財務諸表の読み方研修~数字の意味を見通す力を鍛える

人事・総務・財務・法務

財務諸表の読み方研修~数字の意味を見通す力を鍛える

営業職や事業部門の立場で、財務諸表の読み方を知っておくべき4つの理由を学びます

No. 2500004 9916027

対象者

  • 若手層
  • 中堅層
  • 管理職層
  • 営業部門の若手、中堅社員の方
  • 営業部を除く事業部門の中堅社員、管理職の方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 何度か財務諸表の読み方を勉強しているものの、仕事で使うイメージが湧かない
  • P/Lはともかく、BSやCFを見る必要性があまり感じられない
  • 会計士の方が講義をしてくれる財務研修を受講したが、内容が頭に入ってこない

研修内容・特徴outline・feature

財務諸表を読めることはビジネスパーソンの基礎力です。しかし、「実際にどこでそれらが生かされるのか今ひとつわからない」、「過去に財務会計を勉強する機会はあったが、結局身についていない気がする」というのが、経理職以外の方の本音ではないでしょうか。そのような声にお応えして本研修では、財務知識が役立つシーンを具体的に解説しながら、実務で使える財務諸表の読み方を習得します。

営業職や事業部門の方が、財務諸表を読めることによって得られるメリットを4つに絞ってお伝えします。

<4つの理由>
1.経営トップが打ち出す方針の意図が分かる
2.比較をすることで営業活動を評価できる
3.どこを改善すればもっと儲かるかが分かる
4.取引先の信用力や購買力が分かる

>階層・課題に合った「財務研修ラインナップ表」はこちら

到達目標goal

  • ①事業部門の立場で財務諸表を読めることで得られるメリットが分かる
  • ②財務諸表のどこを見れば、損益改善や財務分析、購買力の見極めなどができるかが分かる
  • ③財務諸表から数字の意味を見通す力を身につけることで経営視点の理解を深める

研修プログラムprogram

  内容 手法
  • 1.なぜ財務諸表を読めるとよいのか
    (1)数字は組織の共通言語
    (2)数字を組織の共通言語にする効果
    (3)財務諸表の全体像
    (4)財務諸表の読み方を知っておくべき4つの理由
講義
ワーク
  • 2.理由その1 ~経営トップが打ち出す方針の意図が分かる
    (1)"使用人"の立ち位置から脱却するために
    (2)KPIと業績目標のつながりを理解する 
    (3)コストコントロールの重要性 
    (3)利益は「率」と「額」の両方で見る
    【ワーク】オープンセミナー事業を営むX社について、利益率向上のためのKPIを考える
講義
ワーク
  • 3.理由その2 ~比較をすることで営業活動を評価できる
    (1)損益計算書の基本
    (2)損益計算書の5つの利益
    (3)売上高と営業利益の伸び率を見る ~成長性分析
    (4)利益率を経年比較する ~収益性分析
    (5)同業他社比較を通して自社を客観的に評価する
    【ワーク】ある企業の経営数字から損益分岐点売上高を求める
講義
ワーク
  • 4.理由その3 ~どこを改善すればもっと儲かるかが分かる
    (1)変動費と固定費
    (2)損益分岐点とは
    (3)損益分岐点の計算
    (4)限界利益とは
    (5)損益分岐点の引き下げ
    (6)コスト削減は販管費削減で取り組む
講義
ワーク
  • 5.理由その4 ~取引先の信用力や成長性が分かる
    (1)貸借対照表の基本
    (2)資金の重要性
    (3)購買力の見方
    (4)キャッシュ・フロー計算書の基本 ~カネ周りを判断する
    【ワーク】上場企業の決算書から「今、儲かっているか」「これまでの貯えがあるか」を確認する
講義
  • 6.まとめ
    【ワーク】本日の研修を踏まえ、今後どのように考え方・行動を変えるか考える。
講義

企画者コメントcomment

財務諸表を読めることはビジネスパーソンの基礎力です。しかし、「実際にどこでそれらが生かされるのか今ひとつわからない」、「過去に財務会計を勉強する機会はあったが、結局身についていない気がする」というのが、経理職以外の方の本音ではないでしょうか。そのような声にお応えして本研修では、財務知識が役立つシーンを具体的に解説しながら、実務で使える財務諸表の読み方を習得します。

スケジュール・お申込み
(オンライン型/来場型開催)schedule・application

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

受講者の評価evaluation

研修評価

内容:大変理解できた・理解できた

93.4%

講師:大変良かった・良かった

96.0%

※2023年10月~2024年9月

生成AIによるサマリー(受講者アンケートまとめ)

お客様はこの研修について、財務諸表の読み方や損益分岐点の計算方法を学び、業務に直結する実践的な知識を得られたと評価しています。特に自社や取引先の経営状況を数字で分析する力を養い、コスト管理や利益向上に役立てる意識が高まったとの声が多く寄せられています。また、経営者視点での判断基準を学ぶことで、業務効率化や新規事業の企画にも活用できる内容だったと好評です。さらに、ワークを通じて具体的な理解を深められた点も高く評価されています。
実施、実施対象
2025年8月     10名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
80%
参加者の声
  • 今回の「財務諸表の見方」研修では、企業の経営方針や営業活動の評価、改善点の発見、さらには取引先の状況把握まで、数字を通じて多くの情報が読み取れることを学びました。現状のKPIの見直し及び今後のKPI検討、財務状況等の他社比較等に活かします。
  • 財務諸表を読むにあたり、計算式等は見ながらでないとできないので、資料を活用したいと思いました。また、競合の状況、時系列での確認が大切と理解しましたので、その観点も活かします。
  • 自社の財務状況分析を実践します。自社の決算書を読むことで、自社の立ち位置を把握していきたいと思います。
  • 自社の状況把握および他社との比較に活かします。日々の提案活動でお客様の財務状況を把握して、より刺さる提案を作っていきたいです。

実施、実施対象
2025年7月     6名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 財務三表の基礎的な理解ができたので、これをベースに海外拠点立上げの財務、原価システム導入に役立ていきます。また、自己資本比率に関して、他社だけでなく、自社のパーセンテージも意識していきたいです。
  • 数字から自部門を含め、自社の問題点の発見につなげ、改善に結び付けられたらと思いました。今後もネット等で様々な財務諸表を見て、日々の仕事にも活かせるよう、勉強していきます。
  • 一従業員から、経営側の視点で会社を見ていくということで、財務諸表から見える課題を少しでもクリアしていきます。若手社員にも学んでほしいと思います。
  • 利益率に着目した業務改善、KPIを決めて行動に移す。また、明らかな無駄が多いため、主体性を持って経費削減にも取り組む。
  • 営業活動のツールとして、顧客分析を行う際に活かします。取引を行う際の与信調査の際にも自分なりに分析したいです。

実施、実施対象
2025年6月     6名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 自社の財務状況、他社と比較した強み・弱みの理解に役立てていく。また、自部門の収益管理や経費管理の考え方に取り入れて、適正なKPIを設定したい。
  • 新規事業の企画にあたって、利益の把握・損益分岐点の計算等をしっかり理解して、事業として実現していきたいと思いました。また、限界利益を確認する事で、事業としての価値を把握できる等、今日習った様々な面白い知識を使っていきます。
  • 会社の決算書など、財務状況をちゃんと確認してみようと思いました。また、販管費で削減できそうな費用を見つけるようにします。
  • 決算内容入力や財務諸表の見方を学べたので、内容を理解しながら作業していきたいです。損益計算書の基本、貸借対照表の基本を改めて復習計算をして覚えます。

実施、実施対象
2025年5月     6名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
83.3%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 今まで言葉も理解できていなかったが、大まかに理解できたと思うので、自社の諸表を見て理解を深めうえで、労組等との議論にも活かしていく。
  • 普段、目にしているP/Lの意味を理解できました。また、目的としていたB/S、C/Fの見方についても、実例を交えながら教えていただいたので、会社や他企業の資料確認の際にも活かしていきます。
  • 直接に会社の数字を集めたり、作る業務ではないので、研修受講の前よりもでき上がった資料を読んで意味を理解できるようになれたと思う。まずは、自社の財務諸表を読み込んで、業務改善のための打ち手を考えられるようになる。
  • 実務に役立つ講義で、今後の業務に活かせるような内容であった。自分の会社の財務諸表を見て分析をしていく。また、取引する会社の財務諸表なども積極的に見ていきたい。
  • P/L、B/Sの項目の中でどこに着目すれば良いか、また、各項目の示すものと単語の意味、計算方法などを知ることができ、決算業務への理解が少し深まったと思います。今後、財務分析等にも携わることがあるので参考にします。

読み物・コラムcolumn

数字の向こうにある「経営の考え方」を読み取ろう~財務諸表を使いこなす4つのメリット

2025年7月18日更新

財務諸表を読めることがビジネスパーソンにとって必要なことは認識されていると思います。しかしながら、財務知識が役立つシーンを具体的にイメージできずに、知識を習得する意欲がわかずに挫折してしまう人も多く見受けられます。本コラムでは、財務諸表が読めることで得られる4つのメリットについて解説します。

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内容をよく理解・理解
93.4
講師がとても良い・良い
96.0

※2023年10月~2024年9月

年間実績公開講座の年間実績
受講者数※1
154,113
開催数※1
14,945
講座数※2
4,823
WEBinsource
ご利用社数※2
26,368

※1 2024年7月~2025年6月

※2 2025年6月末時点

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