コンサルティング業界向け研修・サービス～総合ページ | 現場で使える研修ならインソース

コンサルタントの仕事の核は、クライアントが抱える問題の解決です。その実現にはロジカルにものごとを捉えアイデアを導き出し、ソリューションをまとめあげる力が欠かせません。これらの力を発揮するうえでは、一定のビジネス経験を積むことが望ましいですが、同時に先達が形にしてきたフレームワークを個別具体的な事案に適用・応用できるかという点も重要です。当グループの思考力向上研修は知識やノウハウを「現場で使えること」をゴールに定め、講義後にケーススタディなどの体験機会を設けて学びを自分の武器にできるように構成しています。個人の論理力を数値化するアセスメントサービスも提供しています。クライアントへのプレゼンテーション・交渉力を磨きたいとお考えの組織も多いです。

クライアントへの提案や報告の場面では、相手の課題への的確な回答が求められ、ここでコンサルタントの力量が最も問われることとなります。伝える内容もさることながら、相手に信頼感を与える「魅せ方」も重要です。やり取りをする相手が企業のトップであることも少なくないため、いわゆる対処療法のような提案にとどまらず、組織の本質的な課題を掴んでデリケートな領域に細心の注意を払いながら切り込んで説得を重ねる、高度なコミュニケーションスキルも求められます。

ベテランコンサルタントの勘所はもちろん、様々な場面で発揮されます。しかし変化が早く大きいこのＶＵＣＡの時代においては、誰もが予想できなかった原因や結果が現れることも多く、顧客の課題解決にデータを活用し緻密に分析するプロセスは欠かすことができません。組織内に蓄積された玉石混合のさまざまな情報を整備し、プログラミング言語Pythonを用いた統計を学ぶなどして、スピーディにものごとの傾向や適切な方針を導き出せる人材の育成が急がれます。

プロジェクトごとに個人や少人数のチームで独自の業務に邁進するコンサルタント職は、組織に所属しているという意識が他の業種に比べると低くなりがちです。また、自ら培った経験によるノウハウを他者に共有することもそう多くはありません。しかしこの状況では、組織の継続的な成長は叶えられません。若手から中堅層、そして管理職へとステップアップするための計画的な教育体系構築のほか、エンゲージメント向上のための施策、後進を育て共に目標達成を目指す関係づくりのご支援もインソースにお任せください。