労務管理研修
研修の特徴・目的
労務管理は、働きやすい職場環境づくり・経営の重要課題
労務管理は管理職の義務であり、必須の知識
労務管理とは、組織において、経営者などがその従業員に対して行う管理全般、つまり「人」を対象とした管理のことです。例えば、採用、雇用・退職・解雇、賃金・手当、労働時間、休日、安全衛生、社員教育・評価などに関係します。労務管理は企業経営を大きく左右する非常に重要なポイントです。したがって企業経営の一翼を担う管理職にとって、労務管理は必須の知識といえます。
労務管理は人的資本経営と密接に結びついている
管理職は、「労働者を使う」権利を行使することで成果をあげることを意識するとともに、適切な使い方を通して「労働者を守る」義務を負っていることを認識する必要があります。労務管理がうまくできていないと、業務に支障をきたすだけでなく、最悪の場合、民事訴訟や刑事訴訟にまで発展する可能性があります。適切な労務管理は、人的資本に関する情報開示の観点からも重要です。
労務管理研修のポイント
最短2時間で、最低限の労務管理の知識が身につく
1日間の研修から短時間研修まで、様々なラインナップをご用意しており、最短2時間で労務管理の基本を学ぶことができます。労務管理の実行者として知っておくべき、最低限の知識を概括した貴組織に最適なプログラムをご提案いたします。
豊富なビジネス経験を持つ講師から、現場での労務管理の活かし方を学べる
法律の専門家ではなく、ビジネス経験豊富な講師が登壇します。ビジネスの現場を知っているからこそ実務における労務管理の活かし方や注意点を理解しており、実践を前提にした講義を展開できます。単なる知識付与にとどまらず、「残業削減のための具体的な対策を講じる」「部下が働きやすい職場づくりを考える」など、自組織にあてはめて考えるワークを通して学ぶことで、労務管理を自分事として捉えられるようになります。
従業員や部下のウェルビーイングを意識した労務管理が実現できる
特に近年では、デジタル化の進展やテレワークの浸透など、労務管理をとりまく環境にも大きな変化が起きており、そうした変化に合った実践的な労務管理について学びたいという声が多く寄せられています。「残業削減と生産性向上を同時に実現させる」「ライフイベントに応じて柔軟な働き方をサポートする」など、新しい労務管理の在り方に合わせて、メンバーが心身ともに健やかに働いてもらうための「ウェルビーイング」についてもお伝えします。
「今」を捉えたインソースの研修
インソースでは、時代の変化に寄り添い新たなニーズに応えるため、毎月新作研修を開発しております。外部環境の変化に対応すべく今必要なスキル、最近耳にする新しい分野など多数ご用意しておりますので、その中で本テーマにおける新作研修をご紹介します。
外国人マネージャー向け労務管理研修
研修開発者の思い・こだわり
勤怠管理や解雇のルールなど、外国籍の管理職が日本の法知識を正しく学ぶことは、組織を運営するうえで欠かせません。万が一問題が起こった場合にも適切な判断ができるよう、まずは基本をおえることが重要です。管理者として労務管理に自信を持ち、職場環境を改善するための実践的なスキルを身につけていただきたいと思い、本研修を企画しました。
労務管理研修 おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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ウェルビーイング人材を増やす、健康促進支援プラン
心身ともに満たされた状態を社員が自ら実現できるよう、健康増進の知識や運動ノウハウを伝え、習慣化させる。個人にそれぞれ学びの機会を与えるほか、集合イベントも企画
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リスク管理のレベルを向上させタフな組織をつくるプラン
主に管理職を中心として、今の時代にそれぞれの立場で必要な「リスクマネジメントスキル」を習得してもらい、全社のリスク管理レベルの向上や業績の拡大、安定を目指す
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自組織なりの人的資本経営をシステム導入で叶えるプラン
利益や価値を生み出す資産として人材に投資し、企業価値を高める経営ができているかを測る情報を自社の狙い通りに導き出すノウハウと、簡単に抽出するツールを導入する
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「部下のやる気を引き出す」キャリア支援力強化プラン
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6カ月で全社員がメンタルヘルス対策を1から学ぶプラン
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リモートワーク下の新人・若手を育て成果を出させるプラン
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障がいのある方の活躍を促し、組織力向上を目指すプラン
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4つの立場から「人材定着」の問題を解消するプラン
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「人を育成する」風土醸成に向け教育体系を構築するプラン
労務管理研修 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
階層やニーズ別のプログラム
コンプライアンスの労務リスクを学ぶ
- 管理職向けコンプライアンス研修~組織における不祥事防止(半日間)
- コンプライアンス基礎研修~組織のリスクを網羅的に学ぶ
- コンプライアンス研修~個人情報保護、情報セキュリティのリスクを知る(半日間)
- コンプライアンス研修~判断の難しいグレーゾーンを事例で考える
- 違反事例から学ぶコンプライアンス研修(2時間)
- 若手・中堅向けコンプライアンス研修~自分の行動を振り返り意識を磨く(半日間)
- 新人向けコンプライアンス研修~基本的な知識と対処法を身につける(半日間)
- リスクマネジメント研修~人権デューデリジェンス導入に向けた基本知識(半日間)
- 非正規・委託人材活用の基本を学ぶ研修(半日間)
- 人的資本経営を知る研修~ESGのS(社会)を重視する人材戦略(半日間)
労務管理を含むその他研修
労務と関連する様々なテーマ
- 管理職研修~育成から人材の定着までの要諦を学ぶ
- 管理職向け従業員エンゲージメント向上研修~働きがいのある職場づくりで活性化
- ワーク・エンゲージメント向上研修~いきいきと働くための取り組み(半日間)
- 健康経営推進研修~ウェルビーイングを通してエンゲージメントを高める(半日間)
- リテンションマネジメント研修~離職防止に向けた一貫性のある取り組み(半日間)
- ダイバーシティ&インクルージョン研修~個を活かし競争力を高める(半日間)
- アンコンシャス・バイアス研修~決めつけを打破し、職場風土を考える(半日間)
- 管理職向けダイバーシティ推進研修~男性の育休取得を支援するり(半日間)
- イクボス研修~管理職として出産・育児支援を考える編(半日間)
- イクボス研修~改正育児・介護休業法への対応を考える(半日間)
労務管理研修 ワークショップ
労務管理研修 動画教材・eラーニング
労務管理研修 おすすめサービス
労務管理研修 Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
労務管理研修 資料ダウンロード
労務管理研修 読み物・コラム
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1日の労働時間と有給休暇の取得率から考える
1日の所定労働時間は、1企業平均7時間48分(前年7時間47分)、労働者1人平均7時間47分(同7時間46分)となっていることが厚生労働省の「就労条件総合調査」で明らかとなった。週所定労働時間は、1企業平均39時間28分(前年39時間25分)、労働者1人平均39時間08分(同39時間04分)となっている。
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派遣社員と正社員の違いは?
同じ仕事でも、派遣社員や正社員といった雇用形態によって、働き方や給料、待遇などに大きな違いがあります。そこで今回は派遣社員と正社員の違いについて徹底解説。仕事に就くにあたって、どちらの雇用形態にするか悩んでいるという方は、是非参考にしてくださいね。
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人事労務キーワード集「高年齢者雇用安定法」とは?
「高年齢者雇用安定法」について、人事・労務の観点から解説します。高年齢者雇用安定法とは、労働意欲を持つ高齢者が長く働けるよう、雇用の確保や活躍できる労働環境の整備を図る法律です。2012年には「65歳までの雇用確保措置」が事業主の義務、2020年に「70歳までの就業確保措置」が努力義務と改正され、2021年4月より施行されています。
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労働基準法から解説~「公休」とは?
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2社に1社の企業で「人材の評価」「賃金・報酬」「昇進・昇格」の制度を変える必要あり
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ライター銀子の一筆「健全なる個体間ギャップ」
研修のプロがお答え労務管理研修 全力Q&A
お客さまから「{{trainingName}}」に多く寄せられるご質問を抜粋して掲載しております。
質問をクリックすることで、回答が表示されます。
研修のプロがお答え労務管理研修 全力Q&A
お客さまから「労務管理研修」に多く寄せられるご質問を掲載しております。
インソースの労務管理研修の特徴はなんですか?
当社の研修で登壇する講師は、実際に経営者や管理職として労務管理を実践してきました。法律の専門家ではフォローしにくい現場のお悩みに、対応した研修を提供できることが特徴です。
どんな内容のワークを実施するのですか?
労働基準法を踏まえて、「子どもが生まれたと打ち明けてきた男性メンバーへの対応」「親の介護のために休みが取りたいと質問してきたメンバーへの対応」など、現場で起こりうるケースにおいて、自分ならどのような対応をとるのか・会社の制度はどうなっているのかを考えたり、自社における残業の現状と課題について考えたりなどのワークに挑戦いただきます。
各研修では当社が考えた基本的なワークをご用意しておりますが、受講者に考えてもらいたいことやご担当者さまが課題に感じていらっしゃることを事前にご教示いただくことで、貴社オリジナルのワークを作成することも可能です。
労務管理研修とセットになるような、おすすめの研修がありますか?
労務管理研修とセットでの実施をおすすめしている研修の一例をご紹介します。
従業員が心身ともに健康で、働きやすい環境を作る
・メンタルヘルス研修~管理職向けラインケア編
・管理職研修~「風通しのよい職場づくり」で職場環境を整える編
労務管理をしつつ、働き方改革の推進に対応する
・働き方改革リーダー研修~チームの時間管理で残業削減・生産性向上
・働き方改革研修~ワークライフバランスの実現を考える編
トラブルの予防と早期対応でリスクを回避する
・リスクマネジメント研修~基本編
・コンプライアンス研修~意識変革から仕組み作り編
その他お客さまの課題に応じて、多様な研修の中からぴったりのものをご案内いたします。お悩みをお聞かせください。
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よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
労務管理は組織を運営するための必須知識。現代の知識にアップデートし、安心して働ける環境をつくる