(運用担当者向け)システム運用管理入門研修

IT戦略/運用

(運用担当者向け)システム運用管理入門研修

システム利用者に一番近いITエンジニアが理解しておきたいシステムの運用管理のポイントと心構えを学ぶ

No. 6000006 9904057

対象者

  • 新入社員
  • 若手層
  • 中堅層
  • はじめてシステム運用管理を担当する方
  • システム運用に関する全体像を学びたい方

よくあるお悩み・ニーズ

  • システムの導入後、ITエンジニアとしてどのように運用に関わればよいか、わからない
  • トラブルや問い合わせ対応では、場当たり的な対応を繰り返す
  • システム利用者からの要望から、システム改善へつなげることができない

研修内容・特徴outline・feature

本研修は、システムの運用管理(サービスマネジメント)をするために、ITエンジニアとして意識すべき要素を学びます。まずはじめに、運用の仕事の心構えと仕事内容を確認します。次に、システムの構成の管理、関わる人・組織の理解、システム利用者からの要望の訊き方、問い合わせやトラブルの管理方法を学びます。研修を通じて、システム利用者から頼りにされるITエンジニアを目指していただきます。

到達目標goal

  • ①担当するシステムの構成や関わる人・組織がイメージできるようになる
  • ②システム利用者からのシステムに関する要求・要望を正しく訊けるようになる
  • ③問い合わせやトラブル対応の管理のポイントを理解する

研修プログラムprogram

  内容 手法
  • 1.システムに関わる組織を理解する
    (1)システムに関わる組織の全体像
    【ワーク】自身が所属する組織では、システムに関わる体制はどのようなものでしょうか。
    (2)システムを運用する側の役割
    (3)システム開発を委託する側の役割(システム企画部門)
    (4)システムを開発する組織
    (5)問い合わせ先と主な内容
講義
ワーク
  • 2.システム運用に期待されることと心構え
    【ワーク】組織で利用しているシステムに期待されることは何でしょうか。
    (1)システム利用者のために陰で支える運用担当
    (2)「システム利用者」から期待される「エンジニア」であることを意識する~御用聞きだけが仕事ではない
講義
ワーク
  • 3.システムの構成を管理する~モノ、ミドルウェア、ドキュメント
    【ワーク】変更された情報が更新されていないことで起こりうるリスクとしてどのようなことが考えられるでしょうか。
    (1)システム構成を管理するねらい
    (2)モノが今どこにあるかを管理する
    (3)OSやミドルウェアなどの設定を変更したら記録する
    (4)マニュアルを最新化する
    (5)ナレッジ(知識)も積極的に管理する
講義
ワーク
  • 4.状況を正しく訊いて対応する
    (1)システム対象となっている業務を理解する
    (2)システムの「現状の動作」と「期待する動作」、「対象者」を整理する
    (3)対応できること、できないことを整理する
    (4)要望をまとめ、関係者に共有する
    【ワーク】「システムに登録したデータが今日になったら参照できなくなった」と連絡を受けました。 何を確認し、どのように対応しますか
講義
ワーク
  • 5.問い合わせやトラブルの対応をする (インシデント対応・管理)
    (1)問い合わせを受けたり、異常の検知をしたりしたらまずは記録する
    (2)過去の類似事象から対応方法を探す
    (3)優先度を確認し、暫定処置策を見つける
    (4)関係者にエスカレーションする
    (5)恒久的対策を検討する
講義
ワーク
  • 6.ケーススタディ
    (1)トラブル対応のための状況確認をする
    【ワーク】以下のケースについて、具体的にどのような対応をするか共有しましょう。
    (2)修正パッチを適用する
    【ワーク】以下のケースについて、具体的にどのような対応をするかグループ内で共有しましょう。
ワーク
  • 7.まとめ
ワーク

企画者コメントcomment

ITエンジニアはこだわりを持ってモノづくりする一方で、導入後にいかにシステムを使ってもらうかについては関心が薄れがちという声をよく聞きます。

そのため、目先の事しか意識しない場当たり的な対応や、相手の考えを理解せず、開発側の目線からの対応になりがちです。しかし、ユーザ側に最も近くにいて、最も頼りにされる立場にいるのが運用管理エンジニアです。相手の求めることを理解し、より良くシステムを使ってもらうかを考えることが求められています。この「より良くシステムを使ってもらう」ためにエンジニアとして意識すべき要素を学ぶ研修をご用意しました。

スケジュール・お申込み
(オンライン/セミナールーム開催)schedule・application

オンライン開催

セミナールーム開催

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

受講できそうな日時がない… 日程を増やしてほしい… 
そんな時には「研修リクエスト」

研修リクエストサービス

「研修リクエスト」とは、お客さまのご希望の日程、内容、会場で、1名さまから インソースの公開講座を追加設定するサービスです。 サービスの詳細や、リクエスト方法はこちらをご確認ください。

※受講者数1名以上の場合から、リクエストを受け付けております

※ご連絡いただいてから研修実施まで、通常2か月程度かかります(2か月以内での急ぎの実施も、ご相談可能です)

受講者の評価evaluation

実施、実施対象
2023年7月     7名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • システム運用の基礎が学べたので、それをもとに業務において改善のできることを改善していきたいと思います。インシデント対応・管理のノウハウ・優先度の考え方・ナレッジの蓄積などを活用します。
  • 実務に即した内容でしたので、エラー対応時の考え方や質問の仕方など非常に参考になりました。

実施、実施対象
2022年12月     4名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 分かりやすい説明でためになりました。視野を広げて考えること、属人化を防ぐことに活かします。
  • ドキュメントやマニュアル作成にあたり、誰が見ても理解しやすいものを作成していきたい。言葉を定量化したり数字を使うなどして分かりやすい表現を心掛ける。

実施、実施対象
2021年10月     2名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • システム運用に関して意見交換を行う場が少ないので、大変有益でした。業務の定量化による属人化の防止に努めます。
  • これまでユーザー目線でものごとを考えていましたが、システム運用担当の目線をもつことができました。社内での問合せ時やお客様先の運用担当の方とお話しする際に活かします。

実施、実施対象
2021年8月     6名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
83.3%
講師:大変良かった・良かった
83.3%
参加者の声
  • 運用担当者として安全稼働を第一に、障害発生時には状況把握・影響範囲等をしっかり確認します。自身が対応できるものとできないものに分けて、チームで解決に導きます。
  • システム運用に関わる仕事をするうえでの確認すべき点や、行うべき事柄を知ることができました。確認作業の徹底を図り、意思の伝達と受信を密に行います。
  • 仕事の重要度や緊急度などを踏まえて優先順位を考え、スケジュールを立ててから作業に取り掛かります。

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