研修を語る
2024/04/24更新
研修の効果測定を語る
【重点ポイント】
【 その1 】 研修前の一工夫~研修の前に受講者さまのお悩みを集めます
■現場と研修を近づける
インソースでは、大半の研修で、アンケート形式の事前課題を実施しています。これは、受講者さまのお悩みを研修前に挙げていただくもので、それによって、研修を、今まさに現場におきている問題の解決の場として使っていただけます。例えば、「こういうクレームで困っています」というお悩みがあれば、実際に研修に反映させることで、解決の方法がわかり、スッキリしてお帰りいただけます。研修をやりっぱなしにせず、現場と研修を近づけることができるアイテムが「事前課題」なのです。
■モチベーション向上にも一役買います
「事前課題」を行うメリットは他にもあります。人は、頭で分かっても解決策が見出せないと実践しようとは思いません。事前にお悩みを明らかにして研修に臨むことで、研修内容が自分にとって重要・有益であるということを受講者さま自身に感じていただけるとともに、「これならできそうだ」という現場でのモチベーション向上に役立てていただけます。
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【その2 】 研修後の一工夫 ~研修内容を喚起させるアンケートで定着をはかります
■研修後の時間が経つほど効果が現れるアイテム
「事後アンケートは実施するけれど、うまく活用する方法がわからない」という場合は、研修内容を喚起させる事後アンケート、「研修呼び覚まシステム」がおすすめです。これは、「研修のどの要素を今活かしているか」「逆に活かせていない要素は何か」などのアンケートを研修後3ヶ月間、毎月とり続けることによって、「そういえば研修で習った!」と、研修を思い出していただく機会を増やし、効果の定着を図るものです。
■3ヶ月目には定着率が約2倍に!
実際、ある研修では「研修の要素を現場で活用していますか?」というアンケート項目に対して「実際に活用している」という回答が、1ヶ月後と2ヶ月後ではどちらも40%程度でしたが、3ヵ月後になると、約70%に上りました。つまり、継続して研修内容を思い出す仕組みを作ることによって、「現場でも実際やったほうがいいかも」と受講者の方の意識が変わり、研修要素を定着させることができるのです。
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【 その3 】 管理職研修後の一工夫
■管理職研修には添削によるアセスメントを!
研修終了時、受講者の方は一定の達成感を得て、「わかった!」という気持ちになっていただいていると思います。しかし、管理職など上級職の研修では、内容を全て消化しきることはなかなか難しいという側面もあります。そこで行うのが、添削によるアセスメント(評価)です。これは、レポートを書いていただき、個別に添削するものです。受講者個人について、何が分かって、何が分かっていないのかが明確になるので、フィードバックを適切に行うことによって研修効果の定着が期待できます。
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