対応の正しい手順を学ぶ
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対人関係構築研修~円滑なコミュニケーションのためのスキルを習得する編
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業務フロー作成研修
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ビジネス活用のためのAI・人工知能研修
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コンプライアンス研修~個人情報保護、情報セキュリティ、SNS(半日間)
階層やニーズ別のプログラム
社会福祉法人向け ワークショップ
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ビジネスコミュニケーションワークショップ(半日間)
ゲームを通じて自分と相手の認識のズレを理解し、適切なコミュニケーションを実践する
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チームと相互理解を深める自分のトリセツワークショップ
トリセツシートを使用し、深いレベルでの「自己開示」をすることで相互理解を深め、機能的なチームを作り出す
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ビジネスゲームでチームワークを深めるワークショップ(半日間)
ゲームを通じて対面コミュニケーションのよさを実感し、チームでの仕事の進め方を考える
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ダイバーシティ推進ワークショップ~アンコンシャスバイアスを解消する
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認識のズレをなくしチームワークを高めるコミュニケーション(半日間)
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若手の離職防止を考えるワークショップ(半日間)
社会福祉法人向け 動画教材・eラーニング
社会福祉法人向け 通信教育
研修等とあわせておすすめのサービス
Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
社会福祉法人向け 読み物・コラム
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研修見聞録~人を動かすコミュニケーション研修
プロジェクトリーダーやマネージャーに必要な「洞察力」とは?他者を巻き込み、キーパーソンに働きかけて仕事を動かすスキルを身に着ける、実践に使えるコミュニケーション研修|年間18,993回の研修を実施するインソースの、受講者体験談集
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クレーム対応研修を語る
インソースの「クレーム対応研修」の効果、特徴、演習(ロールプレイング)内容等について、研修制作者が語るページです。インソースのクレーム対応研修」は、お客さまにご納得いただくための「クレーム対応手順」を学ぶ研修です。座学とケーススタディで、実践力を高めていただきます。
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ダイバーシティ&インクルージョン推進でおさえたいポイント
ダイバーシティ&インクルージョンと言っても具体的なイメージがつかめなかったり、それが達成されている状態とはどういうことなのかが分からず、具体的なアクションにつなげていくことが難しいと感じる声を多く伺います。本ページではダイバーシティやインクルージョンが組織とどのように繋がっているのかを学びます。
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知っているだけで心が落ち着くカスハラ対策
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人事労務キーワード集~リテンション(離職防止)
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業務効率化と生産性向上の方法
社会福祉法人向け研修をご検討のお客さまからのご質問
社会福祉法人では、どのような研修を実施することが多いでしょうか?
新入社員から管理職まで幅広い階層に向けて研修を実施しております。近年は特に、階層を問わず、クレーム対応研修とハラスメント防止研修のお問い合わせを多くいただいております。
▶対人関係構築研修 円滑なコミュニケーションのためのスキルを習得する編(1日間)
▶介護・福祉業界向けクレーム対応レベルアップ研修(1日間)
▶介護・福祉業界向け中堅職員研修~調整力を高め関係者とのコミュニケーションを円滑に行う(1日間)
当組織の状況を踏まえたケーススタディは作れますか?
作成可能です。受講者が頭を悩ませがちなシーンや人事ご担当者さまが想定されている課題をご教示いただくことで、貴社オリジナルの「リアル」なケーススタディを作成できます。現場の実態に即したケースで演習を行うことで、普段困っていることやその解決策などについて受講者同士で考え、共有することができ、そのまま現場の実践につなげられるという、高い研修効果を発揮することが可能となります。
また、ケーススタディの作成にあたっては、受講される方々にあらかじめ事前課題アンケートを実施することを推奨いたします。受講者の悩みや課題を具体的にくみとり、ケーススタディやテキストの作成に反映することができるようになります。
社会福祉法人出身の講師に研修を登壇してもらうことは可能ですか?
医療・介護業界出身講師や精神保健福祉士、社会福祉士の資格を持つ講師がおります。ただし、お客さまのご要望によっては、業界出身ではないが社会福祉法人での登壇経験が豊富な講師や、ご希望の研修テーマに精通している講師が登壇することもございます。例えば、クレーム対応であれば、ホテル業界など数多くの接客経験がある講師の方がより受講者さまの学びを深められるなどもありますため、柔軟にご検討をいただければ幸いです。
▶医療・介護業界出身 講師一覧
▶精神保健福祉士取得者 講師一覧
講師は、研修を通じて受講者さまの動機づけをし、学んだ知識を実践できるよう導くため、受講者と講師の「相性」は非常に重要であると考えております。まず基本的にには、お客さまの業界や受講者さまの職種について理解の深い講師をご提案させていただきますが、そのほかにもご要望(一人ひとりに寄り添う姿勢で親しみを感じさせるタイプ、適切な距離を保ち厳しく指導するタイプ、冷静・ロジカルに話すタイプ、熱く語りかけるタイプなど)がございましたら、ぜひお聞かせください。弊社では、「先生」としてではなく、ビジネスパーソンとして「現場」での豊富な経験をもとに、受講者の皆さまの内なる力を引き出すファシリテーターとして、ご支援をいただける「プロフェッショナル」な講師が多数在籍しております。いま、現場で苦労している受講者の皆さまと同じ目線に立ち、共感し、基本的な「型」のみならず、アドバイスや「ビジネスのコツ・勘所」なども合わせてお伝えできる、高い資質を持った講師ばかりですので、安心してご相談ください。
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
やりがいはチームワーク発揮でさらに感じられる。利用者に喜ばれる仕事へと昇華するマインド醸成の秘訣