ゆとり世代強化研修
研修の特徴・目的
ITリテラシーが高く、協調性の高い「ゆとり世代」
ゆとり世代とは、子どもが自分で考え行動する力を身につけ、豊かな人間性をはぐくむことを目的としたゆとり教育制度(2002年度~2010年度)の期間に、小中学校教育を受けていた世代のことです。また、ゆとり世代と呼ばれることに抵抗感を抱いたその下の年齢層の人たちが使いだしたのが、「さとり世代」というものです。
ゆとり世代は一般的に、指示待ち・失敗を恐れる・プライベートを優先するなどのネガティブな傾向がとりあげられがちです。しかし幼いころからインターネットに慣れ親しんでいるため「デジタルネイティブ世代」とも呼ばれ、ITリテラシーや情報処理能力が高いという特徴もあります。さらに、SNSが発展していくなかで育ったことで、多くのコミュニティに属しながら「仲間に喜んでもらうこと」が自分の喜びにつながる、尽くす精神を持つ層とも言われています。自分ではなく、仲間とのつながりや協調を重視する方が多いのです。
このゆとり世代も現在は30歳を越える方が増え、組織においても育成される側から、徐々にリーダーや管理職といった責任のある立場になってきています。インソースでは、このゆとり世代の活躍に向け、対象の指導者にあたる方に向けた研修はもちろん、ITリテラシー・協調性が高いといったポジティブな側面を伸ばす研修や、今後組織・チームを率いていくために必要なスキルを学ぶ研修をおすすめしています。
ゆとり世代強化研修のポイント
ゆとり世代が主体性を発揮し、DXをはじめとして新たなことに挑戦していく
どの組織においてもDX推進が急務です。そこで、デジタルネイティブであるゆとり世代が、今後DX推進の主たる担い手となるべく、主体性を発揮して活躍していくことが求められます。これは、いわゆる理系人材に限ったことではなく、業務内容を熟知する社内の人材であれば誰でもDX推進者としての役割を果たすことが可能です。なぜなら、まずは業務を知らなければ、どこに課題があり、どうすれば効率化できるのかを導き出せないからです。インソースではDXに主体的に挑戦するマインドの醸成、DX推進に必要なスキルを身につけるプログラムを数多く開発しています。
多様な価値観をもつ人材が活躍する組織・チームをつくる
ゆとり世代に限った話ではなく、昨今ではメンバー一人ひとりの価値観がますます多様化してきています。そのため、それぞれがお互いの事情や要望を理解したうえで、「お互いさま」と助け合いながら、チームとして最大の成果を実現することが重要です。このような状況においては、リーダーは成果の最大化に向け、メンバーをひとまとめではなく、個々人としてみる意識をもつことが欠かせません。また、メンバーにもお互いの価値観はそもそも異なることを改めて理解し、よりよいチームづくりに向けどのように歩み寄っていくべきか、その考え方や工夫の仕方を習得させることが肝要です。
上記のような課題には、お互いの仕事観や働くうえでチームメンバーに知っておいてほしいことなどを共有するワークショップや、管理職向けには個々人の適性やスキルに合わせた業務采配の方法を学ぶ研修が好ましいでしょう。
心理的安全性の高い、働きやすい職場環境づくり
一人ひとりが主体的に行動し、成果をあげるためには、心理的安全性が担保されていることが重要です。心理的安全性とは、「メンバー一人ひとりがチームに対して気兼ねなく発言できる、自然体でいられる環境・雰囲気」のことを指します。部下とのコミュニケーションの仕方を工夫することで、心理的安全性を高める方法を習得できる研修なども開発しています。
ゆとり世代強化研修ご検討のお客さまからのご質問
「ゆとり世代強化研修」といっても様々な種類があるようですが、どのように選んだらよいですか?
A.年代の幅が広いので、受講者の階層や組織における課題等によっておすすめのプログラムは変わってきます。まずは、当社営業担当にご相談いただければ、最適なプランをご提案します。なお、各階層に向けたおすすめのプランは、「コア・ソリューションプラン」からもご確認いただけます。
当社の現状にマッチするよう、プログラム内容は変更可能ですか?
A.もちろん可能です。
プログラムを組み立てるにあたっては、貴社の若手社員に求められる役割(階層要件)や、研修実施の背景、受講者の方などについて詳細をヒアリングさせていただきます。業務内容は具体的にどのようなものか、研修のご担当者さまが現状認識されている課題はどのようなものかなど、ぜひご教示ください。受講される方々に事前課題に取り組んでいただき個々人で抱えていらっしゃる課題を明らかにしたうえで研修プログラムに反映させていくことも可能です。
ゆとり世代を率いるために有効なコミュニケーションとは、どのようなものでしょうか?
A.ゆとり世代は、周囲が思っている以上に、周りをよく観察しています。権威だけを振りかざし、上から目線で支配しようとするリーダーには心を傾けませんが、一方で、情熱をもってメンバーのことを考え、チームを引っ張っていくリーダーの言うことは聞きます。そのためには次の2つの要素が必要です。
「理」:原理原則と根拠に基づいて、指示・指導・依頼をする
「情」:こまめなフィードバックと褒め言葉、信頼関係を築こうという姿勢
そして、この2つの要素を兼ね備えたリーダーは、ゆとり世代だけでなく、どの世代、どの属性にも支持されるリーダーだと言えます。今、組織に求められるのは、個々人の成果をチームの成果にかえることのできる、本質をとらえたリーダーなのです。
▶コミュニケーション研修 「ゆとり世代」を活躍させるリーダーになる編(1日間)
研修を依頼してから実施までにどのくらいの期間が必要ですか?
A.貴社向けカスタマイズをどの程度実施するかによって、必要な準備期間は異なります。
「標準的な研修内容でいいからとにかくすぐやりたい!」ということでしたら、ご発注の1週間後の実施も可能な限り対応します。貴社の昇格要件を研修内に盛り込んだり、ケーススタディを職場でありがちなものに変更したりといったカスタマイズをご希望の場合は、最低1カ月、なるべく2カ月以上の期間をいただき、打合わせをしながら準備を進めてまいります。
{{trainingName}}ご検討のお客様からのご質問 ~講師・内容・実施方法など
ゆとり世代強化研修のおすすめプラン
若手全員が集まる機会をつくり、社会人として必要な7つのスキルを強化する。若手が仕事に自信を持てる土台をつくると同時に、お互いを高め合い、刺激し合える関係をつくる
10~20年後に組織の中核を担う若手・中堅社員に、それぞれの立場での主体性や当事者意識を強く持たせ、上司にはそのような部下を育てるためOJT研修を連動して行う
中堅社員が部内の課題解決を推進するために、課題解決力やファシリテート力を身につけ、半年後に成果発表会をするプラン。上長もコーチングなどで部下のサポートを行う
ゆとり世代強化研修のご提供コンテンツ
【基本】
【DXを推進したい】
【立場にふさわしい意欲を引き出したい】
【様々な価値観をもった人材が働きやすい、風通しのよい環境をつくりたい】
- ダイバーシティ時代の管理職研修~3ステップで誰もが活躍できる職場をつくる(1日間)
- ダイバーシティ推進ワークショップ~アンコンシャスバイアスを解消する(1日間)
- ダイバーシティ&インクルージョンの促進ワークショップ~働きやすい職場になるための取り組みを考える(半日間)
- ダイバーシティ&インクルージョン研修~「個」を活かし競争力を高めるための組織戦略を考える(半日間)
- コミュニケーション研修 「ゆとり世代」を活躍させるリーダーになる編(1日間)
- 部下とのコミュニケーション実践研修~心理的安全性の高い職場を作る
- 管理職研修~「風通しのよい職場づくり」で職場環境を整える編
- 管理職研修 「風通しのよい職場づくり」で職場環境を整える編(1日間)
- 風通しのよい職場づくり研修~心理的安全性を高め、成果の出やすいチームをつくる(1日間)
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