データサイエンティストは、企業の課題を抽出して、科学的手法やアルゴリズム、システムを用いてデータを分析・分類し、課題解決を図ります。組織の実情をよく理解しているのは、自社内の人材です。企業の課題に通じた人材がデータを活用することで、より効果的な課題解決が実現できます。
統計学や機械学習の知識・プログラミングの技術など、求められるスキルは少なくないですが、これらを自社人材に身につけさせることで、スムーズに社内のDX推進が進められるようになっていきます。
データサイエンティスト協会では、データサイエンティストに必要なスキルとしてビジネス力・データエンジニアリング力・データサイエンス力を掲げています。
本コースにおいても、効果的なデータ活用のために、これら3つのスキルをバランスよく伸ばしていくことを目指しています。
本コースではAIの基礎知識や分析のための統計学や機械学習の基礎知識、PythonやSQLのプログラミングの学習を通して、データサイエンティストに必要な3つのスキルの基礎を総合的に体得することを目的とします。
本コースを足がかりとして、データサイエンティストの第一歩を踏み出し、課題解決につながるスキルの習得を目指していただけます。
対象者
データサイエンティストに必要なビジネス力・データエンジニアリング力・データサイエンス力の基礎をバランスよく高めて、データ活用を促進したい方。
特に、データサイエンス初学者の方や文系SEの方におすすめです。
開催期間
全7テーマ、12日間
開催時間
1日あたり5時間45分(10:00~16:45)
4月開催分のみ、1日あたり7時間(9:00~17:00)
開催会場
原則、オンライン開催となります。
お客様のご要望がございましたら、来場型と組み合わせた、ハイブリッド型での研修も可能な場合がございます。ぜひご相談ください。
データベース基礎研修(2日間)
データ分析の精度を上げるには、データの収集や抽出・処理など、適切な運用のための準備が欠かせません。ここでは、データサイエンティストに限らず、あらゆるシステムの開発やITの活用に必要不可欠なデータベースの基礎を学びます。
ビジネスデータの分析研修~職場で活かせる統計の基礎とデータ活用法を学ぶ
実際のデータ分析には、統計学や機械学習の知識を持ち合わせていることが必須と言えます。ここでは、Microsoft Excelを使用し、データ分析の基礎である相関係数や回帰分析など、ビジネスにおいて社内のデータを活用するためのスキルを学びます。
ビジネス活用のためのAI・人工知能研修
データサイエンティストは、ただ分析のスキルを身につければよいのではなく、どのように社会的ニーズに応えていけば良いかを知っている必要があります。ここでは、AIという一見難しく見える技術を、ビジネスにどのように取り込んでいけば良いのか、基本的な知識を学びます。
SE向け問題発見研修
SEやITコンサルタントに求められる重要なスキルの1つとして「問題発見力・解決力」が挙げられます。ここでは、現場のシステム開発や要件定義で良く用いられる、問題解決の基本的な流れやマトリックス法、特性要因図などの具体的手法について学び、問題の発見・真因追及のスキルを強化します。
情報活用力養成研修~情報の収集・整理・分析編
データサイエンティストは、情報・データを活用して、社内外の問題解決を進めていきます。ここでは、情報やデータをどのように扱えば良いか、問題を解決するためにどのような仮説を立てれば良いか、どのような分析を行えばよいかなど、店舗運営を主なケースとして扱いながら学んでいきます。
(プログラミング初心者向け)Python基礎研修(3日間)
AI開発の標準言語「Python」を用いてプログラミングの基本を身につけます。機械学習やディープラーニングなどのデータ分析においては、Pythonのライブラリが非常に充実しています。C言語やJavaではなく、Python言語を初めての学習に用いることで、これらの開発にスムーズに移行できるようになります。
AI開発基礎研修~Pythonで機械学習・ディープラーニングを理解する編(3日間)
実際にPythonの機械学習ライブラリを用いて、機械学習・ディープラーニングをハンズオンで学びます。データの前処理、学習、リリースの流れなど、どのようなデータを扱う上でも必要になる、データ処理スキル・データ分析スキルが身につきます。
406,600円/名(税込)
本コースのお申込みはこちら
コース名 | 開催日 | まとめお申込み |
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リスキリングデータサイエンティストコース | 企画中 |
テーマ別のお申込みはこちら
研修名 | 個別のお申込み |
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AIの学習に必要なデータの蓄積・抽出方法を習得する |
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データサイエンティストに必須な統計の基礎を習得する |
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AIをビジネスに活用するための基本が身につく |
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ビジネス課題解決に向けて、的確に課題を把握する力が身につく |
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仮説立案⇒データ収集⇒データの精査⇒データの分析⇒施策立案の流れが身につく |
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AI開発の標準言語「Python」の基礎スキルを身につける |
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AIは簡単に作れる!AIの仕組みや開発の流れ、機械学習・ディープラーニングを学ぶ |
データサイエンティストに求められるスキルは多岐に渡ります。そのため、データサイエンティストになるために、「どんな力を身につければいいか分からない」「どこから勉強すればいいか分からない」といったように、ハードルが高いのが実情です。
そこで本コースでは、主に文系SEの初学者の方を対象として、データサイエンティストとして活躍するために必要なスキルの基礎を総合的に学べるコースを企画しました。
本コースを通してデータサイエンスの世界を体感いただき、データサイエンスを本格的に学ぶきっかけとしていただければ幸いです。
コースすべてではなく、1テーマだけでも参加できますか。
可能です。各テーマの個別ページよりお申込みください。なお、途中のテーマからご参加の場合は、先行実施テーマの内容が前提知識となっているものがございます。前提知識をお持ちでない場合は、併せてお申込みいただくことを強く推奨いたします。
AIやデータサイエンスについて素養がないのですが、ついていけるでしょうか。
本コースはこれまでにAIやデータサイエンスを学んだことがない方でも、無理なくデータサイエンティストの基礎を学べる設計ですので、ご安心ください。
文系がデータサイエンティストになるのは難しいのではないでしょうか。
学ぶ内容として、統計学やプログラミングなど理系の要素があるのは事実です。しかし、自社の課題を把握して言語化する、分析の結果を考察して説明するなど、文系の要素も求められます。文系だから向いていない、理系だから向いているというものではなく、文理融合が重要です。
どうしてデータサイエンティストがこれから求められるのでしょうか。
技術の進歩により、現代社会では大量のデータ、いわゆるビッグデータが扱われるようになりました。ビッグデータを分析することにより自社の課題や問題を科学的なアプローチで解決することが可能になりました。
しかし、AIやビッグデータを扱える人材は、まだまだ少なく、企業は中々データサイエンティストを確保、育成ができないのが現状です。
本コースに参加することでどのようなことができるようになるでしょうか。
データサイエンスの基礎を学ぶことによって、データの読み方や使い方を理解し、データサイエンスの基本手法である回帰分析などが使えるようになります。回帰分析を学ぶことによって、例えば「広告と売り上げの関連性」といったように、要因同士の関連性を分析することができるようになります。
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