研修を語る
2022/12/22更新
新人フォロー研修を語る
【ニーズ】
社会人スキルの振り返りと、中だるみや不満からくるモチベーション低下の防止
入社して半年くらいの時期は、モチベーションが低下してくる方も出てくる時期です。その理由としては、次の2点が挙げられます。
①中だるみ
仕事に慣れてきたために、緊張感が薄れ、気持ちがゆるんできます。
②不満の抱え込み
実際に入社してみると、会社に対して抱いていた期待が良くも悪くも裏切られるものです。そして、「思っていたものと違った」という思いを、誰にも話せずに一人で抱え込んでしまいがちです。
そこで、①初心にかえり、また、②抱えている不満を語り合い、すっきりしてもらう場を提供することが求められます。これを実現するのが、本研修です。
【効果】
基礎知識の定着化とモチベーションの向上
①自信を持つ
入社してからこれまでの経験を振り返ることで、自分が成長したことを実感し、今後の自信につなげることができます。
②基礎知識を復習する
ビジネスパーソンとして基本的なマナーやスキル等を再確認します。
③明確な目標を持つ
目標設定ワークを通じて、これから何をしていくべきか、明確な目標が立てられます。
【特徴】
自分を振り返り、情報を共有する
話し合うことを重要視している点が本研修の特徴です。先程も述べた通り、本研修は、入社してからこれまでについて語り合う場を提供する側面も持ち合わせています。モチベーションの低下や自己啓発の促進をする際は、自分自身の現在の実力や立ち位置を明確にしておくことが必要です。そこで、同僚同士で自由に話す時間を重視しています。ワークも通常の研修よりも長めに設定しています。
【研修の流れ】
振り返りから目標設定
①これまでの振り返り
これまでの経験を振り返るグループワークを行います。
②基礎の振り返り
社会人としての基礎を復習します(内容は、研修ご担当者さまのニーズや仕事内容に応じて随時異なります)。
③目標設定
翌日からどのように行動していくか、目標を設定するワークを行います。
【演習】
仕事の仕方を振り返る
入社してからこれまでの経験を振り返り、「実際に仕事をしてみて感じたこと」などについて考えていただき、全員で共有します。進め方は、次の通りです。
①個人の考えをまとめる。
②4~6人のグループになり、1人ずつ発表し、グループ内で共有する。
その際には、ただ発表するだけでなく、なぜそう感じたのかという理由についても、グループ内でディスカッションしていただき、共有を図ります。
③グループごとに発表し、全員で共有する。
④講師からのフィードバックを行う。
発表を行うと、なかには愚痴や不満の類も出てきます。それを、単に発表して終わりにさせるのではなく、講師から適切なフィードバックを行います。
・自分だけではないという認識
そのような愚痴は、どの会社にも存在するものです。自分だけが不運だと思わないことが大切であることを説明します。
・具体的な解決策を考える
たとえ今は何もできなかったとしても、自分が先輩になったら、上司になったら何ができるのか、具体的な解決策を一緒に考えていきます。そして、将来的にその解決策を実現していくことが、自分自身の役目であることを認識していただきます。
目標設定
研修を踏まえ、今後の目標を設定し、それに向けた具体的な行動計画を立てていただきます。進め方は、次の通りです。
- ①個人、およびグループで、自分自身の強み・弱みを考える
- ②上記を前提として、個人、およびグループで、自分自身の理想の姿を考える
- ③上記を前提として、今後の目標を立てる
- ④上記で立てた目標をブレイクダウンし、具体的な行動計画を立てる
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